'82北海道博覧会
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'82北海道博覧会
EXPOSITION HOKKAIDO '82
テーマ館として使われた
北海道立産業共進会場
(北海道札幌市豊平区 現存せず)
イベントの種類地方博覧会
通称・略称'82道博[1]
開催時期1982年6月12日 - 8月22日
会場札幌市豊平区月寒 北海道立産業共進会場周辺
主催北海道、札幌市、札幌商工会議所、北海道新聞社
来場者数2,676,177名
最寄駅札幌市営地下鉄東西線南郷13丁目駅
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'82北海道博覧会(はちじゅうにねん ほっかいどうはくらんかい、: EXPOSITION HOKKAIDO '82、EXPO HOKKAIDO '82)は、北海道札幌市北海道立産業共進会場で開催された博覧会北海道新聞社の創立40周年記念事業の一環として企画された[2]
概要主会場全景。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

青函トンネル開通や千歳空港国際化・石狩新港建設・苫小牧東部工業地帯開発等の大型プロジェクトの始動を機会として21世紀を展望しながら北海道の姿を見直す趣旨のもと、資源・エネルギー・環境・人口・高齢化社会等の人類が抱える諸問題を考えつつ産業・経済・学術・文化・レジャー等の豊かな情報の祭典を目指すとした[3][4]。800以上の企業団体が出展し、総事業費200億円が投じられた[4]

テーマ - 『いま、「北の時代」の出発(たびだち)』[5]

会場 - 北海道立産業共進会場・周辺敷地(使用面積22万4000平方メートル)[5]

開催期間 - 1982年(昭和57年)6月12日(土) - 8月22日(日)[5]

入場者 - 2,676,177名(目標250万人)

主催 - 北海道札幌市札幌商工会議所北海道新聞社[1]

後援 - 文部省厚生省農林水産省通商産業省運輸省郵政省自治省科学技術庁環境庁北海道開発庁日本専売公社日本国有鉄道日本電信電話公社日本道路公団、北海道市長会、北海道町村会、北方圏センター、北海道商工会議所連合会、北海道経営者協会、北海道経済同友会、北海道商工指導センター、北海道中小企業団体中央会、北海道森林組合連合会、北海道水産会、北海道交通安全協会、北海道農業協同組合中央会、北海道労働協会、北海道消費者協会、北海道観光連盟、NHK札幌放送局北海道放送札幌テレビ放送北海道テレビ放送北海道文化放送[1]

シンボルマークデザイン - 後藤精二

ネイビーブルーとスカイブルーの配色で北海道の大地をシンボル化し、海と空を代表とする自然のイメージと人の調和を表した[5]


テーマソング - 未来ジューン「DOHAKU'82」(作詞・作曲:牧野昭一 編曲:牧野三朗) - 明るく爽やかに21世紀へと躍進する北海道を軽快なメロディーで表現、1982年5月1日にポリドールから発売[6]

イメージソング - 未来ジューン「アカシヤ・ドリーミー」(作詞・作曲:牧野昭一 編曲:牧野三朗)

CMソング:松山千春時代をこえて[7]


マスコットキャラクター - とべとべハック(デザイン:一戸健一 通称:ハック[8]

北海道を象徴するヒグマの子供をモチーフに赤いマントを翻し大空を飛ぶ姿を基本形とし[9]、愛称は最優秀案「ハック」を元に博覧会の躍進への思いを込めた「とべとべ」を冠する形とした[10]


入場料[5][1]

前売り・団体:一般1,200円・高校生800円・小中学生400円・3歳以上幼児200円

当日:一般1,500円・高校生1,000円・小中学生600円・3歳以上幼児300円

団体客は30人につき1人無料[11]

前売券には「お楽しみプレゼント」として賞品総額1千万円の懸賞の抽選券が付属しハガキでの応募を受け付け[12]、1982年1月15日締切の第1回抽選分は特賞3泊4日沖縄旅行50本・金賞大人用自転車50本・銀賞オリジナルトレーナー500本をプレゼントし2月6日にさっぽろ雪まつり会場で特賞を公開抽選した後北海道新聞本社内で金賞銀賞当選者を非公開抽選[13]、1982年5月末締切の第2回抽選分は第1回同様に金賞自転車50本・銀賞トレーナー500本をプレゼントし6月25日に博覧会会場にて銀賞当選者発表と金賞の公開抽選を行った[14]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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