PayPal の従業員であったチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムらが2005年2月15日にカリフォルニア州サンマテオで設立した。設立のきっかけはハーリーらが友人にパーティーのビデオを配る方法として考えた結果に作った技術を使い、「皆で簡単にビデオ映像を共有できれば」と思いついたことによる。
歴史
2005年2月15日 - 会社設立。
2005年11月7日 - ベンチャーキャピタルのSequoia Capitalから350万ドルの投資を受ける[2]。
2005年12月 - 公式にサービスを開始[3]。
2006年2月16日 - NBCが著作権の侵害として、テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」の「Lazy Sunday」の映像を削除。大手のテレビ局からの要請による動画削除はこの件が初めてであった。
2006年3月27日 - 10分を超える動画ファイルのアップロードを制限。
2006年4月5日 - Sequoia Capitalから800万ドルの投資を受ける(二度目)[2]。
2006年4月10日 - Director制度開始。
2006年6月15日 - 大規模な違法コンテンツ(アニメなど)の削除活動が始まる。
2006年6月24日 - 音楽家専用のアカウントを作れるMusicians制度が始まる。
2006年6月27日 - かつて否定的な立場をとっていたNBCユニバーサルが一転し、提携を発表。自局番組の宣伝動画などの配信を始める[4]。
2006年7月14日 - ニュース記者のロバート・ターが著作権侵害でYouTubeに対し米連邦地裁で訴訟を起こす[5]。
2006年8月4日 - メンテナンスを行い、デザインをリニューアル、新機能が追加された。
2006年9月中旬 - プレイヤーのデザインを再びリニューアル。
2006年10月上旬 - 会社をカリフォルニア州サンブルノに移転。
2006年10月2日〜6日 - 日本の著作権関係権利者団体・事業者(テレビ局など)が集中的に削除要請を行い、約3万件のファイルが削除される。
2006年10月9日 - Googleが16億5000万ドルでYouTubeを株式交換で買収した。但し、ブランド名やサービスなどは既存のままであり、Googleのグループ会社になる[1]。ちなみにこのうちの2億ドルが訴訟対策費用となる予定。
2006年10月 - QuickList機能が追加される。
2006年11月6日 - Time誌の「Invention of the Year for 2006」に選ばれる[6]。
2006年12月7日 - 新サービスの実験用サイトとしてTestTube(テストチューブ)を開設。最初の実験として、チャットルームで同じ動画を鑑賞、感想を書き込むなどが可能な「Stream」を公開した[7]。
2006年12月17日 - Time誌の表紙として、YouTubeの動画メニューの画面が飾った。これは、この年の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた「You」の意味の1つに「YouTube」も含まれることからである[8]。
2007年2月6日 - YouTubeチャド・ハーリーCEOと親会社のGoogleの幹部が来日し、日本の著作権団体と協議[9]。
2007年3月19日〜25日 - ユーザ投票で2006年の最優秀動画を決定する「 ⇒YouTube VIDEO AWARDS」が行われた。
2007年3月22日 - 民間調査会社のネットレイティングスの発表で日本国内家庭からの利用者が1000万人を超えた[10]。
2007年5月1日 - 第11回Webby賞を受賞[11]。
2007年5月21日 - サーバがダウンし、動画が再生しにくい状態が続く。
2007年6月19日 - 日本語を含め新たに9カ国語に対応する。その他接続元とのドメインによって各言語のページへ飛ばしている訳ではないので英語ページへの接続も可能。
2008年1月24日 - GoogleとNTTドコモの提携[12]により、FOMA 904iシリーズ以降の端末で「YouTube」の視聴が可能[13]となった。
同社が運営するSNSは動画共有サイトである。キャッチコピーは "Broadcast Yourself."。
ウェブサイトは英語で構成されており、サービスは全て無料で利用できる。Ajaxと呼ばれる技術が用いられており、YouTubeを利用するにはJavaScriptを有効にする必要がある。
ほとんどの動画は会員登録をしなくても閲覧できるが、会員しか見ることができない動画もある。会員登録すると以下のサービスを利用できる。
容量100MB、長さ10分までの動画ファイルをアップロード、投稿できる。
投稿された動画を5段階で評価したり、動画やメンバーにコメントを付けられる。
動画をまとめたプレイリストを作成・公開する機能、お気に入り機能がある。
特定のメンバー同士で動画を共有できる。
Web 2.0の代表的なサイトの一つとされる。SNSに分類されるのは、動画や利用者にコメントを付けられるためである。アップロードできるのは動画ファイルのみで、音声ファイルなどはアップロードできない。
2006年初期の段階で、動画ファイルを無制限にしかも無料でアップロードできるという仕組みが斬新で注目を集めた。しかし、同時に大量のアダルト動画、しかも、素人アダルト動画がアップロードされはじめたことが問題となりはじめた。人的リソースの問題から、厳密に迅速な処理ができず、削除対応が、ゆるやかであり、それが視聴者を爆発的に増やすこととなり、ビジネスモデルは見えないまでもVCたちの間で評判となる。