W w W w
ラテン文字
AaBbCcDd
EeFfGgHhIiJj
KkLlMmNnOoPp
QqRrSsTtUuVv
WwXxYyZz
Wは、ラテン文字(アルファベット)の 23 番目の文字。小文字は w 。U、V、Yとともにギリシャ文字のΥ(ウプシロン)に由来し、キリル文字のУは同系の文字である。Υ(ウプシロン)の別形に由来するFとも同系といえる。
目次
1 字形
2 呼称
3 音素
4 歴史
5 W の意味
6 符号位置
7 関連項目
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Vを横に2つ連ねた形であり、大文字、小文字同形である。しばしば2つのVを重ねて(左のVの右斜線と右のVの左斜線を交差させて)書く。V同様、筆記体では下部を丸めて書き、右上で折り返す。亀甲文字は。
呼称
二重のV
仏: double ve (ドゥブル・ヴェ)
伊: doppio vu (ドッピョ・ヴ)
西:uve doble (ベ・ドブレ/ウベ・ドブレ)
ポルトガル語: ve dobrado
エス: duobla vo(ドゥオブラ・ヴォ)/ヂェルマーナ・ヴォ(ゲルマン人のV)
二重のU
英、葡:ダブリュー(ダブル・ユー) ⇒聞く(ヘルプ・ファイル)
音素名称
独:ヴェー
蘭・イネ:ウェー
この文字が表す音素は、
英語、インドネシア語では/w/。
英語では、音素 /w/ に続く母音字の短音を変化させる。ただし、母音字の後に軟口蓋音(/k, ?, ?/)の前にきた場合は本来の音のままである。a(綴り) → o(音) / o → u
ドイツ語では/v/。
スラヴ語でも/v/で、vと同じ音素を持つ。スラヴ語において、vとwは外来語を除いて片方しか使われない。チェコ語・クロアチア語などではvを、ポーランド語などではwを使い、もう片方は外来語にのみ使われる。
イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語では外来語にのみ使い、起源によって/w/または/v/(スペイン語では/b/)で発音する。またこれらの言語において音素 /w/ は、母音音素 /u/ の異音である。
オランダ語では/?/(/f,v/の接近音)を表す。
エスペラントでは外来語にのみ使い、ドイツ語、ポーランド語、オランダ語の場合は/v/の発音し、それ以外は/w/で発音することが推奨されている。
音声記号としては、小文字は「両唇-軟口蓋接近音」だが、日本語の「わ」は唇の接近が弱い。
古代ローマ人の時代のラテン語では、W の文字は存在せず、/w/ の音素は V の文字を使って表記していた。
しかし、V の文字は/w/と同時に母音の/u/を表しており、さらに英語などのゲルマン語にはラテン語にない/v/の音素があったため、V は一文字で 3 音素を表すことになった。
そこで、/w/の音素を表す場合は V を重ねてVVと表記する慣習が生まれ、やがて二つのVが繋がって一つの文字になり、Wとなった。
ドイツ語では /w/ の音素が消滅したため、Wの字は/v/の音素を示すようになった。
語頭に /w/ を含むゲルマン語の語彙がロマンス諸語に伝わると、werra→guerra のように/gw/ に変化した。
W の意味
タングステンの元素記号。
西(west)。そこからヒップホップにおいてアメリカ合衆国西海岸(ウエスト・サイド)。
幅(width)。
ウエスト (waist)。人体のサイズを表示するときに、B(バスト)やH(ヒップ)とともによく使われる。
物理学では仕事を表す記号として用いられる。
仕事率(電力など)の単位、ワット。
熱力学では、まぎらわしさ回避のため速度を v ではなく w と表す。
数学では、第四の未知数に使われる。(小文字)
非SI接頭辞
ウェカ(weka)(1030)(大文字)
ウェコ(weko)(10-30)(小文字)
ウェクト(wekto)(10-30)(小文字) - ジム・ブロワーズ(Jim Blowers)の提案
カシオペア座は W の形をしていることで知られる。
日本語では、「二倍の、二つの」などを意味するダブル(double)の意味で使われる事がある。
ただし上記のダブリューという呼び名の由来からわかるように、この表現は日本人、もしくは、日本語に精通した外国人以外には通じない。