あさが来た
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この項目では、連続テレビ小説について説明しています。真心ブラザーズの楽曲「朝が来た!」については「Eテレ0655&2355」または「Keep on traveling」をご覧ください。

辻村深月の小説およびそれを原作とするテレビドラマ「朝が来る」とは異なります。
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あさが来た
あさが嫁いだ加野屋の屋号の暖簾(撮影用セット)
ジャンルテレビドラマ
原案古川智映子
『小説 土佐堀川』
脚本大森美香(スピンオフは脚本監修)
三谷昌登(スピンオフ)
演出西谷真一(シニア・ディレクター)
新田真三
佐々木善春
尾崎裕和
中野亮平
鈴木航
出演者波瑠
玉木宏
寺島しのぶ
升毅
柄本佑
ディーン・フジオカ
三宅弘城
山内圭哉
友近
桐山照史
鈴木梨央
小芝風花
野々すみ花
清原果耶
森下大地
西畑大吾
工藤阿須加
吉岡里帆
瀬戸康史
辻本茂雄
富田靖子
長塚圭史
山崎銀之丞
梶原善
林与一
萬田久子
辰巳琢郎
風吹ジュン
近藤正臣
宮アあおい
ナレーター杉浦圭子
オープニングAKB48365日の紙飛行機
時代設定1857年安政4年) - 大正時代
製作
製作総指揮佐野元彦(制作統括
プロデューサー福岡利武
熊野律時
制作NHK大阪放送局

放送
放送国・地域 日本
公式サイト

本放送
放送期間2015年9月28日 - 2016年4月2日
12月28日 - 1月3日は休止)。
放送時間月曜日 - 土曜日
8:00 - 8:15(総合)
7:30 - 7:45(BSプレミアム)
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数156

再放送
放送期間同上
放送時間月曜日 - 土曜日
12:45 - 13:00(総合)
23:00 - 23:15(BSプレミアム)
土曜 9:30 - 11:00(1週間分、BSプレミアム)
放送分15 / 90分

あさが来たスピンオフ 割れ鍋にとじ蓋
放送期間2016年4月23日
放送時間21:00 - 22:30
放送枠ザ・プレミアム
放送分90分
回数1

番組年表
前作まれ
次作とと姉ちゃん
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『あさが来た』(あさがきた)は、2015年度下半期放送のNHK連続テレビ小説」第93作。2015年9月28日から2016年4月2日まで放送され、放送期間平均視聴率は23.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯。以下略)となり、連続テレビ小説としては今世紀最高の視聴率を記録した[1](詳細は作品の評価を参照)。

2016年4月23日に、スピンオフドラマ『割れ鍋にとじ蓋』がBSプレミアムで放送された。

2018年11月6日から2019年6月12日までNHK総合で再放送された[2][3][注 1]。このほか、2022年11月21日から2023年5月22日(月曜19時 - 20時50分)までBS12でも放送された。
企画・制作白岡あさのモデル、広岡浅子(自伝『一週一信』(大正7年 1917年))より

ヒロイン・白岡あさのモデルは大阪を拠点に活動した実業家で教育者の広岡浅子1849年 - 1919年)で、その生涯を描いて1988年昭和63年)に出版された古川智映子の『小説 土佐堀川』を原案とし[5][6]大森美香が脚本を手掛ける。広岡浅子は、京都の豪商小石川三井家の三井高益の四女に生まれ、大阪の豪商加島屋一族の広岡信五郎に嫁ぎ、幕末から大正の、日本人の女性が表舞台に出ることがなかった時代に、企業経営者として、銀行生命保険会社、さらには女子大学を日本で初めて作る女性起業家のパイオニアである。

物語は、NHK連続テレビ小説では本作までではもっとも古い年代となる安政4年(西暦1857年)から始まり[7][注 2]、様々な困難を乗り越えて成長するあさと、その家族らを通して、社会に貢献するさまを描くとしている[8][9]

タイトルの「あさが来た」は、「あさ()が来ると新しい世界が始まるような『社会を明るくする』ドラマにしたい」という思いが込められている[8]。また、本作は激動の時代を生き抜いた夫婦愛を描くため、実話の人物・企業・団体名などを改変して大幅に脚色し、フィクションとして制作される[8][注 3]

