いろはにほう作
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『いろはにほう作』(いろはにほうさく)は、小林よしのりによる日本ギャグ漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、1984年36号から1986年24号まで連載された。単行本全9巻。
概要

小林がもっとも気に入っているキャラクターは、デビュー作・初連載作・出世作である『東大一直線』の名脇役、多分田吾作である。
『東大快進撃』の終了後、二発目のヒット作が出ず苦しんでいた小林は、多分をあちこちの作品にスター・システム出演させていた。

この多分をアレンジさせたキャラクターで描いた作品が、これまで小林の作品を載せ続けた雑誌では比較的長い部類に入る『週刊ヤングジャンプ』(集英社)の1983年47号に掲載された、『布抜呆作伝』(ふぬけほうさくでん)である(単行本としては講談社コミックス『異能戦士』3巻に収録)。
そして『週刊少年チャンピオン』で初めて手がけた作品が『布抜呆作伝』を原型とする本作だが、「呆」は差別用語であるという理由でひらがな表記となり小林は愕然としたという。

連載第1回目において小林の漫画としては久しぶりに人気投票1位となったが、その後はいくら頑張っても3?4位止まりで、この原因を小林は「当時のチャンピオンはまだ不良ケンカ物の漫画が比較的多く占めていたからではないか」と分析している。

単行本第8巻から完結までは『天才編』となっている(通称であり、サブタイトル等で正式に謳われているわけではない)。小林は当時単行本で「真のアホは真の天才である」という持論を展開しており、それを証明するものとして『天才編』では主人公・ほう作が急に天才物理学者となる姿が描かれている。
第7巻までは一部の話を除いて一話完結であったが、『天才編』は連続したストーリーとなっており、時にシリアスな展開も見られる。

単行本第7巻最終話「ファミコンが欲しか!」は『週刊少年チャンピオン』には掲載されておらず単行本のみに描き下ろされた新作。

本作品での原作者名クレジットは「小林よしのり&異NORMAL-ZOKU」。
小林はこの連載時には既にスタジオ制を敷いており、当時チーフアシスタントだった山田浩一や、現在もアシスタントを続ける広井英雄を含めて4?5人のアシスタントがいた。彼らについては単行本のおまけページ「よしりんの腹いせ日記」などで、そのキャラクターを窺い知ることができる(ここでは小林自身も「最近やたらと髭が伸びる…これって嬉し恥ずかし第二次性徴!?」、「仕事場で夜中一人徹夜してる時にいきなり大声で叫んでしまった」、「仕事場で夜中一人徹夜してる時に大あくびしたらアゴが外れた」など当時の近況も綴っていた)。
登場人物
色埴 ほう作(いろはに ほうさく)
本作の主人公。小学校5年生の夏から中学校入学までが作中で描かれる。
コピーライターを目指し(連載開始当初は並行してデザイナーも志望していた)、九州の馬尻村[1]から上京、安田家にやって来て居候する事になる。その外見・言動ともに底抜けのアホで、常に鼻水を垂らしている。頭頂部がハゲており、ハゲの部分を何度も叩いて刺激し髪を生やそうとしているが効果は見られない。身長は5年生時が99cm、6年生時に102cm。大食漢かつ太りやすい体質(両親や梨子の体型を見ても血統的な物もあると思われる)で、あまりに太りすぎたためダイエットに励む場面もある。ところ構わず堂々と脱糞し、時に自分の体の何倍もの大きさの大便を出す事もある。また性欲の強さも小学生離れしており、特に物語の前半は性犯罪レベルの行動が目立つ。平気で性器を露出する事も多く、天才編では耳栓をした状態で担任の森田の首筋に性器をくっつけて声帯の振動から何を言ったかを読み取るという離れ業をやってのけた。一人称は「あて」で博多弁で話す。連載終盤の『天才編』では阿比留らにいじめられ追い回された挙句、水のない校内プールに頭から突っ込んで大量出血、何針も縫うという大怪我を負う。その際頭部に受けたショックにより天才的頭脳となってしまい(ただしいつもの言動自体はアホのまま)、天才物理学者へと変貌。そして巡航ミサイルに搭載した原子爆弾の製造に始まり、終いには現実の世界では4つの力(電気力磁力強い相互作用弱い相互作用)まで集約された理論物理学を終結させてしまうという究極の「ほう作理論」を発見するなど、クライマックスが展開される。小林によると「単なるアホを描きたかった」。『布抜呆作伝』からの改変にあたり、ほう作と父(傑作)の顔はほぼそのまま継承されたが、名前・母の素性全般・出身地(牛頚村 → 馬尻村)などが変更されている。
安田家の住人
安田 栗之介(やすだ くりのすけ)
次男。ほう作の従兄弟。眼鏡をかけた少年で、垢抜けている典型的な都会っ子。コピーライター志望だというほう作の人物像に期待を寄せていたが、現実とのギャップに驚く。通っている「大中小学校」でも有名な秀才で、「栗之介様」と呼ばれて多くの女生徒の憧れの的。ほう作・栗之介・阿比留・日和の4人は5年生・6年生時ともに同じクラスであり、6年生の途中で転校してきた姫子も同じクラスになる(経堂は別のクラス)。梨子からは「クリちゃん」と呼ばれている(兄は普通に「桃太郎」と呼ばれている)。以下安田家の家族の下の名前はすべて果物から命名されている。
安田 柿衛門(やすだ かきえもん)
父。ほう作にとっては義理の叔父にあたり、ほう作からは「おいちゃん」と呼ばれている。


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