うちの3姉妹
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うちの3姉妹
ジャンル
エッセイ漫画
漫画
作者松本ぷりっつ
出版社竹書房
掲載誌まんがくらぶ
すくすくパラダイス
発表期間2005年10月1日 - 2011年4月19日
巻数書籍:16巻
漫画:4巻
アニメ:うちの3姉妹(第1期)
うちの3姉妹 おかわりぱれたい(第2期)
原作松本ぷりっつ
監督東堂いづみ
キャラクターデザイン入好さとる、趙娟珠
音楽武井浩之
アニメーション制作東映アニメーション
STUDIO ANIMAL
製作3姉妹プロジェクト
放送局テレビ東京系列ほか
放送期間2008年4月8日 - 2010年12月28日
話数全141話
フー
スー
チー
お母さん
お父さん
モプシー大谷育江
かないみか
川田妙子
藤村知可
辻谷耕史
芝原チヤコ
映画:えいが うちの3姉妹
監督大宮一仁
配給東映
封切日2019年4月26日
上映時間15分
フー(長女)
スー(次女)
チー(三女)
お母さん
お父さん
モプシー(ペットのうさぎ)大谷育江
かないみか
川田妙子
藤村知可
三宅貴大
芝原チヤコ
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『うちの3姉妹』(うちのさんしまい)は、松本ぷりっつによる挿絵入りのブログ、ならびにそれをまとめて主婦の友社から出版された書籍(エッセイ)。また竹書房の雑誌まんがくらぶすくすくパラダイスに連載されていたエッセイ漫画、およびこれらを原作とするテレビアニメ作品。

原作となる同名のブログは2011年4月19日で更新を終了し、新たなブログ『おっぺけですけど いいでそべつに。』が開設された。また、それ以降に出版される主婦の友社の書籍は『ぷりっつさんち』に、竹書房の漫画は『うちはおっぺけ 3姉妹といっしょ』に改題されている。また、2013年には新たに3匹のネコとの生活を描いた『うちの3ねこ』がまんがライフオリジナルに掲載され単行本も発刊された。これらの作品群は『うちの3姉妹』の実質的な続編であるため、本項であわせて扱うものとする。
概要

2005年10月1日より『うちの3姉妹 ?マンガで見る今日の出来事?』を発信開始。個性が強すぎる3人の娘たちの育児と日常の実体験を漫画と文章で綴る内容で、2005年アメーバブログ新人賞を獲得。2006年3月にアメーバブログの公式ブログとなった。1日のヒット数は14万件を超え、2010年3月までの総アクセス数は2億件以上に上る。ブログをまとめたエッセイが16巻発行された他、特別編として、『ハワイでおっぺけぺ』や『増刊号 思い出おっぺけぺ』がある。また、竹書房から『まんがくらぶ』『すくすくパラダイス』に掲載された4コマ漫画を収録した単行本も発売されている。2019年1月時点でシリーズ累計発行部数は450万部を突破している[1]

2008年4月からアニメも放送され、それに伴いにんべんのイメージキャラクターとして採用された。その後2010年から『うちの3姉妹 おかわりぱれたい』に改題し、2010年末に終了した。

2008年12月25日にはニンテンドーDS専用アドベンチャーゲーム『うちの3姉妹DS』が、2009年11月12日には続編の『うちの3姉妹DS2 ?3姉妹のお出かけ大作戦?』が、2010年12月9日には続編の『うちの3姉妹のカラオケ歌合戦♪』が発売された。発売元はともにカルチャーブレーン
登場人物