ヒロインの人選は『マッサン』と同様に、17歳から33歳までと事実上の年齢制限を設けた公募オーディションが行われ[10][11]2015年3月12日、NHK大阪放送局での記者会見で波瑠に決定したと発表された[12][13]。当時歴代最多の2590人が応募した[注 4]

ナレーターをNHK女性アナウンサーが務めたのは、2008年度上半期放送の『』以来である。また、福岡県が主な舞台になるのは1995年度下半期放送の『走らんか!』以来6度目である[15]

2015年4月23日には出演者発表会見が大阪局で行われ[16]、5月15日に京都松竹撮影所でクランクインした[17][18]。江戸時代後期の豪商の娘を演じるため、クランクイン前から波瑠や宮崎をはじめ子役も、所作や箏、そろばん、習字などを練習して撮影に臨んだ[19]。また、ヒロインあさ愛用のそろばん・パチパチはんも準備され[20]、6月2日に大阪局でスタジオ撮影がスタートし、同局スタジオに、朝ドラ史上最も裕福な家に生まれた設定のヒロイン「あさ」の実家・今井家や[21]婚家・加野屋などの豪華セット[22][23]、炭坑のセット[24][25]、銀行のセットなどを設けて撮影された[26]

2015年11月11日、追加キャストとなる新たな出演者発表会見が大阪放送局で行われ[27]2016年3月5日、大阪局スタジオでクランクアップした[28]。通常はマスコミにラストシーンが公開されるが非公開であった[29]
ロケ地など
兵庫県 姫路市
兵庫県立大学環境人間学部 講堂 ゆりの木会館[注 5] - 第1話冒頭[30]、第144話の入学式の場面[31]
京都府 亀岡市
へき亭[32] - 第24話、玉利友信邸玄関
滋賀県 甲賀市
水口こどもの森、甲南町野洲川[33] - 倒産した眉山家がたどり着いた農村
滋賀県 大津市
雄琴のみかん畑[33] - 第55話、惣兵衛が視察したみかん畑
愛知県 犬山市
博物館明治村[34] - 第75話、上京するあさとうめが乗車した陸蒸気
和歌山県 有田市
千田のみかん農園[35] - 第19週、眉山家が営むみかん畑
大阪府 東大阪市
樟徳館[36] - 第20週、第24週、大隈重信
ロケ地ギャラリー

奈良県橿原市今井町(あさの実家・京都の今井家界隈)[37]

八幡堀(はつが山王寺屋へ嫁ぐ場面)[33]

京都府亀岡市丹波国分寺(第35話 新次郎があさを迎えに来る場面)[38]

日吉大社 大宮橋(第53話 新次郎がはつを送る場面)[33][39]

和歌山マリーナシティポルトヨーロッパ(第13週 あさとうめが訪れた明治11年の東京の街並み)[40][41]

兵庫県立あわじ花さじき(最終話 あさが講義をする場面、あさが新次郎と再会する菜の花畑)[42][43]

あらすじ

総集編(前編)、総集編(後編)のサブタイトルに準じる。
九転び十起き(第1週 - 第13週)

1901年明治34年)、白岡あさは「日の出女子大学」の入学式での壇上にて、学問を推奨する祝辞を入学者に述べていた。

遡ること1861年文久元年)、京都の豪商・今井家の次女・あさは、お転婆で好奇心旺盛な11歳の少女だった。ある日、女ゆえに学問を許されないことや勝手に結婚を決められたことに不満を持ち、父・忠興に猛反発して押入れに閉じこもる。そこへ訪れた許婚の白岡新次郎は、ゆっくり考えた上で将来を決めるよう諭し、梅の木で誂えたそろばんを贈る。やがて父からそろばんの手習いを許されてその才能を発揮、いつしか店の番頭たちが目を見張るまでに上達していく。(第1週)

時は流れ1865年慶応元年)、15歳に成長したあさは相変わらずお転婆で、両親や付き人たちを悩ませていたが、同年春に姉・はつと、それぞれ祝言を挙げることが決まる。


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