いわき平競輪場
基本情報
所在地福島県いわき市平谷川瀬字西作1
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度2分43.2秒 東経140度53分29.4秒 / 北緯37.045333度 東経140.891500度 / 37.045333; 140.891500
いわき平競輪場(いわきたいらけいりんじょう)は、福島県いわき市にある競輪場。施設所有および主催はいわき市。競技実施はJKA東日本地区本部第8競技実施チーム。 1951年2月5日に開設された当初は平競輪場であったが、1991年4月から現在の名称になった。東北地方に位置する競輪場だが、福島県浜通りの最南端に位置するいわき市は東北地方の中でも気温が高く冬季の降雪の影響が少ないため、通年で本場開催されている。なお、かつては地理的に日没が早かったため冬季は最終競走の発走時間を早めに設定していたが、リニューアル工事(後述)により走路の照明設備が充実したため、現在は他場同様の発走時間を設定することが可能になった。 いわき平では、1978年・2022年[注 2][2]・2024年には日本選手権競輪が、1980年・1983年・1986年・1994年・2010年・2017年・2018年・2021年[注 3][3]にはオールスター競輪が、1997年・2006年には全日本選抜競輪が、2003年には東王座戦が、2013年・2020年[注 4][4]にはサマーナイトフェスティバルといったビッグレースが、それぞれ開催された。 記念競輪(GIII)として『いわき金杯争奪戦』が開催される。かつては12月や3月開催であったが、2014年からは1月[注 5]に開催されている。また、S級シリーズでは現役時代は「3強」時代の一人でもあった阿部道を称え、阿部道杯が開催されている。 2005年9月の記念競輪開催後、施設及びバンクの大幅なリニューアル工事を実施し、一部施設の完成により2006年10月よりプレオープンした。ビルの3階にあたる所までバンクを持ち上げたため、バンクの内側からも観戦可能な構造を持つ数少ない競輪場の一つになっている[5]。全ての施設が完成した2009年3月の記念開催でグランドオープンし、7月17日からはナイター競走「エキサイティングナイター」も開始された(2017年5月以降の一部のFII開催では第1Rを16:30に繰下げて開催していたが、現在はレース数により変動している[6])。なお、ミッドナイト競輪は他場借り上げも含めて開催していなかったが、2023年11月4日より開催されている[7][8]。 マスコットキャラクターの「リュウ君」は当地で発見されたフタバスズキリュウをモチーフとしている。トータリゼータシステムは日本トーターを採用している(但し、オッズ表示や払い戻し金表示などは、以前まで使用していたオムロンのものを引き継いで利用している)。 2008年12月14日、第10レースのレインボーカップファイナルステージ・A級準決勝において、出走した選手が全員失格という珍事が起こり[9]、車券は全額返還となった。詳細は、競輪全員失格事件を参照。 2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では施設に大きな損傷がなかったことにより救援物資の搬入拠点となったため、5月まで本場開催および場外発売が中止され、6月20日より本場開催が再開された。 2015年6月中旬から12月まで本場開催は休み、場外販売のみ。
概要