『ぷっ』すま
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『ぷっ』すま
100%ALL NATURAL KUSANAGI&YUSUKE
ジャンルバラエティ番組
演出飯山直樹
出演者草g剛
ユースケ・サンタマリア
大熊英司(テレビ朝日アナウンサー
ナレーター伊津野亮
製作
製作総指揮奥田創史 (GP)
プロデューサー荻野健太郎、小西寛、菊池貴也
編集IMAGICA
制作K-max (制作協力)
製作テレビ朝日 (制作著作)

放送
音声形式モノステレオ放送[注 1](編成上の場合)
放送国・地域 日本
公式サイト

放送開始から1999年3月まで
放送期間1998年10月5日 - 1999年3月29日
放送時間月曜日 23:25 - 23:55(30分)
放送枠ネオバラエティ

1999年4月から2011年9月まで
放送期間1999年4月6日 - 2011年9月27日
放送時間火曜日 23:25 - 23:55
→23:09 - 23:54
→23:15 - 翌0:00
→23:15 - 翌0:10
→23:15 - 翌0:15
放送枠ネオバラエティ
放送分30→45→55→60分

2011年10月から放送終了まで
放送期間2011年10月8日 - 2018年3月31日
放送時間土曜日 0:50 - 1:20(金曜日深夜)
放送分30分
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『『ぷっ』すま』は、1998年10月5日から2018年3月31日までテレビ朝日系列放送されていた深夜バラエティ番組
概要

草g剛SMAP(当時))の冠番組だが、草g剛とユースケ・サンタマリアが共にMCを務めている。2人(番組の通称:“gスケ”)が毎回ゲストと一緒に、いろんな対決で競い合ったり企画に挑戦したりしていた。

開始から半年間は月曜23:25(日本時間、以下も同じ)から30分間だったが、『ナイナイナ』の終了に伴い、1999年4月から火曜23:25からに移動、2000年4月より23:09から45分間、(ただし『大相撲ダイジェスト』放送期間中は30分間。2001年10月から23:15からに)、2002年4月より23:15から55分間(現行で『大相撲ダイジェスト』期間中も変化なしだった)と様変わりしている(いずれもテレビ朝日基準)。そして2009年10月改編で放送時間が5分拡大されて、23:15から翌0:15の放送となった。

当番組の最高平均視聴率は、2005年4月5日放送回のギリギリマスター85分スペシャルで16.3%(ビデオリサーチ調べ)を記録した。また、この視聴率はネオバラ枠が更に深夜へと放送時間が拡大して55分間の番組枠になって以降の、歴代ネオバラ枠番組の最高平均視聴率でもあり、記録保持している[注 2]

オリコン・エンタテインメントが発行していた『オリジナル コンフィデンス』で2004年に「深夜テレビ番組の満足度調査」が行われており、同年の10/18号でそのランキングが発表され、『『ぷっ』すま』は全世代から支持されている深夜テレビ番組の第1位を記録。また、『『ぷっ』すま』のみが唯一、全世代から支持されているという結果になった。その後も、『オリ☆スタ』の2010年11/15号では、「オリ☆スタ読者の視聴ランキングでも常に上位に入る番組」「その人気の秘密」といったフレーズを用いられるなど、長年にわたって高く評価されてきている。

ダウンタウン浜田雅功日本テレビ系列のバラエティ番組『ガキの使い』の2007年4月1日放送分にてコーナー「クイズ浜田雅功の500のコト」の一問一答で、「ついつい見てしまうテレビ番組は?」に『『ぷっ』すま』と発言し、日テレの番組収録中であるにもかかわらず他局である当番組の名前を答えている。さらに、2011年3月29日放送の『『ぷっ』すま』にココリコ遠藤章造がゲストで出演した際には、遠藤が浜田と自身が『『ぷっ』すま』をいつも見ていることを述べているほどである。ほかにも上地雄輔西川史子小島瑠璃子など、当番組のオープニングなどで『『ぷっ』すま』が好きなことやファンであることを明かすゲストがいる。SMAPのメンバーでは香取慎吾がかなりのヘビー視聴者で番組ファンを公言していた。

女優の吉永小百合稲森いずみ、俳優の渡哲也、ロックバンドL'Arc?en?Cielのボーカルhydeなど、普段は滅多にバラエティ番組に出演しない有名人も過去に当番組に出演している。俳優の高橋克典にいたっては当番組において準レギュラー並の出演回数である。過去には、別のバラエティ番組の製作スタッフが、『『ぷっ』すま』のゲストへのオファーは皆さん快く引き受けてくれるといった旨を公にしたことがある。

