UHFアニメ

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幹事局

制作キー局ではないが、複数の放送局の動向を取りまとめる幹事局が存在し、主に放送規制に引っかかりそうな描写や表現など、最低限のチェックを絵コンテ段階などで行う。

キー局ほど厳しくはないが、特にCTC幹事のものに関しては2007年頃からキー局以上の厳しい修正が入ることも少なくない。近年になっては幹事局でなくても独自にもう一段階チェックを納品段階に切り替える、放映自粛などの規制強化に乗り出している。

主に首都圏4局のうちいずれか(特にCTC)が担当する例が多いが、関西・東海地区のテレビ局(現在では主にMBS・メ?テレ)が担当する場合もある。

ちなみに、アニメ雑誌では幹事局での放送時間を基準として記事を書いている場合が多い。ただし幹事局担当局が最速放映とは限らないことに注意されたい(編成の都合などでMBSなどのように最も遅い放映時期の例も少なくない)。

なお、上記のような製作委員会に放送局が名を連ねている作品の場合、その局が幹事局を兼任する事が殆どである。放送枠・シリーズの幹事局が変更になることは多からずあり、UHF系作品の特徴でもある。

下記の例もあり、幹事局としての影響力は大きい。

幹事を勤めた局が、続編にて制作局になる (MBS)。

同局の情報番組内にて作品紹介を設ける (MX)。

幹事を勤める作品を中心としたイベントの開催 (tvk)。

など

近年では独立U局を主として放送される、ドラマにも用いられる。

参考文献:『別冊宝島1411号 このアニメがすごい!2007』 宝島社2007年3月17日ISBN 9784796657440


シリーズ作品における放映局のばらつき

製作委員会制度により、テレビ局自身が制作に関与する事は一部の例外を除いて無い為、シリーズ作品によっては、各シリーズごとに各地の放映局が異なる例も少なくない(その極め付きが先述の『魔法少女リリカルなのは』シリーズの関西圏における放送局の変遷ぶりである)。また、関東圏以外のキー局系列局においても、同一系列ながら地域によって同時期に放映するUHFアニメが異なる例もある。


1クール(3ヶ月)アニメが多い

UHFアニメにおいては、キー局で見られるような長期にわたり放映されるアニメは極めて稀である(特に3クール以上。かつては2クールのアニメも稀であった)。中には全10話、極めつきの例としては全3話と言う作品もある。

これは、上記の目的による販売促進活動として不必要な長編アニメとするインセンティブが働かないためであると推測される。反面、強引に原作を改変して枠に収まるように再編成したが為に、荒削りな構成になったり、尻切れトンボのような作品もしばしば生じている。

最近では2クールで放映されるべき内容を持った作品も、とりあえず1クール分を制作し(その時点で終了してもいいように、一旦話を完結させる構成を取る事が多い)、人気が出れば続編を制作するという形で継続されるという形が急増している(また、最近では2クール制作前提で制作し、1クール分放送後、一定期間を置いて2クール目を人気に関係なく放送する場合もある)。これも上記の制作側のリスクを避けるという意向から生じていると思われる。

ただ、2005年4月期以降は、UHFアニメでも2クール作品が増加傾向にあり、逆に在京キー局深夜アニメでも1クール作品が少数ながら存在するため[90]、UHFアニメ独自の特徴ではなくなってきている。

更にNHKや在京キー局およびその系列局制作アニメ作品の一部においても、時間帯を問わずに制作スケジュールなどの関係で1?2クール分放映後、一定期間をおいてその続編を放映する手法を取る作品も現れている[91]


深夜に放映される作品が多い

深夜のほうが番組枠が安価であること、作品内容が前述に示したような内容が含まれることなどから、ほとんどのUHFアニメは深夜帯に放映され、深夜アニメの隆盛の一端を担っている。概ね25時台(深夜1時台)前後を中心に放送されるが、特に在阪・在名局では編成の都合でかなり遅く、更に放映時間が頻繁に変更される傾向がある。

ただし一部の番組ないし放送局によっては、全日帯(Wikipediaで言う5:00?23:00の時間帯)に放送していることもある。ちなみに同様の現象は在京キー局放映の深夜アニメが地方局でネットされる際にも稀に見られる。


全日帯で放送の例

TOKYO MXでは、他局では深夜に放送している作品を平日18:30枠または土曜17:00枠で放送することがある。これは新たなる視聴者層の開拓のためである(テレビ東京が従来の平日18:00?19:00のアニメ2作品枠を30分繰り上げた(『アニメ530』枠化)事も少なからず影響している)。

MX制作の元祖UHFアニメである『わんころべえ』も全日帯で放映された。

また、2006年に1度だけゴールデンタイムで放送されたUHFアニメがあった(ただしこれは編成の都合上による振替放送である)。

TOKYO MXでは『地獄少女』およびその第三作目の『地獄少女 三鼎』は土曜17:00枠(『三鼎』は水曜23時30分枠にて再放送)、また第二作目の『地獄少女 二籠』は土曜22:00枠(再放送は土曜17:00枠)にて放送(その他地上波では深夜帯)。

僕等がいた』は、TOKYO MXが18:30から、テレビ新潟(TeNY)が15:50から放送されていた(ただし、TeNYは終盤のみ深夜帯に放送)。

はぴはぴクローバー』は、TOKYO MXでは夕方、テレビ愛知・サンテレビでは朝に放送された。

2008年1月期には『ペルソナ ?トリニティ・ソウル?』、2008年7月期には『鉄腕バーディー DECODE』、2008年10月期には『かんなぎ』を土曜22:30枠で放送[92]

2008年10月期には『テイルズオブジアビス』が金曜21:00枠、『北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王』を金曜22:30枠で放送している。


チバテレビでは、特番編成(主に選挙関係)の都合でゴールデンタイムに放送することが日曜においてまれにあり、その場合それぞれ通常より3?4時間繰上がる(例外あり)。

かつて存在したメ?テレの金曜28:15枠は、公式サイトの番組表では土曜朝の番組として扱われていた(2007年4月より1時間繰り上げられたため金曜深夜扱いに)。

サンテレビでは、まれに朝7時台のアニメ再放送枠で新作のUHFアニメを放送することがある。

同局では2005年に一度だけ、阪神タイガース優勝特番編成の都合により早朝5時台に放送された作品がある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki