ある日突然恋だった
ジャンルテレビドラマ
脚本鹿水晶子
『ある日突然恋だった』(あるひとつぜんこいだった)は、TBS系列の毎週火曜日21:00 - 21:55の枠で、1982年(昭和57年)4月27日から同年6月22日まで放送されていたテレビドラマ。全9話。 本作は、金子和弘・著のハウツー本『女性相手の商売がわかる本』を原案としている。 主人公・平野勇気は東京・日本橋の毛皮商店「信濃屋嘉兵衛商店」の次男坊。東京から長野に赴任して10年経ったが、ある日、兄の彦一から勇気の元へ電話がかかり「家業を手伝うように」と言われる。更に母のムメから「お前が彦一を助けてくれるなら」と言われたことで、東京へ戻る決心をする。勇気には特定郵便局に勤める野辺かおるという恋人が居て、かおると結婚して長野に落ち着いて暮らそうと思っていた矢先のことであったが、東京へ戻るために意を決して別れを告げた。しかし、かおるも勇気を追って上京する。そして実家の店へ戻った勇気は、業界内での激しい競争の事情と家業のピンチを知り、この競争に勝ち抜くために「ミンクス」というプロジェクトチームを作り、地方に毛皮を売って行こうと作戦を立てる。そして勇気が訪問販売・出張販売のため地方を回る日々が始まる。しかし、かおるもその勇気の行く先々を追って行く……。勇気が家業に力を入れ建て直し、継いでゆくその姿を中心に描いた[1]。 話数放送日サブタイトル演出 TBS 毎週火曜日21:00台枠
内容
キャスト
平野勇気:古谷一行
野辺かおる:中原理恵
花沢知子:小柳ルミ子
岡野庄介:岸部シロー
平野彦一:中条静夫 - 勇気の兄
平野ムメ:正司歌江 - 勇気の母
信濃屋嘉兵衛商店番頭:関口宏
信濃屋嘉兵衛商店のモデル:あき竹城
信濃屋嘉兵衛商店のモデル:萬田久子
信濃屋嘉兵衛商店の運転手:山田隆夫
浅田:蟹江敬三
沢田研二
山本陽子
白鳥茜:池上季実子
平野良子:松金よね子 - 彦一の妻
花沢菊造:浜田寅彦 - 知子の父
鉄夫:宮田恭男
横山貢:荒谷公之 - 知子のかつての恋人(第4話ゲスト)
横山君子:井上夏葉 - 横山貢の妻(第4話ゲスト)
白鳥:西村晃 - 茜の父(第6話ゲスト)
スタッフ
原案:金子和弘『女性相手の商売がわかる本』
プロデューサー:飯島敏宏
脚本:鹿水晶子
演出:桜井秀雄、楠田泰之、松本健
製作:木下プロダクション、TBS
主題歌
「ある日突然恋だった」 歌:古谷一行 (作詞:広田文男、作曲:渡辺博也)
挿入歌「風のかがやく日」 歌:古谷一行 (作詞:広田文男、作曲:渡辺博也)
サブタイトル
11982年4月27日雀のキッスで始まった桜井秀雄
21982年5月4日8000万が消えた!
31982年5月11日追っかけますどこまでも楠田泰之
41982年5月18日危機一髪の夜!
51982年5月25日虹色の心で桜井秀雄
61982年6月1日軽井沢軽井沢!松本健
71982年6月8日あげてもいい!
81982年6月15日毛皮とビキニ楠田泰之
91982年6月22日夜霧よ、ありがとう!桜井秀雄
脚注[脚注の使い方]^ 参考:毎日新聞、朝日新聞、読売新聞、北海道新聞、京都新聞 各縮刷版(1982年4月 - 6月)、『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)
前番組番組名次番組
はまなすの花が咲いたら
(1981.11.10 - 1982.4.20)ある日突然恋だった
(1982.4.27 - 1982.6.22)夏の特選サスペンス
(つなぎ番組・1982.6.29 - 1982.7.20)
↓
おにいちゃん
(1982.7.27 - 1982.10.26)
表
話
編
歴
TBS系列 火曜21時台の連続ドラマ / 木下恵介劇場→木下恵介アワー
1973年10月 - 1987年9月(第1期)
1973年
あんたがたどこさ(第1シリーズ)
1974年
おんな家族
家族あわせ
1975年
あんたがたどこさ(第2シリーズ)
フライパンの唄
1976年
いごこち満点
三男三女婿一匹
1977年
かあさん堂々
晴れのち晴れ
1978年
八甲田山
三男三女婿一匹(第2シリーズ)
混声の森
人はそれをスキャンダルという
1979年
やる気満々
三男三女婿一匹III
1980年代
1980年
あゝ野麦峠
夜明けのタンゴ
一人来い二人来いみんな来い
1981年
愛の滑走路'81
野々村病院物語
はまなすの花が咲いたら
1982年
ある日突然恋だった