いわて銀河鉄道線
盛岡駅に停車中のIGR7000系
基本情報
国 日本
所在地岩手県
種類普通鉄道(在来線・第三セクター鉄道)
起点盛岡駅
終点目時駅
駅数18駅
開業1891年9月1日 (1891-09-01)
国有化1906年11月1日
民営化1987年4月1日
経営移管2002年12月1日
所有者IGRいわて銀河鉄道
運営者IGRいわて銀河鉄道
(第一種鉄道事業者)
日本貨物鉄道(JR貨物)
(第二種鉄道事業者)
使用車両使用車両を参照
路線諸元
路線距離82.0 km
軌間1,067 mm
線路数複線
複線区間全線
電化方式交流20,000 V・50 Hz 架空電車線方式
最高速度100 km/h[1]
路線図
青線は青い森鉄道線への直通区間
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停車場・施設・接続路線
凡例
JR東:東北本線
0.0盛岡駅
JR東: 山田線
3.2青山駅
5.6厨川駅
9.0長根信号場 -1968
10.2巣子駅
12.2滝沢駅
16.6渋民駅
21.3好摩駅
26.9岩手川口駅
32.0いわて沼宮内駅
37.3御堂駅
44.4奥中山高原駅
48.4西岳信号場 -1966
52.2小繋駅
55.3滝見信号場 -1967
59.8小鳥谷駅
64.5一戸駅
67.6鳥越信号場 -1968
70.8二戸駅
73.7斗米駅
78.4金田一温泉駅
82.0目時駅
いわて銀河鉄道線(いわてぎんがてつどうせん、英語: Iwate Galaxy Railway Line)は、岩手県盛岡市の盛岡駅から青森県三戸郡三戸町の目時駅までを結ぶIGRいわて銀河鉄道(第一種鉄道事業者)の鉄道路線である。また、日本貨物鉄道(JR貨物)が第二種鉄道事業者となっている。 元は東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の一部で、2002年(平成14年)12月1日の東北新幹線盛岡駅 - 八戸駅間開業の際に並行在来線として経営分離された区間のうち、IGRいわて銀河鉄道が継承した岩手県内の区間にあたる。なお、青森県内は青い森鉄道が継承した。 なお、IGRいわて銀河鉄道が自社で鉄道資産を保有する線路区間は、盛岡駅北側の場内信号機付近にある会社境界点から目時駅南側の県境上の会社分界点までである[注釈 1]。また、キロポストは分離前のJR東日本東北本線時代の東京起点のものがそのまま使用され、IGR線内各踏切に書かれているキロ数表示も東北本線時代のまま東京からの通算表示となっている[注釈 2]。さらに踏切番号標識も旧東北本線時代のまま油島起点(JR東日本盛岡支社管内)からの連番となっている。 運転系統としては青い森鉄道線目時駅 - 八戸駅間と事実上一体の運行で、すべての列車が各駅停車として運転されており、地域輸送に徹している。 日中時間帯は、盛岡駅 - 滝沢駅間が1時間に2 - 3本程度、滝沢駅 - 好摩駅・いわて沼宮内駅間が1時間に1 - 2本程度、いわて沼宮内駅以北が1 - 2時間に1本程度の運転となっている。 盛岡駅 - 八戸駅間の直通運転系統が1 - 2時間に1本程度(上りは約3時間開く時間帯あり)運行されている。なお、会社境界である目時駅を始発・終着とする列車はなく、乗務員も目時駅で交代せずに盛岡駅 - 八戸駅間を通し乗務する。車掌に関しては青い森鉄道線の乗務はなく、盛岡駅 - 金田一温泉駅間の乗務となる。 それに加えて、盛岡駅 - 滝沢駅・いわて沼宮内駅間の区間列車も多数設定されている(23時台の滝沢行き終電は平日のみの運行)。区間列車はこのほか、盛岡駅 - 好摩駅間の各駅停車が1往復、盛岡駅 - 二戸駅間の各駅停車が朝に1往復、盛岡駅 - 金田一温泉駅間の各駅停車が3.5往復、三沢駅 - 盛岡駅間の各駅停車(八戸駅で列車番号が変更)[注釈 3]が上り1本、二戸駅 - 八戸駅間の各駅停車が夕方に1往復[注釈 4]それぞれ設定されている。
概要
路線データ
管轄(事業種別):IGRいわて銀河鉄道(第一種鉄道事業者) ・日本貨物鉄道(第二種鉄道事業者)
区間(営業キロ):盛岡 - 目時 82.0 km[2]
軌間:1,067 mm(狭軌)
駅数:18駅(起終点駅含む)このうち、目時駅は青森県管理であるため、当路線の自社管轄駅は17駅[2]。なお、IGRいわて銀河鉄道公式サイトの路線図に目時駅は記載されておらず、同社による駅情報ページもない。
複線区間:全線複線
電化区間:全線(交流20,000 V 50 Hz・架空電車線方式)
閉塞方式:複線自動閉塞式(CTC・PRC付帯)
運転指令所:ぎんが指令
最高速度:100 km/h[1]
運行形態
地域輸送