VOCALOID2 Editor
開発元ヤマハ
最新版2.0.10 / 2008年9月1日
対応OSWindows XP/Vista
種別音声合成、DTM
公式サイト ⇒YAMAHA VOCALOID
表・話・編・歴
VOCALOID(ボーカロイド)とはヤマハが開発したデスクトップミュージック (DTM) 製作を目的とした音声合成エンジン及びそのシステムである。メロディーと歌詞を入力することで人の声を元にした歌声を合成することができる。2008年現在、新バージョンのVOCALOID2がリリースされている。
目次
1 概要
2 特徴
3 VOCALOIDを使用した製品
3.1 VOCALOID
3.2 VOCALOID2
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
//
2003年2月26日に発表された「リアルな人の歌声を合成できるソフト」である。ヤマハが研究開発してきた歌声を作成するための音声合成手法「周波数ドメイン歌唱アーティキュレーション接続法 (Frequency-domain Singing Articulation Splicing and Shaping) 」を採用した[1]音声合成エンジンと、歌声を作成・合成することができるミキサソフト (VOCALOID Editor) のセットである。
なお、音声合成に必要な歌声ライブラリについては現在の所ヤマハ自体は提供しておらず、VOCALOID単体での販売も行っていない。ライセンス契約を締結した各社が独自の歌声ライブラリを製作し、VOCALOID本体と組み合わせ製品化している[2]。
VOCALOIDとは、「vocal(ボーカル)」に語尾の「oid」を組み合わせて作られた造語である[3]。「oid」は「?のようなもの」「?状の」という意味で、「human(人)」と組み合わせれば「humanoid(ヒューマノイド)」、ギリシャ語で男を意味する「andr」と組み合わせれば「android(アンドロイド)」となる。
実際の人の歌声から収録したデータベースと、歌声を作成するために開発されたフォルマント音声合成エンジンを利用して合成を行なうため、元の歌声の性質が残り、自然な歌声の合成音を得られるのが特徴である。(バージョンアップ版であるVOCALOID2では、より自然な人間の歌声になるよう改良されている。)
また、これまでのDTMではボーカルパートは実際に人間の歌声を録音する必要があったが、VOCALOIDの登場により、個人ユースでも歌声のボーカルパートを作成できるようになった。
歌を歌うことを前提に開発されているため文章などの読み上げは想定していないが、ある程度は喋らせることができる。また、音声記号を上手く組み合わせることで片言に近いが他言語の歌を歌わせることも可能である( ⇒公式サイトのFAQより)。
なお、英語版VOCALOIDはライブラリの構造自体が違っていて、英語(アルファベット及び英単語入力)がベースとなっているため、使用感がまったく異なっている(日本語VOCALOIDは五十音入力)。また、プラットホームが同じであるため、システムのバージョンさえ一致すれば、日本語版VOCALOIDエディタでも英語版VOCALOIDのライブラリを読み込ませることも出来、逆も可能。ただし、入力システムは上記のようにライブラリ依存となっているため、違いはメニューの表示のみである。なお、VOCALOID1とVOCALOID2には互換性がないため、同一のエディタで使うことは出来ない。
製品化されているVOCALOIDでは、スタンドアローン(再生、WAVファイルに書き出し)及びReWireアプリケーション又はVSTiとしてDAW等から使用可能。
現在、これら第一世代VOCALOIDのエンジン部は Ver1.1 にバージョンアップしている[4]。
LEON - 英語/男声
LOLA - 英語/女声
製造元:ZERO-G(イギリス)(日本国内代理店クリプトン・フューチャー・メディア)発売日:NAMM 2004 Winter (2004年1月15-18日)にてリリース[5](日本国内2004年3月3日[6])LEONとLOLAはVOCALOIDの初製品。どちらもソウルシンガーである。パッケージにおいては男女の口周りの写真があるだけで具体的な人物像は描かれておらず、男性女性を表す記号がそれぞれのロゴに当てられている。
MIRIAM - 英語/女声
製造元:ZERO-G(日本国内代理店クリプトン・フューチャー・メディア)発売日:2004年7月1日[5](日本国内2004年7月26日[7])アディエマスのヴォーカル、ミリアム・ストックリーがモデル。
MEIKO - 日本語/女声
製造元:クリプトン・フューチャー・メディア発売日: 2004年11月5日VOCALOID日本語ライブラリの第1弾。ポップス、ロック、ジャズ、R&B、童謡まで幅広く歌いこなすとされる。拝郷メイコ(元ヤマハミュージックコミュニケーションズのシンガーソングライター)がモデル。パッケージには拝郷メイコ本人ではなく、赤い服を着た女の子のイメージイラストが描かれている。初年度で約3,000本を売り上げ、発売当時におけるDTM市場では異例のヒット商品となった。
KAITO - 日本語/男声
製造元:クリプトン・フューチャー・メディア発売日:2006年2月17日VOCALOID日本語ライブラリの第2弾。声質は伸びやかで清涼感が有り、POPSを始めとした歌謡曲?童謡までをオールマイティにこなすとされている。スタジオ・ミュージシャンの風雅なおとがモデル。パッケージには青いマフラーに白い服を身にまとった青い髪の男性が描かれている。