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この項目では、さだやす圭作の漫画について説明しています。この漫画を原作としたメガドライブ用ゲームについては「ああ播磨灘 (メガドライブ)」をご覧ください。
ああ播磨灘
ジャンルスポーツ漫画
漫画:読むと強くなる横綱漫画 ああ播磨灘
作者さだやす圭
出版社講談社
掲載誌モーニング
レーベルモーニングKC
発表期間1991年 - 1996年
巻数全28巻(文庫版全14巻)
アニメ:見ると強くなる 痛快! 横綱アニメ
ああ播磨灘
原作さだやす圭
監督岡アゆきお
シリーズディレクター長田紀生
キャラクターデザイン新井豊
音楽天野正道
製作テレビ東京
フォールマンオフィス
イージー・フイルム
放送局テレビ東京
放送期間1992年4月23日 - 10月1日
話数全23話
漫画:ああ播磨灘外伝ISAO
作者さだやす圭
出版社講談社
掲載誌イブニング
レーベルイブニングKC
巻数全6巻
ゲーム:ああ播磨灘
対応機種ゲームギア
ゲームボーイ
メガドライブ
発売日1993年7月2日、7月23日、9月3日
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画、アニメ
ポータル漫画、アニメ
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目に含まれる文字「灘」は、オペレーティングシステムやブラウザなどの環境により表示が異なります。
『読むと強くなる横綱漫画 ああ播磨灘』(よむとつよくなるよこづなまんが ああはりまなだ)は、さだやす圭による日本の相撲漫画。『モーニング』(講談社)にて1991年から1996年に連載された。単行本は全28巻(文庫版全14巻)。 敗北や挫折を味わいながら成長するという常套パターンを採らず、主人公は登場時点で既に横綱。そして一度も負けられない宿命を背負った主人公に、次々強敵が襲いかかるというパターンをあえて踏襲。主人公が勝つとわかっていてもハラハラさせるのがこのパターンの王道だが、それを逆手にとって、どんどん超人的になっていく主人公と対照的に、ライバル力士たちの人間ドラマを描き込み、読者に敵役の側に感情移入させる余地を作る構成となっている。 M.A.T.
概要
9月場所初日、新横綱播磨灘は仮面をかぶって土俵入りに登場、人々を驚かせる。さらに、双葉山の69連勝を破ること、今後一度でも負けたらその場で引退することを宣言する。
相撲協会の怒りを買い、全幕内力士を敵に回して、播磨灘の快進撃が始まる。 連載当時、若花田、貴花田、曙らによる相撲ブームが起こり、作者のさだやす圭も大相撲関係のコメントを求められることが多くなった。しかし、ユーモアのつもりで言ったことが、挑発的な物言いのように紹介されることも多く、「播磨灘の様な漫画を描いている作者ならこれくらい言うだろう、と思われている様だ」と困惑させられたという[1]。 特に当時大関の小錦の横綱問題で、励ましとやはりユーモアのつもりで「あの身体に綱をしめたらどんな風になるか見てみたいよ」と語った言葉が、「小錦の横綱姿などきっと見られたものじゃない」というような逆のニュアンスで伝えられてしまったことについては心を痛め、総集編の巻末コメントで小錦に対して謝罪している。 なお、「播磨灘」の四股名は連載当時およびアニメ放送当時は過去に襲名した力士が存在しない架空の四股名であったが、2017年5月場所に尾上部屋所属の播磨灘隼斗
逸話
マスクや仮面を着けて入場してきたり、あるいは刺青を入れていたり、土俵上で相手力士に対して暴言を吐くなど、現実世界の角界と著しく懸け離れた展開がある。主人公のこれらの言動は作中でも批判されているが、それを考慮しても現実離れしすぎた演出には批判的な意見が根強い。 担当声優はアニメ版に準拠。
登場人物
播磨灘の周辺人物
播磨灘勲(はりまなだ いさお)
声 - 大塚明夫本名:山形勲(やまがた いさお)[6]本作の主人公。身長185cm、体重152kg[7]「土俵の上では力こそが全て」という信念を持ち、観客本位の吊り屋根や放送のための仕切り時間制限などの「創られた伝統」を批判、土俵の内では自分に負けた相手に対して取り組みの内容に関係なく暴言を放ったり、制裁に近い駄目押しを加えるなど、角界の禁をことごとく破る、まさに掟破りの土俵の鬼神。作品では描かれていない前場所の15戦全勝を含む二場所連続優勝で横綱に昇進し、新横綱として迎えた秋場所初日の第1話で早くも仮面をかぶって土俵入りし、「どんなこすっからいやり方でも一敗でもしたら、その日限りで引退する」と豪語[8]。