音楽(おんがく)とは、人間が楽しんだり、意味を感じたりすることのできる音のこと。また、このような特性をもつ音を様々な方法で発したり、聴いたり、想像したり、それに合わせて体を動かしたりして楽しむ行為のこと。
目次
1 概論
2 定義
3 語源
4 歴史
5 要素
6 音楽行為
6.1 作曲
6.2 演奏
6.3 鑑賞
7 ジャンル
7.1 ジャンルの例
8 楽器編成
8.1 関連項目
9 生演奏 / 再生音楽
9.1 録音技術
9.2 配布・配信
9.3 関連項目
10 音楽産業と大衆化
11 音楽都市
12 音楽と脳
13 学術的な音楽の研究
14 参考文献・資料
15 脚注・出典
16 関連項目
17 外部リンク
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音楽の定義には、「音による芸術」といったものから「音による時間の表現」といったものまで、様々なものがある。( #定義 )
音楽の歴史は有史以前まで遡ることが出来る。( #歴史 )
音楽の要素というものについては、いわゆる西洋音楽の世界では、一般に音楽はリズム、メロディー、ハーモニーの三要素からなる、と考えられている。 (#要素)。
音楽行為に関しては、現代では一般に「作曲」「演奏」「鑑賞」の3段階を基本に考えられている。作曲とは、曲を作ること、音楽の次第を考案することである。演奏(えんそう)とは、音を実際に出す行為であり、歌を歌う行為もそこに含まれる( #演奏 )。鑑賞とは音楽を聴いてそれを味わったり、価値を見極めたりすることである。
音楽には様式があり、それを「ジャンル」と呼んでいる。「民族音楽」「クラシック音楽」「ジャズ」「ロック」などといった名称で呼ばれているのがそれである( #ジャンル )。
近年では人々の音楽を聴く行為を統計的に見ると、再生音楽が聴かれている割合が多くなっている。( #生演奏 / 再生音楽 )
詳細は音楽の定義を参照
広辞苑では「音による芸術」とされている。 美学においては、人為的な音楽は「音による時間の表現」、ともされる。 「規則性」という言葉が定義に入る場合もある。[1]。
『呂氏春秋』(紀元前239年に完成)に既に「音楽」という表現がみられる。音楽の由来するものは遠し、度量に於いて生じ、太一に於いて本づく (『呂氏春秋』大楽)
漢語で「楽(ガク)」の字は、「謔」(ふざける)や「嗷」(大胆にうそぶく)などと発音が似ているため、「楽しむ」という概念に当てられるようになった。 [2]
詳細は音楽史を参照
作曲家と演奏家
古き時代においては「音楽をつくる人」「演奏する人」といった区分は無く、人は音楽をつくり、かつ演奏していた。継承された曲を演奏するとしても、明確に「作曲家」「演奏家」などと区別する必要は無かった。民謡は本来、作曲者不詳の自然発生的な音楽であった。
西洋音楽が宗教音楽から宮廷音楽と進むにつれ、支配者層の庇護のもと権威付けの意味から格付けが行なわれた。また、実際面では、楽器の進化と要求される演奏技術の高度化、多数の楽器の使用、音量を増すための多人数化などから分業化の必要があった。
近年になりレコードの流通が進むと、ポピュラー音楽では「販売枚数」という経済的指標が最優先になることにもなった。工業生産品となった音楽は、製作のための初期投資がかかるため、リスク回避のために作曲家と演奏家の分業化がすみやかに定着した。
ただ、ひとりひとりの音楽家の行為全体に着目してみると、やはり「作曲家」「演奏家」といった区分はあまり明確なものではなく、社会的認知または得意分野を目安に外部から与えられた便宜上の分類とも言えよう。
ミュージシャン一覧も参照。
日本での音楽家の歴史
日本においては、平安時代になると、音楽(雅楽)の専門として芝、東儀、豊の三家が制定され、世襲により現在まで続いている。また鎌倉時代には視覚障害者保護のため「検校」の官位が生まれ、後に当道座が整備されて、それに属する盲人は専門家として平曲(平家琵琶)、江戸時代にはそれに加えて三曲(地歌三味線、箏曲、胡弓)の占有が認められた[3]。これが盲人音楽家の地位を保証し、近世邦楽の発展を支えることになる。