N n N n
ラテン文字
AaBbCcDd
EeFfGgHhIiJj
KkLlMmNnOoPp
QqRrSsTtUuVv
WwXxYyZz
N は、ラテン文字(アルファベット)の14番目の文字。小文字はn。ギリシャ文字のΝ(ニュー)に由来し、キリル文字のНと同系の文字である。
目次
1 字形
2 呼称
3 音素
4 Nの意味
4.1 学術的な記号・単位
4.2 その他の記号
5 関連項目
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2つの字形が使われる。
2本の縦棒と、それを結ぶ左上がりの線から成る。大文字は一般にこの字形による。
円の上半分の半円の2つの端から下に直線をのばし、左の直線からさらに上にもまっすぐのばした形である。この直線の上端から左にセリフを出したり上端が左に曲がったりすることがある。右下は右に曲がったり、さらに上に折り返すことがある。小文字はこの字形である。大文字筆記体でこの字形を取ることがある。亀甲文字はいずれもこの字形に基づき、である。
呼称
羅・独・仏・英・蘭・イネ:エヌ(エン) ⇒聞く(ヘルプ・ファイル)
西:エネ
伊:エンネ
エス:ノー
越:エンノ
この文字が表す音素は、「歯茎鼻音」/n/ないしその類似音である。鼻音を代表する子音字として用いられることも多く、後続の子音に同化した同器官的鼻音になりやすい。
フランス語では、nnの場合をのぞき、同じ単語の直前に母音があれば母音を鼻母音化する。このとき、/n/は発音されない。
ただし、これが語末に置かれ、次の単語が母音で始まる場合には、リエゾンして/n/を発音する。直前の母音の鼻音性は保たれる。
インドネシア語・ベトナム語など東南アジア諸言語や、英語・ドイツ語などのゲルマン諸語では、 "ng" の二字で軟口蓋鼻音を表す。
学術的な記号・単位
窒素の元素記号。
太字の N は自然数の集合を表す。
自然数(natural number)あるいは整数 に値をとる、一つのあるいは任意の定数を表す(おもに小文字)。
ニュートン(力の単位)。
ドイツ語で主格を表す Nominativ の略。
文法で名詞 (noun) の略。
国際単位系の 10-9(10億分の1)を示すSI接頭辞「ナノ」(nano)(小文字)。
ジム・ブロワーズ(Jim Blowers)の提案による 1057 を示す非SI接頭辞「ネナ」(nena)(大文字)。
北 (north) の略。磁極の N 極も north による。
物理学で中性子を表す(小文字)。
化学で規定濃度を表す。
医学で被験者数を表す。
解剖学・生理学で神経 (neuron)の略。
その他の記号
否定(no,not)をあらわす。Y の反対。
英語文脈中等で、andの略として使われることがある。
中性・中立 (neutral) をあらわす。
自動車やオートバイのギアポジションのニュートラル(中立)。
チェスの棋譜などでナイト(kNight)を表し、将棋でもナイトに相当する桂馬をも表す。
電車等、鉄道車両(旅客車)の用途を表す副記号(サフィクス)で、小文字の n が寝台車を表す。通常はB 寝台車を指す。A 寝台車は特別車の記号と組み合わせて sn。
古代ローマ人の個人名ヌメリウス (Numerius) の略。