VIA
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この項目では台湾の半導体メーカーについて記述しています。カナダの鉄道会社についてはVIA鉄道を、ホンダのスクーターについてはホンダ・Viaを、アメリカ合衆国のテキサス州サンアントニオのバス事業者についてはVIA (バス)をご覧ください。

VIA Technologies, Inc.(ヴィア・テクノロジーズ、: ⇒威盛電子股?有限公司)は、台湾半導体メーカー。主に、PC/AT互換機向けチップセットx86互換CPUの開発・設計で知られる。台湾証券取引所に上場。
目次

1 沿革

2 チップセット

3 CPU

4 その他の製品

5 インテルとの確執

6 関連項目

7 外部リンク

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沿革

1992年9月に設立。

1999年ナショナル セミコンダクターから子会社のサイリックスを買収。更にIDTから傘下のセントールテクノロジーを買収。CPU市場に参入した。

2000年、グラフィックスメーカーのS3がVIAにグラフィックス部門を売却。更にICEnsembleを買収し、サウンド関連にも参入。

2007年、チップセット部門をCPU部門と併合。

2008年1月サードパーティー向けチップセット開発から撤退を表明。撤退後のチップセット開発は自社CPU専門となる。 ⇒[1]


チップセットVIA KT600チップセット(ノースブリッジ)

かつては低価格製品を売りに、Socket7用のMVPシリーズや、Slot1/Socket370用のApollo Proシリーズでインテル純正チップセットに対抗、一定の成功を収めた。AMDが自社のプラットフォーム基盤を強化するため、互換チップセットベンダーの育成を図る方針を採ったため、AMD用チップセットとしては大手になった。多機能チップセットの開発によりシェアを伸ばしたNVIDIAと、特にライバル関係にある。KT/Pro266以降の製品にはノースブリッジサウスブリッジ間を「V-LINKバス」と呼ばれる技術を用いて高速で接続している。買収したS3のグラフィックスの技術をノースブリッジに用いた統合チップセットは、メーカー製パーソナルコンピュータ (PC) にも数多く採用されていた。

安定性に定評のあるチップセットメーカーのひとつとされているが、かつては問題を抱える製品が数多く存在していた。主にかつてのAGPビデオカードに相性問題が多く発生していたが、これはVIAに限らずSiSALiなどのサードパーティーのメーカーにはよく起こる問題であった。これはAGPを提唱したインテルがPCIの様に公的な規格にしなかったことと、AGP初期?全盛期は動作が不安定とされていたWindows 9x系が主流オペレーティングシステム (OS) であったことも一因である。また、サウスブリッジのIDEコントローラに不具合がある製品が出回った時期もあった。これらを搭載した古いマザーボード(MVP (Socket7) 系、Pro?133 (P6) 系、KX・KT?133系 (K7) など)を使用する場合には注意が必要である。 ただし、新しいチップセットでもサウスブリッジにVT8237Rを搭載したマザーボードと、日立グローバルストレージテクノロジーズ製のSerialATA-II対応のHDDと接続すると信号のタイミングが合わず認識しないという問題も報告されている。(認識できるマザーボードとHDDメーカーページにあるユーティリティーを使い、あらかじめHDD側のSerialATAの速度を強制的に1.5Gbpsに設定しておくことで回避可能)


CPU最初に投入されたCyrixIIIプロセッサ

VIAはx86互換CPUC3(シー・スリー)と後継品のC7(シー・セブン)を開発している。派生製品として、C3をベースにノートパソコン向けのC3-M(旧 Antaur)、消費電力をより低減した組み込み用途向け製品のEdenシリーズ、ノースブリッジチップと統合したCoreFusion(コアフュージョン)が存在する。

C3はIDT/CentaurのSocket5/7互換CPUであるWinChipシリーズをベースに、P6バス (Socket370) 互換にしたもの。低価格・低発熱・低消費電力等を売りにしている。C3は当初『CyrixIII』という名称を使用していた。本来VIAはCyrixベースのP6互換CPUを先行して開発する予定であったが、元サイリックスの開発陣がこぞってVIAを退社してしまったために、完成を目前にして開発は凍結されてしまった。そのためか、WinChipベースであるにも拘らずCyrixブランドだったことについては、そのことに対するあてつけであるという説、サイリックスの元親会社ナショナル セミコンダクターの特許が欲しかっただけであるという説など諸説があるが、VIAはコンパックIBMのPCなどで採用され実績と知名度のある『Cyrix』ブランドでアピールする戦略だったとしている。

性能面では同時期の競合他社製品より劣るが、安価であることから発展途上の地域を主として販売されている。日本国内でも安価で省電力、低発熱という利点が評価されており産業用ロボット自動車ハードディスクビデオレコーダなどの組込市場のほか、静音PC向けCPUとして一部の自作パソコンユーザーに人気がある。

2005年5月、C3の後継であるC7(シー・セブン)が発表された。これはIntelとのライセンスの一部が失効したことで、NetBurst互換のCPUバス機能を削除した製品である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki