国際単位系(SI)では7つの基本単位が定められている。これをSI基本単位(エスアイきほんたんい)という。これらの基本単位はSIの前身であるメートル法において、一つの量に対して数ある大きさの単位が存在する状況から、一つの量に対して一つの単位に一本化する、という事を目的として選ばれたものである。
SI基本単位は操作的定義( ⇒operational definition)によって定義されている。SI基本単位はSI単位の基本となる単位であり、他の単位(SI組立単位)は、全てSI基本単位(および他のSI組立単位)の組み合わせにより定義される。次元解析により、全てのSI単位はSI基本単位の組み合わせにより表現することができる。
SI基本単位は、以下の7つである。これらの単位は、次元的に独立している。単位の定義は、それぞれの項目を参照のこと。
物理量単位
長さメートル(m)
質量キログラム(kg)
時間秒(s)
電流アンペア(A)
温度ケルビン(K)
光度カンデラ(cd)
物質量モル(mol)
以下の2つの基本単位には、その定義の中に基本単位ではない単位が含まれている。しかし、それらの単位も基本単位に由来するものであり、循環定義ではない。
アンペアは、その定義の中にニュートン(N)を含む。しかし、ニュートンはkg?m?s-2である。
カンデラは、その定義の中にヘルツ(Hz)、ワット(W)、ステラジアン(sr)を含む。しかし、ヘルツはs-1、ワットはkg?m2?s-3であり、ステラジアンは無次元量である。
関連項目
SI接頭辞
カテゴリ: 国際単位系 | SI基本単位
更新日時:2008年5月30日(金)19:57
取得日時:2008/07/16 15:23