【推しの子】
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この項目では、赤坂アカ(原作)、横槍メンゴ(作画)による漫画について説明しています。この漫画を原作としたアニメについては「【推しの子】 (アニメ)」をご覧ください。

【推しの子】


ジャンル青年漫画転生サスペンス
漫画
原作・原案など赤坂アカ
作画横槍メンゴ
出版社集英社
掲載誌週刊ヤングジャンプ
少年ジャンプ+
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表号2020年21号 -
発表期間2020年4月23日[1] -
巻数既刊14巻(2024年4月18日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『【推しの子】』(おしのこ)は、原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴによる日本漫画作品。

週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2020年21号より連載中[1]。1週遅れでウェブコミック配信サイト少年ジャンプ+』(集英社)でも毎週木曜更新で連載されている[2]
概要

原作担当の赤坂にとって4作目、作画担当の横槍にとって6作目となる連載作品であり、赤坂は『かぐや様は告らせたい?天才たちの恋愛頭脳戦?』連載中に本作を始めており、異例の2作品同時週刊連載となった[2]

主人公の青年が死後に前世の記憶を持ったまま、推していたアイドルの子供に生まれ変わる「転生もの」[3]。ファンタジー設定でありながら、サスペンス要素や現代社会を投影した展開、芸能界の闇へ切り込むリアルさが本作の特徴である[4]

推し」は、アイドルファンなどの間で「応援している人」の意味で使われ[4]、本作タイトルは「推していたアイドルの子供に転生する」という意味が込められており、主人公とその妹のことを指す[5]。表題に含まれる隅付き括弧(【】)は、外側が二重線になった独自記号を用いるのがタイトルロゴでの正式表記とされ、演出上の意味がある伏線となっている[6]

『週刊ヤングジャンプ』2023年37・38合併号より同年41号まで、本編の幕間の短編として、横槍視点で本作を描いた『【推しの子】 -interlude-』が全4回で掲載された[7][8](こちらは作画の横槍が単独で描いている)。
作品解説
執筆.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。 (2023年6月)

赤坂が主に原作担当としてストーリーを、横槍が主に作画を担当するが、完全に分業化されているわけではなく、赤坂が横槍と相談した内容をストーリーへと反映させることもあり[9]、また漫画家でもある赤坂は原稿のネームのほか[10]、主要登場人物のキャラクターデザインの原案も描いている[11]。こうしたことから表紙などの著者名表記では原作、作画といった表記を用いず「赤坂アカ×横槍メンゴ」という表記を用いており、互いの力が単純な足し算ではなく相乗効果されて合わさるという意味が込められているとされる[9]

赤坂が横槍に本作のプロットを見せたのは連載開始の2年前であったとされ、その時点では内容の相談という形であったものの、既に横槍との共著も想定した内容となっていた[12]。横槍と組むことを正式に決めたのは、横槍が読み切り漫画『「かわいい」』を発表した時点(2019年9月[13])とされる[12]

伏線や構成の筋道については執筆前からブレることなく作りこんでいたとしており、恋愛リアリティショー編をはじめ、取り上げる題材については初期プロットの段階から構想が固まっていたという[12]

ただし登場人物の関係性については連載のライブ感を重視し、流動的に変更を加えているとされる[12]。具体的には、当初の中心人物として登場する星野アイが早々と物語から退場する展開や[12]、あまり重要ではない立場で登場したMEMちょが主要登場人物のアイドルユニットに加わりレギュラーキャラクターとなる展開は[12][14]、連載中に思いついて変更した展開とされる。赤坂の実感では、最初から決めている内容が8割で、残りが2割としている[15]

また、将来的にアニメ化や実写化といったメディアミックスが行われる可能性を踏まえて、子役編の連載期間を短くするなどの工夫をしている。なお、アニメ化は2023年に実現したほか、実写映像化も2024年冬の公開が予定されている[16]

「芸能界の闇に切り込む作品」[4]として評価されることも多い本作だが、赤坂や横槍によれば、芸能界の裏側を暴露するジャーナリズム性は本作の本題ではなく、むしろ「そこをメインにしてしまったら、作品としては終わり」であるとし、糺すべき悪人がいるなら司法を通すべきで、漫画を通じて訴える題材ではないという考えを示した[12]。赤坂は、芸能界を縛るしがらみや慣習により、人々の奮闘が幸せな形に繋がらない実情を描くことで「作り手と受け手側のディスコミュニケーションを少しでも埋められる漫画」を目指しているとしている[12]
評価

発表年賞部門結果
2021年
全国書店員が選んだおすすめコミック20214位[17]
出版社コミック担当が選んだおすすめコミック 20214位[17]
マンガ大賞20215位[18]


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