この番組で草gの手作りカレーが美味いと評されている[注 3]。『『ぷっ』すま』(1998年12月14日放送分)では、のなかのキャンプ場で草gが渡哲也に手作りカレーを振る舞った[注 4]。その放送内容の概要を以下に挙げる。材料の調達から始めて、いちから作るものであった。草gによると、タモリの作り方をみて真似ているので何の香辛料を購入したかは非公開。その他の材料や作り方の一部も草gの希望により秘密がいくつかあった[注 5]。また、草gはカレー作りに自身のこだわりから、かなりの時間をかけるが、その点を含め自身の美味しいカレーを作るという思いに、まったく妥協をしないで取り組んだ[注 6]。出来上がった「チキンカレー」を、皿の半分に盛り付けられたライスの横によそり、そのカレーのうえに「『冷えたジャガイモ』と『冷えたキャベツ』(どちらも茹でたもの)」を添えたもの[注 7] が完成品。渡はそれを食し、「カレーがこんなに、奥深いものだとは、本当に剛くんに教えていただきました、最高に美味い、good」と述べた。なお、ユースケも草gの手作りカレーを絶賛した。そして、草gは渡哲也とユースケのめいめいに「ありがとうございます」と礼を述べた。また、渡は「2人をみてると本当に、素晴らしい若者」と締めに語った[注 8]

1回の放送分で行われる企画はほとんどの場合、スペシャルを除いて1つ[注 9] で、その企画が2週にわたり、前編・後編として放送されることもある。はっきりと終了宣言がなされたのは「普通免許一発合格への道」で、この企画は、目的も達成し華々しい最後を飾ってのことである。

当番組はテレビ番組としてもネオバラ枠の中でも長寿の域に達しており、ネオバラ枠のほかの番組が打ち切られたり、また、ゴールデンに放送時間帯を移動するなどがある中で、特番を除いて一貫してネオバラ枠での放送を続けていた。

番組初期は地方ロケなどもたびたび行われていたが、草gが多忙かつユースケの虚弱体質を考慮してか、都内ロケまたはスタジオ収録の傾向が強くなっていった。2008年11月18日11月25日にはひさびさの地方ロケが放送され、これ以降はたびたびロケ企画が復活し出すこととなる。

2007年12月までは『ネオバラエティ』枠では、唯一、4:3標準画質で放送されていたが、2008年1月2日のスペシャルからハイビジョン制作となり、同年1月8日からレギュラー放送もハイビジョン放送になった。

この番組では次回予告をしておらず(関東地区のみ前日の『雑学王』のエンディング後に15秒CMで企画内容を予告する程度で、エンドロール後、すぐに終了となる形をとっていた。2009年10月からは、エンディングの提供部分の上下の横長のテロップ表示による次回予告がされるようになった(それ以前は2008年の一部放送、また企画を二週に渡って放送された2008年11月18日放送分・2009年5月19日放送分、以降は放送が必ず二週にわたる「日帰りアルバム旅行」の前編放送時に次回予告が放送された)。収録は基本的に、隔週火曜日に2本撮りで行っている。2009年6月2日放送分は放送2日前(5月31日日曜日)に収録された。

番組の比較的初期から、番組の開始数分の間に2度CMを挟み、その後約35?40分間一度もCMが流れない(あるいは開始直後の1度だけCMを挟み、その後約35?40分間一度もCMが流れない)という時間編成を長期に渡って維持しており、同じネオバラエティの『アメトーーク!』・『シルシルミシル』などでも、類似した編成が見られる。

2011年4 - 9月期の平均視聴率は11%台と依然好調を維持していたが[注 10]、同年10月の改編によるネオバラエティ枠の再編に伴い、1999年4月から12年半続いた火曜ネオバラエティ枠から放送時間帯を移動することになり、当番組は、土曜0:50 - 1:20(金曜深夜)の時間帯に放送されていた。放送時間移動後も字幕放送が実施されており、テレビ朝日の0時以降の深夜帯では2013年3月までは唯一の字幕放送対応番組となっていた[注 11]

2018年3月をもって放送終了となった。その後、本番組から約1年9ヶ月後の2019年12月中旬より、MCの2人と制作会社が共通するAmazonプライム・ビデオオリジナル番組『なぎスケ!』が配信開始される[1]
番組の歴史

2005年
1月2日 - 爆笑問題をゲストに迎えて「ギリギリマスター」を、番組初の生放送で放送。

2005年5月3日 - 放送300回達成。「芸能界ビビリ王決定戦」が行われた。

2006年1月2日 - 昨年に引き続き、2回目の生放送に挑み、爆笑問題がギリギリマスターのリベンジに挑戦した。なお、この放送からタイトルロゴが立体的になり『100%ALL NATURAL』の文字を挿入して、一部の効果音が新しくなった。また、その日で放送8年目を迎えた。

2007年6月26日 - 放送400回目となったが、出演者はそれに気づかず、普通に、「物件拝見トレジャーバトル」を行った。スタッフが知ったのは、エンドロールの前で、出演者はエンドロールの途中に知らされた。

