いきなり!黄金伝説。
ジャンルバラエティ番組
企画平城隆司(番組立ち上げ)
構成高須光聖、鈴木おさむ
なかじまはじめ 他
総監督友寄隆英
(総合演出・GP兼務)
演出川添浩平、三枝健介
村上直行、前川強
出演者ココリコ
(遠藤章造・田中直樹)
濱口優(よゐこ)
山崎弘也(アンタッチャブル)
タカアンドトシ
(タカ・トシ)
オードリー
(若林正恭・春日俊彰)
榊原郁恵
松居直美
SHELLY
ほか
ナレーター平井誠一 他
製作
製作総指揮友寄隆英
(GP・総合演出兼務)
プロデューサー中野光春、倉島章二
岩本浩一
編集下間俊樹(フリーランス)
服部美里(IMAGICA)
制作テレビ朝日
放送
放送国・地域 日本
公式サイト
『いきなり!黄金伝説。』(いきなり おうごんでんせつ)は、テレビ朝日および系列局で1998年10月6日から2016年9月22日まで毎週木曜日の19:00 - 20:00(JST)に放送されていたバラエティ番組。ココリコの冠番組でもあった。2001年10月18日から2013年5月30日まで19:54 - 20:00にミニ番組の『黄金伝説』も別途放送していた。
この番組の原点となった『ココリコ黄金伝説』(ココリコ おうごんでんせつ)、『ココリコA級伝説』(ココリコ エイきゅうでんせつ)についてもここで述べる。 原点となった番組は1998年10月6日(毎週火曜日1:00 - 1:30〈月曜日深夜〉、深夜水族館枠)にて開始した『ココリコ黄金伝説』。ココリコの2人が苛酷なテーマにチャレンジして「伝説」を達成するという番組内容だった。 1999年4月5日からはネオバラエティ枠(毎週月曜日23:25 - 23:55)に進出して『ココリコA級伝説』と改題、2000年4月18日から毎週火曜日19:00 - 19:54のゴールデンタイムに進出した。以降はココリコ以外の芸人やタレントが「伝説」に挑戦する番組となった。 2001年の秋改編で旧月曜19時枠と火曜19時の当番組枠、旧木曜19時枠の時代劇枠の入れ替えによりその年の10月18日の放送分から木曜19時枠に移動、この時期に後年の番組の存在に欠かせない人物となるよゐこの濱口優が初めて伝説に挑戦した。2002年10月にゴミ屋敷企画にリニューアル、以降マイナーチェンジを繰り返す。2003年11月頃からは、SPで高視聴率を獲得した「1ヶ月1万円節約生活」をレギュラー放送でもメインとして4 - 7週にかけて放送するようになった。濱口が海に潜ってモリで魚を獲った際の「獲ったどー!!」という独特の台詞が流行したのはこの時期である。 2004年12月30日に放送した「『伝説』総集編とココリコの田中直樹の新伝説」SPが高視聴率 (18.0%) だったことを受けて、2005年2月以降「伝説」と銘打った企画が復活した。ただし、メインはあくまで料理や「0円生活」、無人島などであり、かつての過酷さは無い。編集上でもたたくなどのアクションをとる度に効果音を入れたり、動物がしゃべっている体でナレーションを入れる、獰猛な動物や魚が出てくるとCGでゲーム画面のような演出をする等、子どもを意識した漫画的・ゲーム的な演出が散見される。 2013年以降の放送構成は1伝説に付き2 - 3週完結である。これは収録時間が膨大であることや編集時間に莫大な時間がかかるためである。また出演者のスケジュール確保や忙しいスタッフのスケジュール確保という理由もある。この他にも、「無人島0円生活」の長時間スペシャルが他の曜日で放送されることもあった。 視聴率は、節約生活を中心に放送されていた時は15%以上を記録することもあった。しかし2010年4月15日放送回には関西地区の視聴率が1桁台と低迷した。のちに関東地区も視聴率が1桁に低迷するようになった。 2013年10月6日からCS放送テレ朝チャンネル1にて、深夜時代の企画が「ココリコ黄金伝説・A級伝説セレクション」として放送されている。 日本PTA全国協議会による「親が子供に見せたくない番組」では2008年度以降3年連続してランクインしており、2010年度までは16位と上がっている。(2008年度・同率18位、2009年度・同率17位、2010年度・同率16位。) 2009年以降は、毎年年末(12月下旬)には、5?6時間の拡大版が放送されていて、2014年12月25日には、18:00 - 翌0:05に当番組過去最長となる6時間5分の拡大版が放送された。只、末期の2015年には年末の拡大版は放送されず別の特別番組が放送された。 2016年8月25日放送の番組内で、翌月9月22日放送の3時間スペシャルをもってレギュラー放送を終了することが発表された。放送回数は『ココリコ黄金伝説』時代から通算して754回となった[1]。最終回は過去の名場面を振り返る総集編として放送され、これを持って通算18年間の歴史に幕を閉じた。終了後、木曜19時台にはそれまで日曜19時台に放送されていた『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』が枠移動した。また、当番組に代わるココリコ出演番組枠として、同年10月6日(5日深夜)より木曜0:15(水曜24:15)枠にて『なら≒デキ』[2]が放送されており、番組終了時点のレギュラー出演者であった松居直美・タカアンドトシ・オードリーらは日曜10・11時台の新番組『帰れまサンデー(プラス)』に出演している。 