〈古典部〉シリーズ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}米澤穂信 > 〈古典部〉シリーズ

〈古典部〉シリーズ


ジャンル日常の謎青春ミステリー
小説
著者米澤穂信
出版社KADOKAWA(旧・角川書店

その他の出版社
????
独歩文化
広州天聞角川動漫

掲載誌ザ・スニーカー野性時代・文芸カドカワ
レーベル角川スニーカー文庫角川文庫
掲載号ザ・スニーカー:2002年4月号
野性時代:37号 - 45号(奇数号)、
56号・105号・120号、
146号 - 147号
連載期間野性時代:72号 - 77号
刊行期間2001年10月 -
巻数既刊6巻(2016年11月現在)
その他作者のデビュー作のシリーズ
アニメ:氷菓
原作米澤穂信
監督武本康弘
シリーズ構成賀東招二
キャラクターデザイン西屋太志(原案も兼任)
音楽田中公平
アニメーション制作京都アニメーション
製作神山高校古典部OB会
放送局放送局参照
放送期間2012年4月 - 9月
話数全22話+OVA1話
漫画:氷菓
原作・原案など米澤穂信(原作)
西屋太志(キャラクター原案)
作画タスクオーナ
出版社KADOKAWA(旧・角川書店)
掲載誌月刊少年エース
レーベル角川コミックス・エース
発表号2012年3月号 -
発表期間2012年1月26日[1] -
巻数既刊15巻(2023年7月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『〈古典部〉シリーズ』(こてんぶシリーズ)は、米澤穂信推理小説シリーズKADOKAWA角川書店ブランド)より2001年10月から刊行されている。

文化系部活動が活発なことで有名な進学校・神山高校で「古典部」という廃部寸前の部活に入部した男女4人が、学校生活に隠された謎に挑む、「日常の謎」に分類されるシリーズ。基本的に、主人公であり探偵役でもある折木奉太郎の一人称で語られる[注 1]

2012年のライトノベルの売上において、〈古典部〉シリーズが第3位となった[2]。2021年12月時点でシリーズ累計発行部数は290万部を突破している[3]

メディアミックス化もされており、コミックスは累計90万部、アニメBD&DVDは19万部を突破している[4]
概要

シリーズ第1作は、著者のデビュー作である『氷菓』。同作はライトノベルの新人賞である角川学園小説大賞のヤングミステリー&ホラー部門で奨励賞を受賞し、角川スニーカー文庫のサブレーベルである〈スニーカー・ミステリ倶楽部〉から刊行された(『氷菓』は第1回配本)。2作目『愚者のエンドロール』も同レーベルで刊行されたものの、〈スニーカー・ミステリ倶楽部〉の企画が頓挫し、続編が出せない状態となった。しかし2004年、米澤がシリーズ3作目(完結編)として執筆されていたものを全面改稿しノンシリーズ作品として東京創元社から出した『さよなら妖精』が高い評価を受けたため、角川書店でのシリーズ再開が決定。2005年にシリーズ3作目『クドリャフカの順番』が単行本四六判)で刊行され、同時に『氷菓』と『愚者のエンドロール』も角川文庫から新装丁で刊行された。以降、シリーズ作品はまず単行本で刊行され、後に文庫化されている(詳しくは既刊参照)。シリーズは奉太郎が高校を卒業するまで続く予定[5][6]

シリーズの舞台である神山市は、「中部地方にあると推定される緑豊かな地方都市」とされている[3]。アニメ版の舞台のロケハンは、主に著者の出身地である岐阜県高山市で行われた[7]十六銀行は、ファンの「聖地巡礼」による高山市内への観光客を年間15万人と想定し、岐阜県内への経済効果は21億円と算出した[8]。2013年2月1日には、アニメのモデルとなった場所を案内する高山市公式ガイドマップが1万枚制作され、市役所や市内の観光案内所等で配布されている[9]
既刊
単行本・文庫
氷菓
2001年10月31日 角川スニーカー文庫 .mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-04-427101-1 のち 角川文庫 ISBN 978-4-04-427101-5シリーズ第1弾。古典部に入部した省エネ主義者・折木奉太郎は、同じく入部した千反田えるに振り回されて日常の謎を解くうちに、文集『氷菓』に秘められた33年前の真実に迫ることになる。本作から『クドリャフカの順番』までの文化祭三部作は「熱狂に押しつぶされた人」がテーマとなっている[6]
愚者のエンドロール
2002年7月31日 角川スニーカー文庫 ISBN 4-04-427102-X のち 角川文庫 ISBN 978-4-04-427102-2シリーズ第2弾。8月下旬の夏休み、3人の探偵志願者の推理を交えながら古典部が2年F組の未完成のミステリー映画の結末とその裏の真意を探っていく。
クドリャフカの順番
2005年6月30日 角川書店 ISBN 4-04-873618-3 / 2008年5月24日 角川文庫 ISBN 978-4-04-427103-9シリーズ第3弾。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:171 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef