現在、perfect darkは開発中でテスト段階のものであるので、利用者のつもりではなく、テストに参加するつもりで運用することが求められる。 また、報告・議論を行う時は開発に有用な形にするよう努めることが求められる。 テストへの参加は当然のことながら任意であり、自分に合わない場合は無理に参加する必要はなく、改良を待って参加することもできる。
WinnyやShareと比べて、回線速度やHDD容量等の要求スペックが高くなっており(最低でも40GB)、不足する場合は増強することが求められる。
Winnyに類似したファイル共有ソフトの一つであり、ファイルをunityと呼ばれる独自形式のデータに変換したうえでピュアP2Pで構成されたネットワーク上を流通させる仕組みを持つ。
perfect darkの最大の特徴は、高い検索能力を持つことである。ネットワークの規模が拡大しても検索能力を維持できるdkt (分散キーワードテーブル)と呼ばれる仕組みを持つため、ノードのクラスター構築に頼る必要が無く実装していない。そのため、クラスターキーワードの入力および切り替える手間が省ける上に、ジャンルの異なった複数のファイルを即座に検索することも可能となった。WinnyとShareでは、事前に目的のファイルに合ったクラスタキーワードに設定する必要があり、またキーワードを切り替えてから実際に効果が出るまで時間がかかる問題がある。
高い検索能力を活かすためツリー検索と呼ばれる概念を導入しており、検索と同時に柔軟な絞り込みを行うことができる。キーワードを直列につなげば絞り込みが可能で、並列に分岐すれば同時に複数の検索が可能であり、これらは任意の箇所で組み合わせることができる。この柔軟性に加え否定条件も備えるためフィルタの機能も兼ねることができる。
WinnyやShare以上に、公平な負担を重視しており要求するネットワーク帯域とHDDの容量が増加しているほか、保持するunityが少ないうちは自分で指定したファイルのダウンロードが制限され他のノードへの貢献が優先されるようになっている。将来的に流通するファイルの量がperfect darkネットワークの許容量を上まわることが予想されたための処置としている。
ネットワークの設計はファイル共有以外の機能も見越して行われており、フローと呼ばれる簡易掲示板機能やボードと呼ばれる掲示板機能が実装されている。 また、ネットワークの設計について、作者がdkt+dht+duと呼ぶ機構があり、実装されている。
細かい点では、アップロード用フォルダの概念が無いこと、評価機能を備えること、条件に合うものを次々と見つけ次第ダウンロードする地引機能が無い等のWinnyとの違いがある。 地引が無い代わりに、一度検索欄にキーワードを入力しておけば自動的に更新されファイルの情報が蓄積される仕様となっている。
それぞれ、分散キーワードテーブル (Distributed Keyword Table)、分散ハッシュテーブル (Distributed Hash Table)、分散ユニティ (Distributed Unity) を示し、これらを組み合わせた構造のネットワーク構想を指す。
dkt は主に効率的なファイルの検索機能の提供のために用いられ、dht+du は主に効率的なファイルの共有機能の提供と匿名性の強化のために用いられる。
perfect darkは分散ハッシュテーブルを部分一致検索に対応できるように変形した分散キーワードテーブルを実装している。 これによりノードのクラスタ構築を行わなくても充分に効率的な検索を実現することが期待される。
ノードのクラスタ構築は効率を増すが、しかし、各ノードが同時期に検索できるファイルを絞りこんでしまう欠点がある。 そのため、perfect darkでは分散キーワードテーブルによる効率向上を前提として、ノードのクラスタ構築は採用していない。
各ノードは利用者の操作と関係なくbrain keywordと呼ぶキーワードを一つランダムに決め、brain keywordと関連のあるファイルの仮身を重点的に集めるようにする。 これにより、perfect darkネットワークの各ノードは分担して仮身を持つようになるため、ネットワーク全体で扱える仮身の数が大幅に増える。 ファイルを検索する時は、検索したいファイルと関連のあるbrain keywordを持つノードに重点的に問い合わせる。 この時、求めているファイルの仮身を持っている可能性の高いノードはbrain keywordを参考に絞りこめるため、無駄な問い合わせを減らすことができネットワークへの負担を減らすことができる。
brain keywordは、他のノードのものも含めてツリー検索に入力した単語やファイルに付加したキーワードの中からランダムに選ばれる。現在のバージョンでは既に表示されないためユーザーが意識することはない。
現在、一般に公開してテストを行っている。 現時点でも必要な機能は一通り実装されているが、参加者が少ないためかファイル流通能力の点ではまだ不安定である。
ネットワーク全体のノード数について、perfect dark本体の自動ダウンロード回数を基に推測すると、四日以内に一度以上活動したノードで約3200ノード、休止中のものも含めて約9400ノードと推測される(2007年6月時点)。
作者はハンドルネーム会長を名乗っているが2ちゃんねる等ウェブでは発言していない。 クラックを警戒しているためか、WinnyとShareとは異なり技術的な仕様はほとんど公開していない。
perfect darkはネットワークの構造上、各ノードの他ノードへの依存性が強くクラックに弱い原因となっている。 過去にクラックが行われたことで設計の変更を余儀なくされたことがある。
ソフト自体の名称を始めとする命名規則やデザインに対して批判的な意見が見られる。
perfect darkは、ファイルをunityフォルダに取り込んでからネットワーク上に流通させるが、取り込まれたファイルのことをunityと呼ぶ。 取り込む時に暗号化され、取り出す時に復号される。 Winny・Shareの習慣からキャッシュと呼ばれることも多い。
unityには、ファイルの情報である仮身とデータ本体である実身がある。 仮身はネットワーク上を単独で流通可能で、実身は現状では仮身とセットでのみ流通可能である。 dkt+dht+du構想では将来、実身はそれ単独でも流通可能にする予定である。
関連項目
ファイル共有ソフト
Winny
Share
ダウンロードソフト板
外部のサイト
⇒Perfect Dark @ ウィキ
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カテゴリ: コンピュータ関連のスタブ項目 | P2P | セキュア通信
更新日時:2008年7月3日(木)18:52
取得日時:2008/10/07 23:59