誰でも編集できるのでは、記事がデタラメだらけにされてしまうと思いますか? 「ウィキペディア」に問題がないわけではもちろんありませんが、実際には意外と上手くいっているのです。
デタラメなことを書き込んでいく人はいますが、「ウィキペディア」には良識ある参加者もたくさんいます。イタズラはほとんどの場合、すぐに見つけられて、訂正・削除されていますし、「ウィキペディア」を使って独自の珍奇な説を広めようとする人の書き込みも、時間がかかることもありますが、大抵の場合、百科事典にふさわしい内容に訂正されています。この作用が「ウィキペディア」の質の高さを保っているわけです。またそれだけでなく、参加者同士が知識を持ち寄って協力して編集することで、一人では書けない立派な記事が書き上がったりするのもまた、「ウィキペディア」ならではの醍醐味です。百科事典の全般的な正確さは、多くの良識ある参加者を呼び込めば呼び込むほど、改善されます。記事を直したり、あなたの持つ知識を伝えることで、ぜひ「ウィキペディア」を支援してください。もし間違いを発見したら、ぜひ記事を編集して直してください。記事の編集はちょっと……と思われるようでしたら、その記事のノートページにて、ぜひ間違いの指摘をしてあげてください。
ただ、場合によっては、編集者がお互いに自分の見解を譲らず、記事を頻繁に改変し合う「編集合戦」が起きたりもします。特に政治、宗教、民族などが関係する記事や、熱烈な愛好家が編集に参加している記事ではこういう問題が起こりがちです。このような場合には、その記事を問題解決までの一定期間、編集できないように保護する対策や、どうしても問題を引き起こす利用者の投稿を禁止する措置がとられています。
また、残念ながら、著作権の侵害や名誉毀損の問題がたびたび起きていることも事実です。ただ、こういったことに対して、「ウィキペディア」の多くの利用者が真摯に取り組み、解決しようと努力しています。さまざまな問題に対処するために、基本方針やガイドラインを定めており、特に著作権や名誉毀損の問題については、厳しく対処し、問題のある記述を削除するよう心がけています。詳しくはこちらの文書を
Wikipedia:基本方針とガイドライン
Wikipedia:名誉毀損
Wikipedia:著作権
Wikipedia:自著作物の持ち込み
Wikipedia:投稿ブロックの方針
Wikipedia:査読依頼
「ウィキペディア」は世界各国で展開
「ウィキペディア」は2001年にアメリカ合衆国で始まったプロジェクトです。以来、世界各国の言語版が作られ、2007年6月1日時点で253の言語版があります。同じテーマの記事がそれぞれの言語版にある場合、画面の左にある「他の言語」という箇所に各言語版へのリンクがありますが、それぞれが別々の参加者によって執筆・編集されているので内容はそれぞれ独自の記事となっています。
こんな国際的なプロジェクトに無料で参加できて、しかも広告も表示されていないというのはどういうわけでしょう? 誰がお金を出して運営しているのでしょうか。
「ウィキペディア」は企業活動ではなく、非営利団体が運営
「ウィキペディア」を運営しているのは米国の非営利団体であるウィキメディア財団です。その資金は、ウィキペディアの共同創設者であるジミー・ウェールズの(米Bomis社を通じた)提供、それに各国の利用者からの寄付でまかなわれています。詳しくはこちらの文書を
ウィキメディア財団
Wikipedia:多言語プロジェクトとしてのウィキペディア
Wikipedia:大使館
Wikipedia:全言語版の統計
Wikipedia:全言語版の統計 - 記事数の推移
Wikipedia:日本語版の統計
Wikipedia:ウィキメディア・プロジェクト
⇒ご寄付はこちらから
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更新日時:2008年10月6日(月)07:27
取得日時:2008/10/29 05:43