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この文書の要旨: 人に何かする方法を示しておきながら、それをしないように注意すれば、彼らはともかくそれをやってみるという誘惑に駆られるかもしれません。
鼻の穴へ豆を入れないように注意することは良い考えのようかもしれませんが、無邪気で大胆な人に対しては思わぬ結果を招くかもしれません[1][2]。
今日は坊やとお母さんが市場へ出かける日です。お母さんはいたずらな坊やのことが心配でたまりません。坊やにいろいろと注意をし始めました。「いいわね!いい子でいるのよ。面倒に巻き込まれないでね。キャベツを全部食べたりしちゃだめよ。ミルクをぜんぶひっくりかえしちゃだめよ。牝牛に石を投げ付けたりしちゃだめよ。井戸の中に落っこちちゃだめよ」これは前に坊やが市場でした悪戯の数々でした。いつもいつも新しい悪戯を引き起こす坊やに悩まされているお母さんは、たまたま思い付き、一言付け加えました。「それと、鼻に豆を詰めないで!」思ったこともない新しい悪戯の方法を教えてもらった坊やは、市場で豆屋さんを見つけるとお母さんの手を振り払い、さっそく鼻に豆を詰めてみたのでした。
他人の愚かな行為を防ごうと熱心になるあまりに、彼らが心に抱いてもいなかったアイディアを吹き込んでしまうことがあります。このように、起こるかもしれないことに対して注意することは賢明ではないかもしれません。予防的な注意は新奇な悪戯の引き金となるかもしれないのです。簡単に言えば「彼らにいかなるアイディアも与えないでください」。
言い換えれば、混乱を引き起こす行動の例(例えば「このリンクをクリックしないでください。クリックするとウィキペディアがクラッシュします」)を示さないでください。なぜなら、このような例を見た人の中には、実際にやってみるひとがいるかもしれない、いや、絶対にいるからです。
脚注^ " ⇒Foreign Body In The Nose (Web archive)". Kids Health. NBC11.com. 2007-02-28 時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2008-01-31 閲覧。
^ " ⇒家庭の救急法(耳や鼻に異物が入ったら)". 鹿児島県医師会. 2008-06-20 閲覧。
関連項目
Wikipedia:腕ずくで解決しようとしない (何か言いたいことがあっても、適切な行動で)
⇒Instruction Creep
⇒Security through obscurity (隠匿によるセキュリティ)
⇒Wikipedia:No climbing the Reichstag dressed as Spider-Man
⇒Do NOT click any links! (「いかなるリンクもクリックしないで下さい!」)- アンサイクロペディア(英語版)の非常に優れた実例
⇒Reactance (psychology) (心理的リアクタンス)
⇒Wikipedia:Don't delete the main page (メインページを消さないで:英語版では「メインページは履歴が多すぎるから消すことができないんだよ」というある管理者の冗談を本気にした別の管理者が、実際に試してみようとしてメインページを消してしまったことがありました。)
カテゴリ: ウィキペディアの私論
更新日時:2008年10月5日(日)13:27
取得日時:2008/11/19 02:10