うなぎ書房
[Wikipedia|▼Menu]

有限会社 うなぎ書房(うなぎしょぼう)は、東京都世田谷区代田にある日本の出版社落語分野の書籍刊行が多い。

社名の由来は「うなぎの寝床」から。創業者は「うなぎのぼりを当て込んで」とも述べている。設立以来、社名を勘違いされ、米のセールスや出前の注文があった。[1][2]
沿革

1998年に立風書房編集者だった稲見茂久が設立[3]。1998年10月29日に応援する有志が、アルカディア市ヶ谷(私学会館)で壮行会「囲む会」を開いた[4]

2005年、稲見は「寄席文化に著しく貢献した」として、第10回林家彦六賞特別賞を受賞している。
刊行物

落語家柳昇の寄席は毎日休みなし』(春風亭柳昇、1999年7月)ISBN 9784901174008

『老いの居場所 - 時には死んだふり』(式田和子、1999年7月)ISBN 9784901174015

志ん生の忘れ物』(小島貞二、1999年12月)ISBN 9784901174022

『師匠の懐中時計』(林家正雀、2000年3月)ISBN 4901174037

『父ちゃんは二代目紙切り正楽』(桂小南治(文)、林家二楽(絵)2000年4月)ISBN 9784901174046

『相手を不幸にしない会話 - ユーモア・ショートショート40』(村瀬継弥、2000年10月)ISBN 9784901174060

『落語家米丸 笑いの引き出し』(桂米丸、2000年12月)ISBN 9784901174053

『背中の志ん生 - 落語家圓菊』(古今亭円菊、2001年5月)ISBN 9784901174077

『ペンギン日和 - 銀の輔町を行く』[5](高野ひろし、2001年8月)ISBN 9784901174084

『十代文治 噺家のかたち』(桂文治(10代)(著)、太田博(編)、2001年12月)ISBN 9784901174091

『歳のとりかた』(式田和子(著)式田恭子(編)、2002年4月)ISBN 9784901174107

『ヨイショ志ん駒一代 - 志ん生最後の弟子』(古今亭志ん駒、2002年10月)ISBN 9784901174114

『寄席おもしろ帖』(長井好弘(文)・林家正楽(紙切り)、2003年4月)ISBN 9784901174121

『こんな落語家がいた - 戦中・戦後の演芸視』(小島貞二、2003年8月)ISBN 9784901174138

『師匠の懐中時計(増補)』(林家正雀、2003年9月)ISBN 9784901174145

志ん生を撮った! - 元祖寄席カメラマン秘話』(金子桂三、2004年3月)ISBN 9784901174152

『バカの中身 - 木久蔵一代』(林家木久蔵(初代)、2004年6月)ISBN 9784901174169

『寄席おもしろ帖 第2集(おかわりッ)』(長井好弘、2004年11月)ISBN 9784901174176

『最後の噺家 こだわり文治の泣きどころ』(中島英雄[6]、2005年2月)ISBN 9784901174183

『落語見取り図 - 笑いの誕生・職人ばなし』(関厚生、2005年7月)ISBN 9784901174190

『不死身の落語家(はなしか)』(春風亭柳桜、2005年12月)ISBN 9784901174206

『極上歌丸ばなし』(桂歌丸(著)山本進(編)、2006年6月)[7]ISBN 9784901174213

『ぜいたくな落語家(はなしか)- 六代目小さん』(柳家小さん(6代目)(著)、大野善弘(編)、2006年9月)ISBN 9784901174220

『噺家渡世 - 扇橋百景』(入船亭扇橋(著)、長井好弘(編)、2007年7月)ISBN 9784901174237

談志狂時代 - 落語家談幸七番勝負』(立川談幸、2008年2月)ISBN 9784901174244

『落語家柳昇の寄席は毎日休みなし(新装改訂版)』(春風亭柳昇、2008年7月)ISBN 9784901174251

『談志狂時代 <2>』(立川談幸、2009年1月)ISBN 9784901174268


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:18 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef