いばらの王
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いばらの王
King of Thorn.
ジャンル
SFアクション
サバイバルアクション[1]
サスペンス
漫画
作者岩原裕二
出版社エンターブレイン

その他の出版社
TOKYOPOP

掲載誌コミックビーム
レーベルビームコミックス
発表号2002年10月号 - 2005年10月号
発表期間2002年 - 2005年
巻数全6巻(詳細は単行本を参照)
話数全37話
映画:いばらの王 -King of Thorn-
原作岩原裕二
監督片山一良
脚本山口宏
キャラクターデザイン松原秀典
メカニックデザイン山根公利
音楽佐橋俊彦
制作サンライズ
製作「いばらの王」製作委員会
配給角川映画
封切日2010年5月1日
上映時間110分
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『いばらの王』(いばらのおう King of Thorn.)は、岩原裕二による日本漫画作品。また、それを原作とした劇場アニメ月刊漫画雑誌コミックビーム』(エンターブレイン)にて、2002年10月号から2005年10月号まで連載された。単行本(コミックス)は全6巻(全37話)。

2008年にアメリカ図書館協会の推薦グラフィックノベルに選出[1]。また、劇場版『いばらの王 -King of Thorn-』は、2009年の第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門をはじめ、各国の映画祭に選出・出品[2]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年2月)(使い方

治療法のない謎の石化病、通称『メドゥーサ』。奇病に蝕まれた世界の人々、その中から選ばれた160人は未来に可能性を託し、冷凍睡眠(コールドスリープ)についた。 しかし・・・ 眠りから目覚めた少女・カスミのその瞳に映ったのは、"いばら"に覆われ廃墟と化していた施設で、目覚めた人々を次々と襲う獰猛な"モンスター"たちの姿であった…… 刻々とタイムリミットが迫りつつある奇病とモンスター、ふたつの死が迫り来る中、カスミはある想いを抱きつつ、生き残った人々ともに生還への可能性を信じて、混乱と哀しみが渦巻く"いばらの古城"からの脱出を目指す。

 なお、漫画版と劇場版では設定がやや異なり、劇場版と漫画版では事件発生から一応の収束までの経過時間や黒幕やキャラクター達の扱いが変更されていたりする。漫画版では施設の設備の劣化状況から経過時間が推察出来る場面はあるがあくまでもミスリードの表現としてであり実際の経過時間は不明なままである。
登場人物

この節の加筆が望まれています。

メインキャラクター
カスミ(Kasumi)
[注 1]
声 - 花澤香菜メガネをかけた、黒髪セミロングの少女。コールドスリープから最初に目覚める[3][4]。双子の姉妹・シズクとともに"メドゥーサ"に感染、それでも2人一緒の未来に望みをかけたが、選ばれなかったシズクとは離れ離れとなって眠りにつく。目覚めてからも離れ離れになったシズクのことを想い続け、彼女のためにもと生き残りをかけて、居合わせた生存者とともに"いばらの古城"からの脱出を試みる。その過程で"メドゥーサ"とは何なのかを知ることに。また事件の核心に自分に関するある重大な秘密が隠されていることをも知ることになる。その正体は本当のカスミの衝動自殺に巻き込まれたシズクがカスミを助けられなかった罪悪感から"メドゥーサ"の能力を駆使して造り出した“ネガティブでない”カスミ。ある意味"メドゥーサ"そのものなのだが生態・肉体構造的には人間となんら変わらない模様。助けられた経緯もありマルコに好意を寄せていくようになる。劇場版の設定:国籍日本国、年齢は15歳、職業は高校生、また名前は『カスミ・イシキ(Kasumi Ishiki)』と、フルネームになった[5][注 1]。加えて、劇場版ではより主人公としての位置づけが明確にされた[1]
マルコ・オーエン(Marco Owen)[6][注 2]
声 - 森川智之粗暴で屈強なイレズミの男。刑期60年の囚人。"いばらの古城"の構造に詳しい。その正体は、かつて「ネットワーク社会の海賊」と呼ばれたハッカー(プログラマー)にして、メドゥーサの調査を任務とするCIAの雇われスパイ[7]。事件に関する何らかの秘密を抱えるが、脱出の先頭となって道を切り拓きつつ、古城に残されたものから"メドゥーサ"や事件の核心へと迫っていく。身分を詐称していることもあり“メドゥーサ”には感染も発症もしていない作中唯一の健康体の人間ではあるものの“メドゥーサ”の能力を知ってからは若干それを欲する場面も見受けられる。身体中や顔のイレズミは潜入のための偽装やゼウスへの挑戦の表れ。名札のストラップや腕輪は偽装された電子ツールであり、名札に至っては小型爆弾として使用可能。過去は名うてのハッカーでありゼウスと追いつ追われつの関係だった。ゼウスが彼に全ての罪を着せて失踪後監収されていたが、事実を把握したCIAにゼウスの居所を知らされ対抗するための切り札の一つとしてマルコ=オーエンという別人を造り出してもらい、施設に潜入した際に最初の事件に遭遇。傷を負って昏倒した後コールドスリープ装置に放り込まれていた。ゼウスには潜入時点で正体がバレており、カスミの覚醒後の行動を誘導する役の一人にされていた。役目を終えたと判断したゼウスの差し向けた特製のゼウス属にコテンパンにのされた後に地下に落とされて死に掛けるが、邂逅したアリスの最後の力で望んでいた“メドゥーサ”の力を手に入れ復活。最後までカスミをサポートし続け、ゼウスとの最後のコンピューター対決にも勝利し生還している。劇場版ではアリスがAIだったこともあり彼女の治療の手が受けられずズタボロ状態でカスミを助けた後行動不能に陥っている(完全に死亡したかどうかは不明)。劇場版の設定:国籍はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国、年齢は24歳、職業は軍人(英国陸軍 特殊空挺部隊 SAS 階級は少尉)となっている[8]。名前は原作と同じ。
ロン(Ron)[注 1]
声 - 乃村健次がたいのよい、黒人のアメリカ人[9]。独身。「おじさん」と呼ばれたのを気にして名乗ったが、結局「ロンおじさん」と呼ばれている。マルコを信用せず彼の不審な単独行動を咎めて「裏切り者」扱いしたり、また眠っているティムを安楽死させようとしたりと言動が粗い。それでも脱出のため手を組むが、怪物達との戦闘で脚を負傷。生還の可能性に絶望してカスミたちと途中で別れるも、その後、カスミたちとは別の形で事件の黒幕に辿り着く。ゼウスに捕らえられた際にゼウス属に改造されかかるが、マルコの介入により見た目は頭髪のみがゼウス属化した(ピンク色になってしまった)程度で済んでいる。劇場版の設定:国籍はアメリカ合衆国、年齢は28歳、職業は警察官、名前は『ロン・ポートマン(Ron Portman)』と、フルネームになった[10][注 1]
ティム(Tim)[11]
声 - 矢島晶子無邪気な少年。


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