あばよ_(研ナオコの曲)
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「あばよ」
研ナオコシングル
初出アルバム『泣き笑い
B面強がりはよせよ
リリース1976年9月25日
規格7インチシングル盤
ジャンルJ-POP
時間317
レーベルキャニオン・レコード
作詞・作曲中島みゆき
ゴールドディスク


第18回日本レコード大賞歌唱賞受賞

第7回日本歌謡大賞放送音楽賞

第5回FNS歌謡祭最優秀歌謡音楽賞

チャート最高順位

週間1位(オリコン

1976年度年間46位(オリコン)

1977年度年間25位(オリコン)

研ナオコ シングル 年表

LA-LA-LA
1976年)あばよ
(1976年)風をくらって
1977年

収録アルバム『泣き笑い

わすれ鳥のうた
(5)あばよ
(6)あなたと私のティータイム
(7)


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「あばよ」
中島みゆき楽曲
収録アルバム『おかえりなさい
リリース1979年11月21日
規格LP
ジャンルニューミュージック
レーベルアードバークキャニオン
作詞者中島みゆき
作曲者中島みゆき
プロデュース中島みゆき
カバー


ちあきなおみ1977年

徳永英明2010年


おかえりなさい』収録順

「あばよ」
(1)髪
(2)

「あばよ」は、1976年9月25日研ナオコが発売した12枚目のシングルである。

オリジナル7インチシングル盤規格品番:C-22。
概要

前作から3ヶ月ぶりのシングルで、アルバム『泣き笑い』よりシングルカットしたものである。研自身オリコンで唯一の1位を獲得、研の最大のヒット曲となった。第18回日本レコード大賞歌唱賞、日本歌謡大賞放送音楽賞、FNS歌謡祭最優秀歌謡音楽賞を受賞している(但し『NHK紅白歌合戦』では一度も披露しておらず、研自身初出場だった1976年『第27回NHK紅白歌合戦』では「LA-LA-LA」を歌唱)。

中島は1979年のアルバム『おかえりなさい』で両曲をセルフカバーした[注 1][1]
「あばよ」制作までの経緯

研が当時出演した『ミノルタカメラ』(現:コニカミノルタ)のCMで、共演した愛川欽也カメラで研を写そうとするが「美人しか撮らない」と言いながらカメラを研から逸らすというシーンで一躍有名になった研を見て中島が「あれだけ人を笑わせることができるんだから、泣かせることもできるんじゃないか」と思ったという[2]。また研も、中島の曲「アザミ嬢のララバイ」を航空機の音楽サービスで聴いて感銘を受けたことから、曲提供を依頼したということもあった[3][4]

1980年1月3日放送のラジオ番組『みゆきと飛んで60分』(HBC)の中で、中島みゆき本人は「あばよ」について、パーソナリティの田中徳志郎(当時HBCアナウンサー)から、「研ナオコさんとかなり綿密なディスカッションというのはあったんですか? 曲を作るときに」聞かれ、中島は「いいえ。お会いしてませんでした。これ、彼女用の曲でないもん」と答えている。続けて、「誰用の曲だったわけですか?」と訊かれ「わたし用」と答え、「それを研ナオコサイドの方から “歌わしてくんないか?” という話があったわけですか?」と聞かれ、「うん。“なんかない?” ってことでね」と答えている。
収録曲

(全作詞・作曲:中島みゆき、編曲:クニ河内
あばよ

強がりはよせよ

カバー
あばよ


ちあきなおみ1977年、アルバム『ルージュ』収録)

中島みゆき1979年、アルバム『おかえりなさい』収録/セルフカバー

キム・ヨンジャ2010年、オムニバスアルバム『エンカのチカラ 芳醇 -ワンダフル・ポップス-』収録)

徳永英明(2010年、アルバム『VOCALIST 4』収録)

宮本浩次(2020年、カバーアルバム『ROMANCE』初回限定盤ボーナスCDに収録、2022年、カバーアルバム「秋の日に」収録。)

強がりはよせよ


中島みゆき(1979年、アルバム『おかえりなさい』収録/セルフカバー)

前述にある通り、タイトルは「強がりはよせヨ」となっている。


脚注
注釈^ ただし「強がりはよせよ」は「強がりはよせヨ」となっており、JASRACデータベースには「強がりはよせヨ」が正題として登録されている。作品コード:052-2227-3。

出典^ JASRAC作品データベース検索サービス J-WID 検索結果
^ “【1976年11月】あばよ/7年目 ようやく歌手として認められた研ナオコ”. スポニチアネックス. スポニチ (2011年11月6日). 2017年11月14日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2018年4月28日閲覧。
^ “バイキング 2017年9月4日(月)”. gooテレビ番組. goo (2017年9月4日). 2018年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月28日閲覧。
^あの年この歌?時代が刻んだ名曲たち?』(BSジャパン)2018年2月13日放送分より、研本人談。

関連項目

1976年の音楽

1977年の音楽


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