声優名はテレビアニメのもの(字幕の色は母が黄色、フーが水色、スーが緑色)。「うちの3姉妹」本編についての説明を基本とし、続編の説明は【その後】と区切って記載する。
ぷりっつ家(原作) / 松本家(アニメ)
フー
声 -
大谷育江長女。2000年2月5日生まれで、初登場時5歳。「いつも前向きな」O型[2]髪型ツインテール、ピンク系のシャツと青や紫系のスカートで描かれることが多い。長女らしく妹達の面倒を見てあげたり、一緒に遊んであげたりとしっかり者だが天然ボケで突拍子もない言動が多く、ブログ内でのニックネームは「おっぺけぺ」。あるいはメルヘンな発想をする事から「メルヘナー」とも呼ばれる。その独特の発想で展開される劇は作中では「おっぺけぺ劇団」と呼んでいる。周りの影響を受けやすい性格で、将来の夢は妖精オーロラ姫天皇など様々に変化する。が大の苦手。実父の9歳年下の弟やけんちゃん一家の父に夢中になるなど、大のイケメン好きである。イラストを描くのも大好き[2]1歳頃から幼稚園に入園する前までは壁に頭突きといった自傷行動や噛みつきなどの攻撃的な行動が絶えず、母はその時期を「極悪期」、当時のフーを「極悪」「極悪人」と表現している。幼稚園に入園した頃から徐々に落ち着くが、同時に細かいことは気にしない大雑把で大胆な性格へと変化した。
【その後】
6年生のころにバレエを辞めて、ヒップホップを習い始めた[3]。中学生では家庭科部、高校では陸上部に所属。絵が得意で美術大学に進学し[4]、卒業後はイラストレーターになるためにイラスト関係の職についた。ゲーム好き[5]
スー
声 - かないみか次女。2002年6月生まれで、初登場時3歳。O型。青や紫系のシャツとズボンで描かれることが多い。自由奔放で気分屋であることから、ブログ内でのニックネームは「自由人」「リベロ」あるいは「フリーダム」。その性格と裏腹に3姉妹で最も寂しがり屋でナーバスな性格。小さなことに対して強くこだわる一面があり、真面目で几帳面な性格はフーと比較されることも多い。フーよりもビビリ。タラコとマグロが好きで、大好物の味噌きゅうりはブログやアニメでも登場した。幼少期は極めて手のかからない赤ん坊で、夜泣きもせず寝ぐずりもなかった。極悪の真っ只中であったフーに振り回されていた母はこの頃のスーを「菩薩」と呼んでいる。
【その後】
中学では吹奏楽部に所属。フーとチーがバレエやめても1人続けて大学には行かず本格的にバレリーナを目指しているが、アニメオタクで声優に憧れもあり将来の夢については「声の仕事をしてみたい」と両親に話していた[6]。母のYouTubeチャンネルで配信される「わくわくレディオ」に声のみ出演しており[2]、2023年7月28日の配信で今後はゲーム制作に携わることと、ゲーム制作の情報や日常の動画を配信する自身のチャンネルを開設したことを発表した。絶叫マシーンが好き[7]
チー
声 - 川田妙子三女。2004年7月生まれで、初登場時1歳。O型。服装は初登場から赤いロンパース姿で一貫していたが、2006年(アニメは27話から)から赤系のシャツと黄色のオーバーオールで描かれることが多い。ブログやアニメを通じて、途中でイラストが変更されたのはチーのみである。我儘で堂々とした態度から、ブログ内でのニックネームは「社長」、または食いしん坊で食に対する執着心が強いことから「まんま小僧」。それ以外に父からは「ぼん」、父方の祖父(おーちゃん)からは申年生まれに由来する「るー」、続編で入園する幼稚園では「会長」と呼ばれていたことがある。我儘で自信過剰な傾向があるが、その反面思いやりがある一面も見せる。姉たち同様にビビリな性格だが、姉に比べて肝は据わっている。
【その後】
小5の頃友達の影響で中学受験を志して私立中学校に進学、中学校ではバドミントン部に所属。2023年4月に大学生に進学した[8]。母のYouTubeの「わくわくアニメ」に「おどりこ」役で出演している[2]。大の読書好きで、言語能力が高い[2]ため、しりとりが強い[2]。アニメオタクである。
母(お母さん)
声 - 藤村知可3姉妹の母で作者の松本ぷりっつ本人。1974年1月12日生まれ。自他ともに認める「超テキトーな」O型[9]。服装は黄緑のシャツとズボンで描かれることが多い。新しいものや珍しいものが好き[9]。3姉妹の言動・奇行に振り回されながらも鋭いツッコミを入れたり、彼女達の言動をメモに取ったりする。4人兄弟の次女(姉、妹、弟がいる)。結婚する前は幼稚園教諭をしていた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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