2016年12月18日(日曜日)18:57 - 21:26には『いきなり!超過酷伝説。』のタイトルでレギュラー放送終了後初の特番が放送されたが、視聴率的に苦戦したことと、批難を呼ぶことがあり、この回以降行われていない。 レギュラーは自然降板であるが、ふかわと久本は卒業のVTRが流れた。 19:54 - 20:00にミニ番組『黄金伝説』(別番組扱い)が放送されていた。2005年3月までは『いきなり!A級伝説。』として関東ローカルで次週の予告放送がされていたが、2005年4月から2010年9月までは北海道テレビ[注釈 2]にもネットされ、『伝説斬り』に、そして2006年4月からは『黄金伝説』になった。内容は2011年現在、本編の続きや裏話、次回予告など。厳密な放送時間は19:55:00 - 19:56:30で、19:56:30 - 19:57:00は次番組の予告が流れる。また2010年8月からは次番組へのクロスプログラム前の台詞が、19:52:45から当番組内の19:56:25に移動した。字幕放送。2013年現在のネット局はテレビ朝日、北海道テレビ、岩手朝日テレビ、大分朝日放送の4局である。 なお2012年10月以降、通常20:00開始の『木曜ミステリー』がテレビ朝日ほか一部系列局において19:58開始となる場合にはこのミニ番組を休止とし、『いきなり!黄金伝説』を19:58まで延長放送する。ただし『木曜ミステリー』を20:00で飛び乗り放送する系列局では、『いきなり!黄金伝説』は通常通り19:54までの(飛び降り)放送となる。 2013年5月30日をもって終了し、翌週の同年6月6日以降[注釈 3] は『木曜ミステリー』[注釈 4] がテレビ朝日ほか一部系列局において19:58開始となったことにより、本編『いきなり!黄金伝説』は通常時19:58までの放送に変更となる。ただし、『木曜ミステリー』を20:00で飛び乗り放送する系列局では、『いきなり!黄金伝説』は従前通り19:54までの(飛び降り)放送となる。 2015年4月30日からは、『木曜ミステリー』が再び20:00開始に戻るため当番組はさらに2分拡大し、20:00までの放送となった(本番組のミニ枠が復活したのではなく、本編が60分になった)。 2015年10月15日[注釈 5]、2016年1月14日[注釈 6]、4月14日[注釈 7]は、ミニ番組『世界の街道をゆく』を19:54 - 20:00に繰り上げるため、全局で19:54終了。 ココリコの東京における初の冠番組となった。1週間、指定された一品だけで食生活を送らなくてはならない過酷なチャレンジ(ただし飲み物や調味料は可能)はこの当時から始まっている。 この頃は、主に田中1人が伝説に挑戦していた。遠藤は後述する一週間「ガリ」だけを食べる伝説で挑戦した。炎の消防隊という水をかけるミニコーナーもあった。 など。 この頃から、ココリコの2人で一緒に挑戦する伝説や遠藤vs田中の対決形式の伝説が登場した。 基本的に「ココリコ黄金伝説」と同じルールだが、A級伝説になってからは、「ニワトリの卵」(田中挑戦、『A級伝説』初回の企画)であれば卵を産む鶏、「ヤギの乳」(田中挑戦)であれば乳を出すヤギと、食料を生産する動物と同居するルールが追加された。 遠藤が『TVガイド』の取材で「A級芸人とは?」というインタビューに「レストランのメニューを全品注文できる」と答えたところから始まった企画。
概要
出演者
司会
ココリコ
遠藤章造・田中直樹
レギュラー
濱口優(よゐこ)
山崎弘也(アンタッチャブル)
タカアンドトシ
タカ・トシ
オードリー
若林正恭・春日俊彰
榊原郁恵
松居直美
SHELLY
準レギュラー
有野晋哉(よゐこ)
デカ盛三姉妹
小原正子・宇都宮まき・オジョー
デカ盛ピンチヒッター
藤田憲右・パッション屋良
宮川大輔
北陽
虻川美穂子・伊藤さおり
ロバート
秋山竜次・馬場裕之・山本博
ギャル曽根
ロッチ
コカドケンタロウ・中岡創一
フルーツポンチ
村上健志・亘健太郎
我が家
杉山裕之・谷田部俊・坪倉由幸
U字工事
益子卓郎・福田薫
ハリセンボン
近藤春菜・箕輪はるか
河本準一(次長課長)
チュートリアル
徳井義実・福田充徳
ローラ
過去の出演者
石井康太
矢部太郎
ドロンズ石本
東貴博
飯尾和樹
波田陽区
ふかわりょう
久本雅美
柴田英嗣ほか
黄金伝説
過去に行われた「伝説」
ココリコ黄金伝説
主な企画
野生の熊で熊手を作る男(初回放送の伝説で、田中が達成)
K-1をナメる男(マイク・ベルナルドをなめる伝説。失礼な田中の行為を、ベルナルドは優しく許した)
煙突の上で爆笑をとる男(オリジナルギャグを持たない田中が、ギャグ作りに挑む伝説。そこで生まれたギャグが「ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ。俺はお前が気に入った。」、ギャグと認められ伝説達成)
一週間○○を食べ続ける男(田中は「うなぎパイ」、遠藤は「ガリ」に挑戦し伝説達成)
ココリコA級伝説
○○だけで一週間過ごす男
ファミリーレストランのメニューを全て食べきる男
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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