歌手の宇多田ヒカルが2006年4月11日に自身のウェブサイト上で、mixiの登録ユーザーであると公表したところ、mixi内の宇多田のページに多数のユーザーからメッセージが殺到し、宇多田は退会した[6][7]。
週刊文春2007年2月8日号に高円宮承子女王がmixiなどのサイトのユーザーであることが報じられた。
一方で、有名人の名を騙るユーザーの存在がある(他人へのなりすまし行為は規約違反に当たる)。お笑い芸人のヒロシは自身の公式サイトで、mixiに参加しておらず、名を騙る偽者がmixiに存在している事を不快に感じていると発表した。結果、ヒロシに成りすましていた偽者は他のユーザーから批判を受けてmixiを退会した。また、アンガールズの田中卓志や波田陽区を詐称するユーザーも存在したが、こちらは所属事務所のナベプロが素早く対応し、両人のmixi参加を所属事務所が公式に否定すると、偽者は退会した。
mixiでは実名による登録を推奨しているが、同時にmixi内で公開する個人情報について運営側は保護の責任を負わないとしている。以前はプロフィール欄に記入した名前などは全参加者に公開されていたが、2008年2月現在では日記同様に個人情報項目などと共に公開レベルを設定できる任意の項目となった。
mixiの日記やプロフィールなどには多分に個人を特定するような情報を書く場合、プライバシーの観点からも注意が必要である。インターネット上で自らの情報を公開しているということを忘れたがために、窃盗などの違法行為を告白し、それらの掲載後に電子掲示板上などで晒され、祭り状態となって炎上することが度々起こっている。
また規約違反である複数アカウントを取得するものが後を絶たなかったため、2007年3月より、フリーメールでの新規登録には携帯電話のメールアドレスの記入及びその確認が必須となった[8]。
mixi内における相手を名指しした中傷行為がしばしばmixi外に露呈し、社会問題となっている。
例えば、アイドルのファンなどに対する悪口・中傷がmixi内で発見され、その書き手が所属する企業側が謝罪・厳重注意して対応するという事件が起こっている。特定の個人や組織に対する中傷行為が度を過ぎた場合は、名誉毀損等で訴えられる場合もあり、例として、とある作曲家にマイミク申請を行ったところ断られたことに激高した一般ユーザーがその作曲家に対し誹謗中傷をし、作曲家側が一般ユーザーに対し名誉棄損の裁判にまで発展したという件がある。
上記のようにインターネット上に個人を特定できるような情報を公開しているのだから、これら中傷行為が電子掲示板で問題となり、自らの個人情報が晒されることも多い。
mixiに参加するためには、友人・知人からの招待が必要であるが、全く面識のない人物から招待を受け、mixiに参加登録を行う目的のウェブサイトが存在するとされている。 ⇒mixiの利用規約では無差別招待は禁止事項として明記されており(禁止事項として「掲示板等でまったく面識のない方を無差別に招待する行為」「オークションサイト等で招待状を売買する行為」などがあげられている)、mixi側でも無差別招待が存在することを認識しているといえる。これら無差別招待は、主に2ちゃんねるなどの電子掲示板を介して行われており、mixi側もそれら規約禁止行為に対してはアカウント削除などで対応している。
参考資料
インプレスの人気コラムである「やじうまWatch」では、 ⇒2006年9月25日および ⇒2006年10月16日の書き込みに、アカウントの不正売買が行われていることを示す記述があり、不正な手段で参加しようとする利用者がいることが示唆されている。
mixi八分(ミクシィはちぶ)は、「mixi」に参加できない状態を村八分になぞらえたインターネットスラングである。
「mixi」はそのサービスに参加するためには既存会員からの招待状(インバイトメール)をもらうことが必要である。友人等にmixiの会員がいない、あるいはいても招待してくれない等の理由から、mixiへの参加を希望しているにもかかわらず、mixiへの参加ができないの人たちの状態をmixi八分と呼ぶ。これ以外にも、メールアドレスを取得できない場合や、年齢が18歳未満であるため等でmixi側から入会を拒否されている場合など、mixiに入会したくともできない状態全般をmixi八分と呼ぶこともある[9]。
さらに、mixiは会員が自らのページへの閲覧を制限するシステムである「アクセスブロック」の設定によって、特定のユーザーのページへの閲覧を拒否することができるが、この設定によって特定のページにアクセスできないこともmixi八分と呼ぶ場合がある。[10]
しかし現在はmixiのユーザーが急激に増えたことにより、mixiへの参加は比較的容易になってきている。そのため、mixi八分とされる状況は少なくなりつつある。
mixi疲れ(ミクシィづかれ)とは、多くのコミュニティやマイミクを登録しているmixiのヘビーユーザーが、mixiを介したコミュニケーションに負担を感じ、コメントの投稿や日記の書き込みを突然やめてしまう現象をいう[11]。
野村総合研究所上席研究員の山崎秀夫によると、mixiはコミュニケーションツールとしての側面が強いため、自分に宛てられたコメントに返事をすることが望ましい。これが高じると、全てのコメントに返事をすることが「義務」となり、またマイミク登録した友人の日記も投稿直後にすべて読み、できるだけ速やかに返事することが自分に求められているように考えてしまう。結果的に、大量にふくれあがるコメントを処理することができなくなり、コミュニティの維持そのものを断絶してしまうという[12]。
コミュニティの趣旨やタイトルを書き換えて全く別のコミュニティにしてしまう行為。乗っ取り行為は以前からも見られたが、2006年末頃から多発している。
管理人がいないコミュニティの管理権限を取得して内容を書き換えるほか、管理人がいるコミュニティでも、乗っ取りを仕組む悪意あるユーザーが、対象となるコミュニティを荒らし、「事態を収拾させる」と偽って管理人から管理権を譲り受け、同様の乗っ取りが行われている。
2006年12月27日、mixi運営事務局では「副管理人」制度を導入して管理権限の分散化を図るほか、2007年1月18日には管理人および副管理人を、コミュニティ参加期間が当該コミュニティ設立から連続して3割以上参加しているユーザーに限定するようにした。しかし、新デザイン反対のコミュニティー、ダイソー不買運動のコミュニティーなど、運営日数の問題上乗っ取られてしまった物も存在する。
参考資料
⇒ITmedia News:mixiコミュニティー“乗っ取り”にユーザー困惑