うさぎ座アルファ星
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うさぎ座α星[1]A
Alpha Leporis A
仮符号・別名アルネブ[2], Arneb[3][4]
星座うさぎ座
見かけの等級 (mv)2.57[1]
2.56 - 2.62(変光)[5]
変光星型疑わしい[5]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 05h 32m 43.81612s[1]
赤緯 (Dec, δ)?17° 49′ 20.2414″[1]
赤方偏移0.000084[1]
視線速度 (Rv)25.10km/s[1]
固有運動 (μ)赤経: 3.56 ミリ秒/年[1]
赤緯: 1.18 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π)1.47 ± 0.14ミリ秒[1]
(誤差9.5%)
距離2200 ± 200 光年[注 1]
(680 ± 60 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV)-6.6[注 2]

α星の位置
物理的性質
半径70.4 R?
質量8 - 10 M?
自転速度13km/s
スペクトル分類F0Ib [1]
光度13,000 L?[6]
表面温度7,350 K
色指数 (B-V)+0.21[7]
色指数 (U-B)+0.23[7]
色指数 (R-I)+0.21[7]
他のカタログでの名称
うさぎ座11番星[1],
BD -17 1166[1], FK5 207[1],
HD 36673[1], 36673A[1]
HIP 25985[1], HR 1865[1],
SAO 150547[1]、NSV 2128[1]
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うさぎ座α星 (うさぎざアルファせい、α Lep / α Leporis) は、うさぎ座で最も明るい恒星で3等星。目次

1 概要

2 名称

3 脚注

3.1 注釈

3.2 出典


概要

うさぎ座α星は光度階級超巨星に分類される[1][6]。11.2等のB星、11.9等のC星と三重星を成しているが、連星ではなく見かけの重星であるとされる[6]

太陽の5倍という高い窒素の含有率は、CNOサイクルによる水素核融合の副産物として窒素が生じるためとされる[6]。誕生したときの質量は太陽の8?10倍以下と推測されており、将来はネオン酸素からなる白色矮星になると予想されている[6]
名称

固有名のアルネブ[2](Arneb[3][4])はアラビア語で「ウサギ」を意味する al-arnab に由来する[3]。2016年7月20日に国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、Arneb をうさぎ座α星Aの固有名として正式に承認した[4]
脚注

[脚注の使い方]

注釈^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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