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出典検索?: "うずまき" 漫画
うずまき
ジャンルホラー
漫画
作者伊藤潤二
出版社小学館
掲載誌ビッグコミックスピリッツ
レーベルビッグコミックス
発表号1998年7号 - 1999年39号
発表期間1998年1月19日 - 1999年8月30日
巻数全3巻
アニメ:UZUMAKI
原作伊藤潤二
監督長濱博史
音楽コリン・ステットソン
アニメーション制作Drive
製作Production I.G
放送局アダルトスイム
放送期間未定 -
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画、アニメ
ポータル漫画、アニメ
『うずまき』は、伊藤潤二によるホラー漫画。小学館の『週刊ビッグコミックスピリッツ』で1998年7号から1999年39号まで不定期連載された。2000年に映画化された。 うずまきや螺旋は、古来よりその形から拡散する運動性、中心部への注目性、円の持つ循環性などからシンボルや芸術のモチーフとなり、同時にその機能的な形から機械的な用途でも用いられている。また、人工物のみでなく自然界にもうずまき、螺旋の型を成すものは非常に多い。このうずまきの持つ神秘性をテーマに独自の世界観を持って描かれた作品。ホラー漫画としても、繊細な画力とその独自の世界観によって上質な不気味さを出している。 呪われた土地・黒渦町に住む女子高生・五島桐絵とその恋人・斎藤秀一の周りで起こる禍々しいうずまきにまつわる惨劇、怪奇現象が発生する。人がねじれる、カタツムリに人が変身する。台風が町に吸い寄せられる・・・時間と共に徐々に現実と乖離し、捩れ歪む黒渦町。呪いが収束するその中心にあるものは…。 声の項はアニメ版の声優。
概要
あらすじ
登場人物が望まれています。
五島桐絵(ごしま きりえ)
声 - 佐武宇綺[1] / 演 - 初音映莉子(幼少時代:仲根紗央莉)本作の主人公。黒渦町に住む女子高生。
斎藤秀一(さいとう しゅういち)
声 - 三木眞一郎[1] / 演 - フィーファン(幼少時代:田中康暉)桐絵の元同級生で恋人。現在は、隣町の高校に通っている。桐絵に駆け落ちをしようと誘って来る。神経質で、そのためかうずまきを「禍々しいもの」として感知することができる。
斎藤敏夫(さいとう としお)
声 - 松山鷹志[1] / 演 - 大杉漣秀一の父親。会社にも行かず、うずまきの形をしたものをひたすら集めていたが、後に「うずまきは自分でつくりだすもの」との考えから自分の身体を丸め、桶の中でうずまきの形になって死亡した。そして死後、火葬の煙がうずまきとなり、トンボ池に吸い込まれ、これ以降のすべての火葬の煙に同じ現象が発生する。劇中はじめてのうずまきの怪異による被害者となる。
斎藤雪枝(さいとう ゆきえ)
声 - 土井美加[1] / 演 - 高橋惠子秀一の母親。夫の死後、あらゆるうずまきの中に敏夫の死体を見出し、うずまき恐怖症になる。指紋さえもハサミで切り取ってしまうほど重度の恐怖症だったため、となりの緑山市の病院に移される予定だったが、移される前日の夜に耳の蝸牛を破壊してしまい、死亡する。
五島泰雄(ごしま やすお)
声 - 古川登志夫[1] / 演 - 諏訪太郎桐絵の父親。陶芸家。
黒谷あざみ(くろたに あざみ)
声 - 伊瀬茉莉也[1]桐絵の同級生。男子にもてる。
西木和典(にしき かずのり)
桐絵の小・中学校の同級生。
山口満(やまぐち みつる)
演 - 阿部サダヲ桐絵の同級生にしてストーカー。人を驚かすことが好き。
片山徳夫(かたやま とくお)
声 - 松崎克俊[1] / 演 - 深津智男桐絵の同級生。肥満体で動きが鈍く、それが原因でいじめられている。
津村一樹(つむら かずき)
声 - 橘龍丸[1] / 演 - 高野八誠桐絵の同級生。片山をいじめている。
石川志穂(いしかわ しほ)
声 - 福島亜美[1] / 演 - 三輪明日美桐絵の同級生。
横田育生(よこた いくお)
声 - 遠近孝一[1] / 演 - 手塚とおる桐絵のクラスの担任。
丸山千恵(まるやま ちえ)
演 - シン・ウンギョンテレビのリポーター。
用語が望まれています。
トンボ池
黒渦町にある池。火葬場から登った煙などほとんどのうずまきの怪異はこの池にやがて吸い寄せられてしまう。この場所の土を使った陶器には奇妙な模様が浮かび上がる。物語のクライマックスでこの街そのものが元々はうずまきとなっており、その中心がトンボ池であることが判明する。そして最終話でトンボ池の地下にはうずまきをモチーフとした巨大な地下遺跡があることが判明し、トンボ池がうずまきの呪いの原因だったことが判明する。
ヒトマイマイ
呪いにより、人間がカタツムリ化していく現象。これが発生した人ははじめは動きが遅くなり背中にうずまき模様ができる。しばらくするとうずまきが盛り上がり殻となり、最終的に人間サイズのカタツムリになってしまう。黒渦町が荒廃した後は、食糧不足からこのカタツムリを食す者も出始める。
黒い灯台
岬にある灯台。長い間使われていなかったが、突如らせん状の強い光を放ち始める。
長屋
黒渦町に点在する古い長屋。鬼が出没するという噂がある。明治以前に建てられ、今は廃屋と化しているが、幾度の台風が襲っても何故か壊れない。町民たちが増設を繰り返した結果、長屋はトンボ池を中心とした巨大なうずまきの一部だったことが判明する。
竜巻
物語の中盤より、黒渦町の中で起こるちょっとした風も家を吹き飛ばすほどの竜巻となる。このため人々はゆっくりと動かなくてはならなくなる。後に蝶族など竜巻を悪用する者も現れる。
蝶(バタフライ)族
黒渦町に発生する竜巻に乗り、人々や建物を脅かす荒くれ者たち。彼ら自身はドラゴンフライ族と称している。
台風一号
東シナ海に発生した台風。台風の目が非常に小さく、地上からも視認できるという珍しい特徴を持つ。なぜか桐絵に恋心を抱き桐絵を追い回すが、最終的にトンボ池に吸い込まれる。
書誌情報
伊藤潤二 『うずまき』 小学館〈ビッグコミックス〉、全3巻
1998年8月29日発行、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-09-185721-3