WARASHI
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『WARASHI』(ワラシ)は、寺沢大介漫画作品、及びそれを題材にしたテレビドラマ
目次

1 概要

2 あらすじ

3 登場人物

3.1 メインキャラ

3.2 人間

3.3 正義妖怪

3.4 悪行妖怪


4 用語

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概要

週刊少年マガジン1990年35号から1991年27号まで連載された。全37話、コミックス全4巻。また、1991年10月から1992年3月まで、『B級ホラーWARASHI!』としてTBSでテレビドラマ化もされた。『ミスター味っ子』の次回作として描かれ、料理漫画を多く扱う作者にしては珍しくオカルト・ホラー要素の強い、妖怪を題材とした漫画である。二部構成になっており、前半は一話完結のどちらかと言えばコミカルな妖怪退治物だったが、次第に主人公・ワラシの因縁の相手である天邪鬼とのシリアスな戦いが主なテーマとなる。後半は天邪鬼との戦いの3年後が舞台となり、高校生となったあん子の物語となる。

この作品の後半から、画風がそれまでのコメディータッチなものから、より写実的になっている。その為、作者の画風が変わる過渡期的な作品と言える。

注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


あらすじ

友人に頼まれて祖母に妖怪の話を聞く為、友人と共に10年振りに田舎へやって来たあん子。そこで祖母から「ワラシ様」の話を聞かされる。最初は妖怪を信じていなかったあん子だが、龍神堂の龍石を見に行った際に妖怪に出会ってしまい、襲われた所をワラシに助けられる。この事件を契機に妖怪の存在を知る事となったあん子は、ワラシと共に妖怪がらみの事件に巻き込まれ、解決していく事となる。


登場人物


メインキャラ
ワラシ
主人公。童子(わらし)の名が示す通り、茶髪でキバを生やした少年の姿をしている。スケベでいたずら好きな性格。あん子の祖母の住む田舎では「ワラシ様」と呼ばれ、一種の神様の様に敬われていた。伝承では普段は滅多に人前に姿を現さず、いたずらをする音が時折聞こえるのみで、運のいい者のみがごくまれに出会えるだけという。あん子が幼い頃に出会っており、その時に「あん子のおっぱいは俺が予約する」という約束をしている。自然界のあらゆる精霊の力を借りて、その性質を自分の物にする事ができる。ワラシ一族の若様で、父親・カハクは武勇に優れ、信望厚い大妖怪だった。母親・ウズミは人間で、ワラシは人間と妖怪のハーフに当たる。本来は大人の姿だが、幼い頃に天邪鬼の策略によって両親と別れており、そのショックの為に成長が止まっている。天邪鬼との戦いで一度は死ぬが、成長した姿を取り戻し甦る。正体を現した天邪鬼に苦戦するが、野槌の中に天邪鬼を道連れにして行方不明となる。3年後、精神のみがようやく人間界に戻ってきたが、肉体が無間地獄にあって人間界に無い為、人間界では活動できない。そこで、あん子の同級生・美童の肉体を借りる事によって人間界に甦る。人間の体を借りている為、長時間は活動できない。最後は無間地獄より復活し、あん子と共に悪鬼との戦いの旅に出る。
小萩野あん子(おはぎの あんこ)
ヒロイン。黒髪でショートカットの活発な女の子。東京に住む区立笹原(くりつささはら)中学校の2年生。妖怪を信じていなかったが、田舎の龍神堂での事件に巻き込まれ、その際のワラシとの出会いにより妖怪の存在を知る事となる。実は幼い頃にワラシと出会っていたが、あん子は覚えていなかった。ワラシとの再会以降は、妖怪事件に首を突っ込む事になり、その為ワラシに呆れられる事も。両親を失って一人ぼっちだったワラシにとって、幼いあん子との出会いはかけがえの無い物だった。ワラシが野槌の中に吸い込まれて行方不明になって3年後、17歳となったあん子は髪を伸ばしロングヘアーとなり、北沢(きたざわ)高校の2年生となる。美童の体に乗り移ったワラシと共に妖怪事件を解決していく。とある事件をきっかけに、再び髪を切る。最後は人間界に戻ってきたワラシと共に悪鬼との戦いの旅に出る。


人間
あん子の祖母(あんこのそぼ)
あん子の祖母。田舎に住んでいる。あん子達にワラシ様の話を聞かせる。遠い昔、一度だけワラシと出会った事がある。信心深い性格。あん子に自分が大事にしていたワラシのお守りを授ける。
佳子(けいこ)・由里(ゆり)
あん子の友人。あん子と共に田舎へやってくる。龍神堂の事件に巻き込まれてしまい、蛟に精気を吸い取られてミイラになってしまうが、蛟を倒した後のワラシによって助けられる。
あん子の父(あんこのちち)
あん子の父。
あん子の母(あんこのはは)
あん子の母。土蜘蛛に喰われて死んでしまう。
茨城のお姉さん(いばらきのおねえさん)
あん子の親戚。義父の遺産で新築の高層マンションに引っ越してきた。風切りに襲われるも、ワラシ達に助けられる。
美童和彦(みどう かずひこ)
北沢高校生の男の子であん子の同級生。あん子の事が好きで、よくあん子をからかっている。あん子いわく、ワラシを思い出させる少年。勉強ができない。ワラシに肉体を貸す事で、ワラシの能力を使える。ワラシが出ている間は、魂は眠っている。人間の魂は弱い為、長時間はワラシは出ていられない。あん子の事が好きな為、ワラシに嫉妬して妖怪の事件に手を貸してしまう事も。
滝川蕗子(たきがわ ふきこ)
北沢高校生で、あん子の同級生で友人。三つ編みでそばかすの女の子。気が強い。あん子からは「ふーちゃん」と呼ばれている。成績が優れないのを気にして「明解塾」へ通う。最初は「小川」と言う姓だったがいつの間にか「滝川」に変わっていた。死人使いによって殺され、死人帰りにされてしまうも、死人使いの死によって甦る。
山下江津子(やました えつこ)
北沢高校生。あん子の同級生。顔が醜い事を気にしており、告白したが振られた事で顔を変えたいと強く願い、面取りの手術によって顔を変えて美しくなり、白川絵美(しらかわ えみ)と名乗り元のクラスに転入する。美しくなった事により、次第に高慢な性格となり女王様同然に振舞うも、その顔は人面瘡だった。焦った江津子は、面取りの元に向かい、顔を治してもらう様に頼むも、言葉巧みに言いくるめられ、あん子の顔を剥ごうとする。最後にはワラシの手によって邪悪な心の顔は消滅し、元の顔に戻る。
木山(きやま)
北沢高校生。アイドルオタクの男子。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki