東京都渋谷区神南のNHK放送センター内に所在し、NHKの公開番組(NHK歌謡コンサート、MUSIC JAPAN、ザ少年倶楽部、NHK紅白歌合戦など)の収録や生放送をはじめ、NHK交響楽団の定期演奏会、その他クラシック、オペラ、バレエ、ポップスなど各種コンサート、古典芸能の上演、講演会、国際会議、各種式典等に幅広く使用されている。
3,500人以上収容できるホールでありながら、ステージと客席との距離が近くに感じることができるのが特徴。
ステージから見て左手側の客席の壁にパイプオルガンが設置されている。パイプ数7,640本、ストップ数92で、完成当時は日本最大のパイプオルガンであった。
多目的ホールであるため、クラシックの演奏には音響上不利であるとされ、東京にクラシック音楽向けのホールが多く整備された現在では、NHK交響楽団の演奏会のほか、オペラの「引越し公演」で利用されることが多い。
なお、内幸町に放送拠点を置いていた1973年以前には、内幸町のNHK東京放送会館(当時)に隣接して「NHKホール」(1955年完成)が存在した。クラシック音楽番組「立体音楽堂」や歌のグランド・ショーなどの生放送に使われたが、紅白歌合戦の会場に使うには手狭であったため、内幸町に程近い有楽町の東京宝塚劇場などから放送していた。
近年では、NHKで多発した不祥事に端を発し、NHK受信料の支払い拒否が増加していたことから、2005年度以降は一部番組において、受信料を払っている視聴者に限定した番組観覧募集も行われるようになった(例:NHK歌謡コンサート、BS永遠の音楽大全集、NHK紅白歌合戦など)。
また、2005年度から「NHK改革」により歌謡・芸能番組の予算が削減され、将来的には公開番組の本数が削減されるものとみられる。
NHKホールと同じくNHKが所有するホール施設として、NHK大阪ホール(NHK大阪放送会館に併設、2001年オープン。NHKプラネット関西支社が運営)がある。
データ
名称:NHKホール
建築面積:6,900u 地上6階、地下2階
総座席数:3,742席(1階1,116席、2階1,335席、3階1,291席)
舞台:スライディングステージ1基、小ぜり3基
パイプオルガン:パイプ=7,640本、ストップ=92
残響時間:1.6秒(満席時)
略史
旧NHKホール(内幸町)時代(1955?1972)
1955年 - 東京都千代田区内幸町のNHK東京放送会館隣にNHKホール(旧)完成。
現NHKホールの歴史(1973?)
1972年 - 渋谷区神南に移転したNHK首都圏放送センター隣に現在のNHKホールが完成。1973年6月20日 - 新生NHKホールが開館。こけら落とし公演はラインベルガーオルガン演奏会。1973年12月31日 - NHKホールで初めての紅白歌合戦生放送。1974年8月 - NHKホール見学公開を開始。1975年4月5日 - ザ・ピーナッツさよなら公演(高橋圭三司会)1992年5月9日 - NHKホールの入場者が1500万人を突破。1993年 - 開館20周年記念公演、特別番組2002年2月6日 - NHKホールの入場者が2000万人を突破。 この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
生放送および収録している番組
NHK紅白歌合戦(1973年(第24回)から毎年12月31日)
NHKのど自慢(チャンピオン大会、毎年3月)
NHK歌謡コンサート(総合、火 20:00-20:45。BS2でも放送)
MUSIC JAPAN(総合、木 24:10-24:40)
サンデーヤングミュージック ザ少年倶楽部(BS2、日 18:00-18:50。BShiでも放送)
思い出のメロディー(総合、BS2、BShi)
BS永遠の音楽大全集(BS2、BShi)
NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール
NHK杯全国高校放送コンテスト
N響定期・第九演奏会(NHK-FMでは生放送)
NHK音楽祭
NHKニューイヤーオペラコンサート
おかあさんといっしょファミリーコンサート(春秋の年2回で開催)