あの胸にもういちど
The Girl On A Motorcycle
監督ジャック・カーディフ
脚本ジャック・カーディフ
ロナルド・ダンカン
『あの胸にもういちど』(英: The Girl On A Motorcycle、仏: La Motocyclette)は、1968年に公開されたイギリス・フランス合作の映画。目次 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの小説『オートバイ』を斬新なタッチで描く。主人公レベッカのモデルとなったのは、マンディアルグの友人だったドイツのモーターサイクル・ジャーナリスト、アンケ=イヴ・ゴールドマン(Anke-Eve Goldmann
1 概要
2 ストーリー
3 キャスト
4 キャッチーコピー
5 ビデオグラム
6 出典
7 外部リンク
概要
当初主演予定だったドイツ人女優が麻薬で急死したため代役にマリアンヌ・フェイスフルが起用された[2]。フェイスフル演じるレベッカの全裸に黒革のバイクスーツをまとった姿に魅了されたことをミュージシャンの鈴木慶一[3]、映画監督の内藤誠[4]。鈴木則文[5]、井筒和幸[6]らが語っており、鈴木や井筒は自作にこのファッションを引用を考えたという。1971年に放送されたテレビアニメ『ルパン三世』に登場するバイクに乗る峰不二子は監督のおおすみ正秋が本作のヒロインに影響を受け、モデルにしたものである[7]。 レベッカはバイクに跨り、ハイデルベルクへ向かう。レベッカはそこで、婚約中にもかかわらず、大学教授のダニエルと密会を重ね情事に耽っていた。その後レベッカはレイモンドと結婚するも、サディスティックな面があるダニエルとの不倫を辞めることができずに居た。ある日レベッカはダニエルからディオニソスのバイクを贈られる。レベッカはバイクの虜になり夢中で走るが、予想外の悲劇が彼女を待ち受けていた。 役名俳優日本語吹替 日本では2005年5月11日にDVDがキングレコードより通常版が4935円で、デラックス・エディションが7140円で発売された[2]。2012年にブルーレイ化の際、テレビ放映の吹き替え音源を収録する動きがあったものの、権利元が音源を紛失しており、一般からも録画音源の募集をかけたものの、最終的に発見することができなかった。
ストーリー
キャスト
レベッカマリアンヌ・フェイスフル中島葵
ダニエル アラン・ドロン水島弘
レイモンドロジャー・マットン
レベッカの父親マリウス・ゴーリング
カトリーヌカトリーヌ・ジュールダン
吹き替え:1974年11月6日、日本テレビ.水曜ロードショー「愛と性特集 第1弾 愛と性のバラード あの胸にもういちど」
キャッチーコピー
むせかえるような恋の陶酔に ひとつになって燃える男と女- 人気最高・ドロンの魅力がきらめく 華麗なる愛の名作! (リバイバル)
ビデオグラム
出典^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)261頁