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キリル文字「?」あるいは「丸印」とは異なります。
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\ は、日本国日本円(YEN)や中華人民共和国人民元(YUAN)などを表す通貨記号である。Unicode文字名称は「YEN SIGN[1]」、JIS文字名称は円記号(えんきごう)。金額を表す数字に前置する。

この円記号は、コンピュータでの文字コード変換マッピングに厄介な問題を抱えた記号のひとつとして知られ、円記号のその問題は「円記号問題」と呼ばれる。
由来.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。 (2007年1月)
領収書に書かれた円記号横線を1本のみ加えた円記号

理由は不明だが[2]、明治時代に日本の通貨である日本円が制定された際、「円」は「en」ではなく「yen」と綴られた(詳細は円 (通貨)を参照)。ドルの習慣に合わせて、その頭文字Yに同様の二重線を入れたものが「\」の由来であるとする説が一般的である。

一方、中国では本来の通貨単位である「」を、貨幣を表すにふさわしい・画数が少ない等の理由から、同音異字の「」に代替した。双方、?音で「yuan」と綴り、この頭文字に横線を1本または2本加えた記号「\」を漢字と同じ2バイト文字として用意し、コンピュータ用の文字集合GB 2312に採用した結果、徐々の実社会でも普及した。
各国の用法
日本

数字の前につけることにより「- 円」という意味になる。

例:\200(200円)

また、「\200.-」のように数字の前に円記号、数字の後にピリオドダッシュを入れて、前や後に数字を書き加えられることを防ぐこともある。これはの単位が日常的に用いられていた頃に、例えば「10円50銭」を「\10.50」といったように表記していた名残である。

日本以外の国では、中国の人民元)と特に区別したい場合は、JP\またはYEN\と書くことも行われる。
中華人民共和国

数字の前につけることにより「 - 元」という意味になる。

例:\200(200元)

日本円と特に区別したい場合は、CN\またはRMB\(人民幣元、renminbi yuan の略)と書くことも行われる。
コンピュータによる扱い
ASCII

アメリカ合衆国で制定された符号化文字集合のASCIIには、円記号は含まれない。なおASCIIでは下記で述べる5C(16進)番地にバックスラッシュ (\、半角の\) 記号が割り振られている。

ASCIIを拡張し国際規格とした ISO/IEC 646 は128文字分の領域を持つ符号化文字集合だが、このうち5C(16進)番地を含む12文字分は各国で自由に決めてもよい未定義領域である。
日本語用文字集合への収録

日本語用の符号化文字集合規格であるJIS X 0201ISO/IEC 646 に準拠し、円記号は5C(16進)番地に割り振られている。バックスラッシュ (\) 記号は含まれない。

したがって、バックスラッシュ(\)がディレクトリー(フォルダー)の階層(フォルダーパス、パス (コンピュータ) 、path)を示す記号として用いているMS-DOS(および事実上のその後継OSとなったWindows)の日本語版では、ディレクトリー(フォルダー)の階層(フォルダーパス)を示す5C(16進)番地の記号が、バックスラッシュ(\)ではなく、円記号となっている。

したがって、ASCIIなどで記述された文書を JIS X 0201 によるものと解釈して読むとバックスラッシュ (\) が円記号 (\) に文字化けすることとなり、逆もまた同様である。現在広く用いられている日本語用文字コードのShift_JISなどにも JIS X 0201 に基づく部分があり、それらでも同じ現象が発生する。

バックスラッシュは、MS-DOSではディレクトリ名を区切る記号として、C言語なら文字列の中で特殊文字を意味する記号として扱われるなど、ISO/IEC 646 で未定義の文字を、各種オペレーティングシステムプログラミング言語、その他のソフトウェアで制御コードとして使用するという不適切な仕様が一般化してしまった。

日本語用の文字コードにはバックスラッシュが存在せず、同じ5C(16進)番地に円記号が割り当てられているのであるが、これらのソフトウェアでは5C(16進)番地の文字がエスケープ文字として扱われるようにされていたため、「日本語用文字コードでは円記号が同等のエスケープ文字として解釈される」ことになった。
西ヨーロッパ言語用文字集合への収録

西ヨーロッパで使われている符号化文字集合であるISO-8859-1は、5C(16進)はASCIIと同じくバックスラッシュであり、円記号は別の番地A5(16進)に配置されている。したがって、ISO-8859-1の円記号は制御コードとはならない。また、日本語用文字コードで記述された文書をISO-8859-1によるものと解釈して読む場合、やはり、円記号がバックスラッシュに文字化けする。
Unicodeが持つ問題(円記号問題)

日本語用文字コードからUnicodeに変換する際に発生する、円記号の扱いについての問題である。
Unicodeへの統合

世界の文字コードを単一の体系で包含するためUnicodeという文字コードが生まれた。Unicodeに世界中のあらゆる文字を含ませ、あらゆる言語をUnicodeで表現できるようにすることが目指された。世界の各種文字コードの文字はUnicodeの文字と対応付けられ、それに従って各種文字コードからUnicodeへの変換を可能にするものであったが、円記号の扱いについては問題があった。

前述のとおり、日本語用の文字コードでは円記号が5C(16進)に位置し、制御コードとして扱われる。それに対し、西ヨーロッパ言語用のISO-8859-1は5C(16進)(バックスラッシュ)とは異なる番地のA5(16進)に円記号が配置されており、円記号は制御コードとして扱われない。したがって、これらの文字コードで書かれた文書をUnicodeに変換し、いずれの円記号をもUnicodeの円記号 (U+00A5) にマッピングした場合、変換後の円記号はバックスラッシュ (U+005C) と同等の制御コードと見なすべき「日本版の円記号」なのか、文字の一種でしかない「ヨーロッパ版の円記号」なのか判別できなくなってしまうのである。また、Unicodeの円記号 (U+00A5) を制御コードと見なさないものとすれば、「制御コードとして使われている円記号はU+005C(バックスラッシュ)に」、「そうでないもの(通貨単位などを表すために使われているもの)はU+00A5(円記号)に」変換せねばならないが、この処理は困難である。
現実的解決


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