この文書は、英語由来の外来語について、表記を決めるための参考資料を提示するものです。特定の表記を強制するものではありません。この文書を利用する際には、Wikipedia:外来語表記法も参照してください。
目次
1 基本原則
2 人名
3 綴り別細則
3.1 撥音
3.2 促音
3.3 長音(長母音、二重母音)
3.4 ヤとア
3.5 b [b]
3.6 ch [?]
3.7 de [de]
3.8 di, dy [di]
3.9 du [dju]
3.10 f, ph [f]
3.11 ge [?e]
3.12 gua
3.13 ju [?u]
3.14 qua, que [kw-]
3.15 re-
3.16 sh [?]
3.17 -son [sn]
3.18 t [t]
3.19 tu [tju]
3.20 ty, ti, tee, tea [ti, ti?]
3.21 -um, -ium [?m, i?m]
3.22 v [v]
3.23 w [w]
3.24 ye [je]
3.25 x
4 参考文献
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基本原則
英語由来の外来語は、片仮名書きを原則とする。必要に応じてラテン文字表記(アルファベット表記)を括弧書きする。
英語での発音を重視するが、慣用も尊重する。
glove - 発音はグラヴ/グラブだが慣用はグローブ
表記によって意味が大きく変わる場合は、慣用の通り別々の表記を用いる。例:
stick - スティック(棒)、ステッキ(杖)
truck - トラック(貨物自動車)、トロッコ(荷車)
glass - ガラス(素材としてのガラス)、グラス(ガラス製の飲物用食器)
地域によってラテン文字表記や発音に違いがある場合は次のようにする。
イギリスに関連の強い単語についてはイギリスで使われている綴り・発音を採用する。
アメリカ合衆国に関連の強い単語はアメリカ合衆国で使われている綴り・発音を採用する。
他の英語圏諸国に関連の強い単語も同様に、その国で標準とされる綴り・発音を採用する。
(工業製品・企業サービスなど)日本語での商標登録、(文芸・映画など)日本語タイトル、(会社・団体など)日本法人の商号がある場合は、それに従うのが原則となっている。
Interview with the Vampire(映画) - インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(「インタヴュー・?」や「?・バンパイア」としない)
人名
英語圏での慣習にあわせて「名・姓」の順に記載する。ミドルネームは省略するのが慣例となっている。
名と姓の間は「・(全角中黒)」で区切る。
見出しの書式は次の通り。
語頭の綴りは re-、in- の様に後ろにハイフンをつける。
語尾の綴りは -er、-ry の様に前にハイフンをつける。
その他の場合は、どちらもつけない。
英語は綴りと発音の乖離が激しい。そこで[ ]内に見出しが意図する発音をIPAで表した。
括弧書き文については次の通り。
一般 - 内閣告示『外来語の表記』に準じたもの。一般にマスコミ等の表記で使われているもの。
発音 - 発音を重視して表記したもの。
慣用 - 慣用的に使われているもの。 内閣告示『外来語の表記』で慣用としているもの。
○○学会 - その学会の学術用語集で採用しているもの。
JIS規格 - JIS規格書で採用しているもの。
記者ハンドブック - 共同通信社『記者ハンドブック』で採用しているもの。
リンクは、現在でのウィキペディア日本語版での状況をわかりやすくするために、記事名に採用されているもののみにつけた。
撥音は「ン」を用いる。
comma - コンマ(英音)、カンマ(米音)
lamp - ランプ
英語には音素としては存在しないが、実際にはそのように聞こえる、または発音されるものについて、促音は小書きの「ッ」を用いる。