Μ
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この項目では、ギリシャ文字のΜについて説明しています。ラテン文字については「M」をご覧ください。


ギリシア文字
ΑαアルファΝνニュー
ΒβベータΞξクサイ
ΓγガンマΟοオミクロン
ΔδデルタΠπパイ
ΕεエプシロンΡρロー
ΖζゼータΣσ?シグマ
ΗηイータΤτタウ
ΘθシータΥυウプシロン
ΙιイオタΦφファイ
ΚκカッパΧχカイ
ΛλラムダΨψプサイ
ΜμミューΩωオメガ
使われなくなった文字

()ディガンマサン
ヘータショー
ギリシアの数字
スティグマ
()サンピ

()コッパ

Μ, μ(ミュー、古代ギリシア語: μ?、ギリシア語: μι / μυ ミ、: mu)は、ギリシア文字の第12番目の文字。数価[1]は40。ラテンアルファベットMキリル文字Мはこの文字に由来する。音価は/m/。

大文字の Μ は、ラテン文字M と同一視されることが多く、ギリシア語以外で特に区別して使うことは稀である。
起源

フェニキア文字 ? (メーム)に由来する。文字名称のミュー(μ?)はセム語の伝統と異なるが、おそらくν(ニュー)からの類推により、あるいは動詞 μ?ζω(唇を閉じてムームー言う)と関係する[2]
記号としての用法
大文字の Μ


宇宙科学研究所(2003年10月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の一機関となる)のミューロケットM-Vロケットなど)。

小文字の μ


国際単位系で、10?6 を表す接頭辞「マイクロ」。ラテン文字しか表示できない環境では "u" で代用されることがある。

"μm"(マイクロメートル)の古い表記 "μ"(ミクロン)

接頭辞以外の「マイクロ」の略記として用いられることがある。「μ波」


物理学で、透磁率摩擦係数を表す。

水理学あるいは流体力学で、粘性係数を表す。

素粒子物理学で、第二世代のレプトンの一つ(ミュー粒子)を表す。

天文学で、恒星固有運動を表す。

確率論および統計学で、確率分布(特に正規分布)の平均(mean)を表す。また、一般化してモーメントを表す。

錯体化学において、架橋配位子を示す記号として使われる。

電子工学で、三極真空管の増幅率を表す。

音韻論で、モーラを表す。

名古屋鉄道 (名鉄) の各種サービスに付与される名称、愛称。名鉄のローマ字表記Meitetsuの頭文字Mに対応するギリシャ文字であることから。

名古屋鉄道で運行されている特急列車に連結されている、特別車の名称並びに特別車両券の愛称。(名鉄特急ミュースカイ、ミューチケット)

名古屋鉄道がmanaca電子マネーの付帯サービスとして提供するポイントサービスの名称。(名鉄ミューズポイント(MEITETSU μ's POINT)←μstar ポイント) 2014年3月17日に名鉄たまルンから名称およびサービス内容を変更。

名古屋鉄道が三菱UFJニコスおよび三井住友カードを発行者として発行する提携クレジットカードの名称。(MEITETSU μ's card)


オリンパスの35mm銀塩コンパクトカメラ、あるいはコンパクトデジタルカメラ。 ⇒ オリンパス μシリーズ

日立製作所が開発した超小型の無線ICチップ、μチップ[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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