FM TOWNS(エフエムタウンズ)は富士通が1989年2月に発売を開始した独自アーキテクチャのパーソナルコンピュータである。
目次
1 概要
1.1 FM TOWNS
1.1.1 他機種ユーザーとの論争
1.1.2 二代目以降
1.2 FM TOWNS II
1.2.1 486・横置き型化
1.2.2 白TOWNS
1.3 ノート機
1.4 FMV-TOWNS(TOWNSシリーズの終焉)
1.5 その他
1.6 販売・広告戦略
1.7 PC-9800シリーズへの影響
1.8 X68000シリーズへの影響
2 仕様
2.1 CPU
2.2 グラフィック
2.2.1 画面モード
2.2.2 スプライト
2.2.3 オーディオ
2.2.4 マウス・ジョイパッド・キーボード
2.2.5 拡張性、オプションなど
2.2.5.1 拡張スロット
2.2.5.2 拡張カード
2.2.5.3 コネクタ
2.2.5.4 ストレージ
3 TownsOS
3.1 TOWNSシステムソフトウェア
3.1.1 主な添付ユーティリティ
3.1.2 主な添付アプリケーション
3.2 各種OS
4 機種
5 歴代イメージキャラクター
6 累計出荷台数の推移
7 マスコット
8 開発環境
9 実用ソフトなど
10 ソフトメーカー
11 脚注
12 関連項目
13 外部リンク
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FM-7(FM77AV)シリーズのオーディオ・ビジュアル(AV)機能の充実という流れを汲んだ後継機で、当時は珍しかったCD-ROMを搭載し、ビジネス向けのFMR-50シリーズと上位互換性を持っていた。名称は初代FM TOWNSの開発コードネームの"Townes"(レーザーを発明したノーベル賞受賞者のチャールズ・タウンズ(C.H.Townes)博士に由来する)から"e"を取ってそのまま商品名にしたとも、当初予定していた"Town"の商標を他の家電メーカー(企業名は不明)が先に登録しために止むなく"s"を付けたともされる[1]。
タウンズ、ウンズ[2]等と略された。FMRシリーズと合わせて、FMR/TOWNSシリーズとも称されることもあった。
FM TOWNSは日本初のCD-ROM標準搭載パソコンである。(パソコン以外ではFM TOWNS以前にPCエンジン・CD-ROM2、OASYSでの採用例がある。また、オプション装備としての導入なら、Macintoshの方が早い。)
その高機能を生かして「ハイパーメディアパソコン」として展開するなど、さまざまな試みがなされていた。富士通は元々FMRシリーズなどで教育機関において一定のシェアを持っていたこともあり、マルチメディア機能を生かした、教育分野向けのソフトウェアや、ゲームソフトが充実していた。また、廉価版のマーティー(Marty)も発売された。
「FM-TOWNS」とFM-7のようにハイフン入りで表記されることもあるが、正しくはハイフンなしの「FM TOWNS」である。
(発売当時、FM TOWNSを知った英国のパソコン技術者(の一部)は、「MONSTER(モンスター)」と呼ぶほどであった)。さらにマイクロソフトのビル・ゲイツもFM TOWNSの性能に驚いたとされている。
CD-ROMと3.5インチFDD、電源スイッチ、音量のレベルメーターなどを正面に配した縦型のプラスチック成型の独特の筐体に、インテルの32ビットCPU80386を搭載し、マウスによるGUIと、ゲームパッドによる操作を基本とした。