一般的な削除依頼の手順は、Wikipedia:削除依頼にあります。依頼されると、ウィキペディアの参加者が「削除」するか「存続」させるかを議論します。削除は、原則としてウィキペディアで合意が得られた場合にのみ行われます。議論の過程では、全てのウィキペディアンは公平に扱われ、管理者が特別な役割を果たすわけではないことに注意してください。管理者は、削除の是非について意見するときは他の参加者と同じ資格と形式で発言しています。基本的に権利侵害などを伴わない単純な悪戯は、削除依頼でなく編集で対処してください(ただし、初版の場合は即時削除が適用されます)。
議論の終了判定は管理者が行います。判定は審議がまとまったことを宣言し告示するものです。終了の判定までに削除依頼から最低1週間かけるのが原則ですが、下記の例外もあります。緊急に対処する必要性がある場合には、削除依頼のページで削除期間短縮を提案できます。合意が得られた場合には、より早く削除されます。著作権法違反関連で、転載元から依頼があった場合も同様です。また、規定の認識における錯誤や事実誤認による提案などを理由に提案者が取り下げを申し出たものについては、1週間を待たず管理者が「存続」で終了を判定することがあります。取り下げを申し出たものでも、管理者が終了と判定しないものについては、議論が続行しています。
削除を実際に行うのは管理者です。意見が拮抗しているため、議論が継続中のため、技術的な理由で、あるいは単に他の案件の処理に時間がかかっていて、終了判定と削除実施が遅れることがあります。審議されている間、問題の箇所は偶然にはたどりつけないように配慮して置かれ、記事には削除依頼中の表示がつけられています。
簡単なケースでは、議論を省略して削除する場合があります(以下、「即時削除」と呼びます)。即時削除の対象となるのは、削除依頼で議論するまでもなく、誰が見ても明らかに削除すべきページ・画像です。どういうものが対象になるかについては、Wikipedia:即時削除の方針を参照してください。また、具体的な即時削除の手続きに関しては、Wikipedia:即時削除を参照してください(管理者への注意:即時削除は、通常の削除手続き以上に慎重な判断が求められます。迷った場合は、削除依頼にまわしてください)。
以下では、削除の対象になるページ・画像がどのようなものかについて説明します。原則として、以下のいずれかのケースに含まれるものが削除対象となります。編集の要約に以下のケースに含まれる内容が記入されていた場合も、そのページ・画像は削除対象となります。
即時削除の基準に照らして、判断に迷った場合は、通常の削除依頼をしてください。
日本語版ウィキペディアでは、少なくとも、日本国内法(著作権法など)、アメリカ合衆国法(サーバーがアメリカにあるため)および GFDL の全てを満たす必要があります。法令違反である可能性がある場合(目安としては、法令違反の可能性が 50 パーセント以上の場合)、削除されます。そうでない場合であっても、削除しないリスクが削除することによる損失を上回るとの結論に至った場合、削除されます。
判断基準補足:
どの法令に違反しているかを明確にするよう努める。
法令の正しい適用方法や正しい解釈が不明瞭であるために判断が難しい場合には、ウィキペディアにとってリスクが高い方に解釈する。
削除されるものの例:
著作権に関するもの。ケース B-1:著作権問題に関してにて詳述。
ウィキペディア外の著作物(書籍・ウェブサイトなど)からコピーしたもの、および、同一性が高いもの。著作者本人が GFDL での配布に同意している場合や、GFDL の条件下で再利用可能なもの(パブリック・ドメインのものなど)等は除きます。
引用が著作権法および GFDL の要件を満たしていないもの。正当な引用をするには、引用した範囲を明確にし、引用元も明記するなど、数多くの条件を満たす必要があります。なお、GFDLが著作物の改変も許諾していることから、著作権法上は問題ない引用であっても、ウィキペディアでは許容されない場合もあるとする見解が、コミュニティの一部には存在します。