R r R r
ラテン文字
AaBbCcDd
EeFfGgHhIiJj
KkLlMmNnOoPp
QqRrSsTtUuVv
WwXxYyZz
R は、ラテン文字(アルファベット)の18番目の文字。小文字は r 。ギリシャ文字のΡ(ロー)に由来し、キリル文字のР(エル)と同系の文字である。
目次
1 字形
2 呼称
3 音素
4 歴史
5 R の意味
5.1 主に大文字
5.2 主に小文字
5.3 Rをもとにした記号
6 符号位置
7 関連項目
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字形
大文字は、縦棒の上部右に右半円を付け、線中央から右下に斜線を付加した形である。亀甲文字は。
小文字は、縦棒と上部右に接する左上四半円ないし上半円である。ρ(ロー)の円の下半分を略した形といえるかもしれない。または、大文字Rの下半分ないし左下部分と見ることもできる。亀甲文字は。手書き書体では、縦棒を先に書き、折り返して半円を書く。筆記体では、縦棒の上部に前の字からの接続線が左下から、次の字への接続線が半円の右端から右上に続く。
このとき、前からの接続線が縦棒に緩やかに半円を描いて続いていれば、本来の半円は円弧を描かず、鋭く山形に曲がることがある。
別の小文字筆記体では、左下から上がって、頂点で鋭く山形に右下に方向を変え(このとき逆時計回りに非常に小さな円を描くことがある)、右下に少し下がってから真下やや左向きに進路を変え、そのまま右に弧を描きながらベースラインに達し、右上に抜ける。
呼称
羅・仏・独・蘭・イネ:エル
西:エレ
伊:エッレ
英:ar (アー /??/ (英), アール /??r/) ⇒聞く(ヘルプ・ファイル)(米)
エス:ロー
この文字が表す音素は、歯茎ふるえ音/r/ないしその類似音である。言語によってさまざまであるが、舌を上歯茎にしっかり付けて発音するLと異なる音であるところで共通する。しばしばべらんめいのようないわゆる巻き舌(舌を数回硬口蓋にはじかせる)となる。軽い巻き舌で硬口蓋に1度だけはじかせると、日本語のら行の子音に似る。英語では、舌を硬口蓋に付けることなく接近させる。フランス語のパリ方言では、舌を硬口蓋に付けずに舌先を下げ、奥のほうで摩擦する。
アメリカ英語では母音字の後ろにあるrを発音するが、イギリス英語では発音しない。
ドイツ語の多くの無強勢音節末のr, 複音節語における語末の er は、ゆっくり発音するような特別な場合をのぞき [?] となる。
中国語のピンインでは、音節頭位では有声そり舌摩擦音(声母"日")である。これは日本人には「リ」とも「ジ」とも聞こえるような音で、ウェード式では"j"と書かれる。また、"er"(韻母"児")と書かれたときはそり舌の曖昧母音で、声調によっては主母音はアに近くなる。また"児"が接尾辞として用いられたときは、児化を起こす。
歯茎ふるえ音
歯茎たたき音
イギリス英語、中国語 er(児): 歯茎接近音
アメリカ英語: そり舌接近音
フランス語: 有声口蓋垂摩擦音
日本語、朝鮮語: 歯茎はじき音
ドイツ語:口蓋垂ふるえ音
スペイン語:語頭や n, l の後の r、語中の"rr"は歯茎ふるえ音、それ以外は日本語のラ行の子音に同じという風に弁別する。
多くの言語で、他の子音、特に破裂音に続いて現れたときは、一気に発音され、その間で音節を区切ることはしない。
ギリシャ文字のΡ(ロー)に由来する。ギリシア文字Π(ピー、パイ)が、右足を曲げ、P(ピー)のようになって、Ρ(ロー)に似てきたため、区別するために線を付加したものである。
主に大文字
right
右(Right)を表す。
数学で、∠R または R は直角 (right angle) をあらわす。
道路・鉄道などでは大文字で用いて軌道の曲率半径を表す。
自動車のトランスミッションの後退(Reverse)位置。