2007年10月2日 - 10年目の突入となったが、これも出演者に教えておらずエンドロールの時に大熊から発表された。しかし、実際は翌週から10年目突入となった。

2008年1月2日 この新春SPからハイビジョン放送に移行。それに伴い、ゲームセンターの車のゲームをモチーフとした、オープニングCGに変更された。

2009年6月30日 - 放送500回は「ココ1当てまSHOW!」で(ゲスト:上地雄輔misono)、上記の400回目と同様に、出演者はエンドロールの途中に知った。

2009年11月3日(第518回) - オープニングがジェットコースターをモチーフとしたCGに変更、最後の部分のタイトルロゴに「゜」の部分に穴ぽこにしたもの、さらに字幕テロップなどもリニューアルされた。

2011年3月15日 - 放送開始前に発生した静岡県東部地震関連の報道特別番組のため、急遽放送を休止。この日放送予定だった回は翌週(3月22日)に延期して放送された。

2011年6月28日 - 放送600回になったが、番組内ではそれについて全く触れられなかった。

2011年9月27日 - 火曜ネオバラエティ枠最後となる生放送だった。しかし、当日で当番組のネットを一旦終了する朝日放送では、従来通りに1時間15分遅れの時差ネットで放送。そのため、放送中は「関東地区で23:15?放送されたものです」というテロップを画面の右上に表示していた。

2017年1月 - SMAP解散後もタイトル変更は行われなかった。

2018年3月8日 - 3月末で当番組が終了することが発表された[2][3]

2018年3月31日 - 「『ぷっ』すま」最終回が放送される。通常通りの30分放送となった他、長期間続いた番組の最終回でよく見られる過去の総集編などは一切行わず、草g考案の新企画「犬部」が始動するという内容で番組は進行していった。番組の最後はユースケと草gがそれぞれ視聴者へ向けて感謝の弁を述べた後、出演者・スタッフが総出でカメラに向かって手を振る形で終了となった。これにより、番組は20年の歴史に幕を下ろす事となった[4][5]

番組進行

番組の初めには、必ずと言っていいほど、草gとユースケが小芝居「偶然に居合わせた」などをし、そこが放送される。この小芝居は過去にくりぃむしちゅー雨上がり決死隊がgスケのもとへと来るまでの小芝居としてそれぞれ挑戦しており、当番組内でその模様が放送された。以降、若手芸人たちがこの小芝居に挑戦するための、この小芝居を当番組で行える権利のオーディションそのものがコーナーとしてあり、それが放送されている。

ゲストは、たいてい2組で2人(ときどき、ゲスト1人とお笑いコンビ1組で3人、またはゲスト2人と「助っ人」土田晃之天野ひろゆきなどのサポート役を含め、3人のときがある)で、ゲームにより「草g対ユースケ対ゲストチーム」(2002年5月14日放送)「gスケチーム対ゲストチーム」、「草gチーム対ユースケチーム」、「個人戦」の4パターンがある。ゲームは基本的に3回か4回勝負で行われるが、チーム戦で、ポイントで最終戦前に勝敗が決まってしまっている場合は、最終戦で勝つチャンスを作るため、負けているチームが頼み込んで、勝っているチームの要求(ものまねであることが多い)を受け入れなければならない。

ゲストがこの番組で出演番組や映画の宣伝をするためには、番組内のゲームに勝たなければならず、番組開始時などにゲストが宣伝をしようとすると、必ずgスケがそのPRを止めに入るといったくだりがある。複数回戦の場合は、1回勝つ毎にPRタイムの10秒 - 15秒がもらえる。ビビリ王の場合は、最下位でなければ良い。これは鉄の掟となっているが、PRタイムが得られなかったゲストには、gスケが、必ず、何かを要求(大半はものまね)し、それに答えれば、15秒間のPRタイムがもらえる。ゲストの頑張りによっては、ユースケがお情けで15秒間のPRタイムを与えることもある。

罰ゲームは、敗者に行うのが普通であるが、内容によっては勝者でも行うこともある。また、その内容は、大きく分けて、肉体的にダメージが来るもの(電気ショック、落とし穴、ロシアンなど)と、精神的にダメージが来るもの(モノマネ、一発芸、即興作詞など)に分かれる。どちらかといえば、後者が多い(特にモノマネと一発芸は相手が納得するまで続けさせられるというルールであることが多いうえ、勝者側からのむちゃ振りもあるため、なかなか終わらないこともある。過去にユースケが「このままじゃラチが明かないかもしんない」と言ったこともあった。

また、エンドロール後に、草g(ごくまれにユースケ)とゲストの一人によるショートコントを行い、番組を締めるのが恒例となっている。ネタ合わせは草g主導で行われるが、一時期、草gが「○○?、○○?」とゲストの名前を歌いながら、ゲストが「俺の歌が聞こえる」と返す、通称「俺の歌シリーズ」が行われていた。


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