この文書はウィキペディア日本語版の公式な方針あるいはガイドラインの草案です。現時点ではまだ拘束力はありません。現在、内容に関してノートページで議論を行なっています。ショートカット:
WP:IAR
WP:IGNORE
もしも、ウィキペディアの改善や維持をしようとするときに、いまあるルールが邪魔になるのなら、(ケースバイケースで)そのルールを無視してください。
目次
1 解釈の例
1.1 ルール全部を把握する必要はない
1.2 ルールは破られるためにある
1.3 ルールの精神と常識を尊重する
2 このルールの運用について
2.1 そのルールが本当に邪魔なら、ルールを変えていく
2.2 管理者権限の行使への適用は慎重に
3 最後に
4 このルールの英語版での歴史
5 関連項目
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このルールは様々な解釈をされます。その例をいくつか挙げていきます。もちろん、これ以外に解釈があります。
ウィキペディアのルールは複雑です。さらに悪いことに、月日が経つにつれて、ますます複雑になっていきます。でも、心配しないでください(特に新規参加者の方)。ルール全部を覚える必要はありません。このルール「ルールにこだわらない」は、とりあえずルールを知らなくても編集できることを保証するものです。まずは、百科事典の編集を楽しんでください。
編集をしていくうちに自分や他の人の編集したものが、修正されていくのを見ることができるでしょう。また、自分の編集したものにコメントがついたり「要出典」のようにかかれたり、残念なことに削除されたりするかもしれません。そのような体験を通して、ウィキペディアのルールを身につけてください。特に重要なルールについては、Wikipedia:五本の柱にまとめられています。できるだけ早くこれらのルールを理解してください。
ウィキペディアでは、百科事典をつくるという目的の下、多くの人が活動しています。複数の人が共同で作業する限り、ルールが必要です。ルールがあるがために、執筆を協調して行えます。
しかしルールは、暫定的な対応だったり、問題が起こるごとに条項が追加されたり、細かい状況にあわせたりしたために、複雑なものになりがちです。よく知らなかったルールがあったために、あなたが一方的に非難されたように思えることがあるかもしれません。また、ルールを破ってしまうことを恐れて、何も出来なくなるのは本末転倒です。
もしも、いまあるルールが妨げとなって、ウィキペディアの改善や維持が難しくなるのなら、そのルールを無視することも考えてみてください。その場合、ルールの代わりに常識を働かせてください。あなたがウィキペディアを理解しており、常識的で理性的な行動をとるのなら、きっとうまくいくでしょう。
ルール名「ルールにこだわらない」にはパラドックスが含まれています。このルールで対象としているものには、「ルールにこだわらない」自体も含みます。もしも、ルールすべてを破るような行動をしても、この「ルールにこだわらない」だけは守れてしまいます。逆にルールすべてを守るよう行動しても、このルールを守ることはできません。ウィキペディアのルールは複雑です。「ルールにこだわらない」は一文のみが矛盾していますが、ウィキペディアのルール全体を見渡すと、矛盾は他にも当然あるでしょう。完璧なルールなど存在しません。
単にルールの文面に従うのではなく、そのルールに含まれている精神を理解し、尊重してください。例えば、Three-revert ruleは編集合戦ではなく、合意形成で論争を解決するのが目的です。このルールに引っかからないように編集合戦を繰り返す行為は、ルールの精神に反します。文面通りでは守れないルールである「ルールにこだわらない」は、ルールの精神が尊重されることを前提としています。このルールは、ルールの精神を無視することの正当化に使ってはいけません。
また、ルールを適用するときには常識を用いてください。ルールを表面上しか守らない行為は、必要以上にルールを複雑にする原因にもなります。例えば、あなたの家の前で、たびたび犬のフンがされて困っているとします。そこで、あなたは家の前に「ここで犬にフンをさせないでください」と張り紙をしました。ルールを表面上しか解釈されないのなら「犬の小便ならいいのか」と屁理屈を言われたり、今度は猫のフンをされたりするかもしれません。今度はそれに対応するように張り紙の文面を付け加えなければならないでしょう。そうすると今度は空き缶が家の前に……。というようにだんだん文面が複雑になっていきます。常識で判断すれば「ここで犬にフンをさせないでください」という張り紙は、「ここを綺麗に保ってください」という意味に解釈すべきでしょう。