あさま
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「あさま」のその他の用法については「浅間」をご覧ください。

あさま
E7系で運行の「あさま」
(2020年8月)
概要
日本
種類特別急行列車新幹線
現況運行中
地域東京都埼玉県群馬県長野県
前身特急「あさま」「白山」
運行開始1997年10月1日
運営者東日本旅客鉄道(JR東日本)
西日本旅客鉄道(JR西日本、車両のみ)
路線
起点東京駅軽井沢駅
終点長野駅
営業距離222.4km(東京 - 長野間)
使用路線東北新幹線上越新幹線北陸新幹線
車内サービス
クラスグランクラスグリーン車普通車
身障者対応7号車・11号車
座席

グランクラス指定席:12号車

グリーン車指定席:11号車

普通車指定席:6号車 - 10号車

普通車自由席:1号車 - 5号車

技術
車両

E7系(JR東日本長野新幹線車両センター新潟新幹線車両センター

W7系(JR西日本白山総合車両所

軌間1435mm
電化

交流25000V・50Hz
(東京 - 軽井沢間)

交流25000V・60Hz
(軽井沢 - 長野間)

最高速度275 km/h (171 mph) (大宮 - 高崎間)
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あさまは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が、北陸新幹線の主に東京 - 長野間で運行している特別急行列車愛称である。

本項では、北陸新幹線開業以前に信越本線で運転されていた特急「あさま」・「白山」のほか、かつて信越本線長野以南で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。
概要

「あさま」は、1961年10月から1962年12月までの間は小諸 - 新潟間で運転されていた準急列車の列車愛称に初使用された。その後、1962年12月からは1963年9月までは上野 - 長野間の夜行準急列車、また1966年10月から1997年9月までは上野 - 長野・妙高高原直江津間の特急列車で使用された。
列車名について

列車名は群馬長野の県境に位置する浅間山(あさまやま)に由来する。在来線の特急列車[注 1]および新幹線ではいずれも公募によって決定された。

1997年10月1日北陸新幹線高崎 - 長野間が通称・長野新幹線として先行開業した際の愛称公募では2位の得票(第1位は「しらかば」)を得て東京 - 長野間の列車愛称に転用され[1]、現在に至る。2015年3月14日の長野 - 金沢間開業時の列車名公募でも第7位となり(第1位は「はくたか」)、「長野への新幹線として親しみやすくわかりやすいため」という選定理由から、引き続き東京 - 長野間の区間列車として運行されることになった[2][3]
運行概況
現状(金沢開業後)

定期列車は東京 - 長野間に17往復が運転されているほか、朝時間帯に軽井沢→長野間の下り1本が平日のみ設定される。金沢開業時より列車番号及び号番号が500番台から600番台に変更されている。

東京・上野・大宮・高崎・軽井沢・長野が全列車停車駅となっており、佐久平・上田も上り602号を除く全列車が停車する。金沢延伸以前は速達タイプも各駅タイプも全て「あさま」での運行であったが、金沢延伸以降は同区間に「かがやき」「はくたか」が加わった関係で「あさま」は各駅停車タイプの色が濃くなり、金沢延伸により運転本数が大幅に削減された上越新幹線たにがわ」に代わって熊谷本庄早稲田への停車列車の役目も担っている。停車駅数の増加も相まって、所要時間は全体的に長野新幹線時代よりも長くなっている。
停車駅

●:停車、ー:通過、←:通過(上り列車のみ運転)

2023年3月18日現在(定期列車)号数下り本数上り本数東京駅上野駅大宮駅熊谷駅本庄早稲田駅高崎駅安中榛名駅軽井沢駅佐久平駅上田駅長野駅備考
600 - 633号12●●●??●?●●●●
22●●●??●●●●●●
01●●●●←●←●●●●あさま606号
55●●●●?●●●●●●
42●●●●●●?●●●●
55●●●●●●●●●●●
01●●●●●●●●←←●あさま602号
699号10       ●●●●土曜・休日運休

使用車両・編成

2023年3月18日現在の編成図あさま
← 東京・軽井沢長野 →
・編・話・歴・PJRPJRNC

E7系・W7系123456789101112
自自自自自指指指指指GGC







全車禁煙

座席種別・編成は変更される場合がある。

699号は6 - 9号車のみ乗車可能。

凡例
GC=グランクラス指定席G=グリーン車指定席指=普通車指定席自=普通車自由席

JR東日本長野新幹線車両センター新潟新幹線車両センター所属のE7系(F編成・12両)ならびにJR西日本白山総合車両所所属のW7系(W編成・12両)が充当される。

いずれも、高崎 - 軽井沢間に30の急勾配が約30kmにわたって連続すること、軽井沢 - 佐久平間に商用電源周波数50Hz/60Hzの切換セクションが存在することから、高出力主電動機搭載ならびに周波数切換に対応した車両である。

E7系・W7系のグランクラス(12号車)については、全列車専任アテンダントの車内サービスはなく座席のみでの営業となり、「かがやき」より割安なグランクラス料金が設定される[4]

E7系・W7系
(E7系F19編成)

長野開業時

定期列車は東京 - 長野間に27往復、東京 - 軽井沢間に1往復の合計28往復が運転されていた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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