この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。
出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2017年4月)
独自研究が含まれているおそれがあります。(2017年4月)
言葉を濁した曖昧な記述になっています。(2017年4月)
出典検索?: "ΖΖガンダム" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL
ΖΖガンダム(ダブルゼータガンダム、DOUBLE ZETA GUNDAM)は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は1986年のテレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』。
作中の軍事勢力のひとつである「エゥーゴ」の試作型可変MS (TMS) で、前作『機動戦士Ζガンダム』から登場するΖガンダムの直系の発展機。機体が3機の戦闘機に分離・変形するのが最大の特徴で、MS形態から1機の大型戦闘機に変形することもできる。頭頂部の大出力ビーム砲「ハイ・メガ・キャノン」をはじめとする強力な火器を多数装備し、劇中のMSの中でも屈指の攻撃力をもつ。劇中では、主人公ジュドー・アーシタがΖガンダムに次いでおもに搭乗し、「ネオ・ジオン軍」と戦う。
本記事では、その他映像作品やゲーム、雑誌企画に登場する派生機、系列機の解説も記述する。 ΖΖガンダムのデザインワークには、小林誠、明貴美加、岡本英郎、出渕裕、永野護、藤田一己、ビシャルデザインなどが参加した[1][注 1]。合体・変形のコンセプトが決まった後には、サンライズによるデザインコンペが行われ、伸童舎(当時)の明貴のデザイン案が最も有力視された以降、そのコンセプトが基本となった[3][4]。その後、番組のメインデザイナーに選ばれた永野が、主役機ΖΖガンダムのデザインも担当することになった。永野は明貴案を基にΖΖガンダムのデザインを進めていたが、スポンサーサイドと衝突して番組を降板し[5][6]、代わって小林がデザインを担当することになった。小林は立体に強く、バンダイへのプレゼンテーションの際には自作のΖΖガンダムのフルスクラッチ完全変形モデルを持参して臨んでいる。また、デザインについては「頭には(宇宙戦艦ヤマトの)波動砲を付けて強そうに。MS形態は初代ガンダム、飛行形態はGアーマーに見えるように描いた」と述べている[要出典]。伸童舎などのクリンナップを経てデザインは完成した。 機体色はこれまでのガンダムタイプと同様に白・赤・青のトリコロールを基調とするが、アニメ劇中では白の部分が若干緑がかった配色となっている。これは放映当時のプラモデル、および2017年発売の『MG(マスターグレード) 強化型ΖΖガンダム Ver.Ka』の成型色でも再現された[注 2]。一方、頭部デザインは額にメガ粒子砲を搭載しているものの、顔を中心にΖ系ではなく初代ガンダム的な意匠に回帰している[7]。 企画時はまだ『Ζガンダム』の続編という話だったために名前が決定しておらず、新ガンダムにはガンダムMk-III、オメガガンダム、ネオガンダムなどのネーミング案が存在した。さらに、その後の劇中では、「ガンダムΖΖ(ガンダムダブルゼータ)」という作品タイトルと同じ呼び名が使われたのに対し、『月刊ニュータイプ』をはじめとする各種メディアやプラモデルの製品名は「ΖΖガンダム(ダブルゼータガンダム)」が正式名称になるという混乱が見られた。 小林は大量のデザイン案を残しており、後述するMSVなどにはこれらの準備稿デザインが参考にされている。また、永野の2つの案を自身の漫画『ファイブスター物語』に登場する予定のモーターヘッド(「ジュノーン」初期稿、「ワイツ・ミラージュ」)に流用したが、後の設定変更で結局は抹消されている[6][8]。
デザイン