入出力ポート(にゅうしゅつりょく ?, Input/Output Port)とは、コンピュータにおいて、装置の外部に接続する機器との情報の入出力に使用するインタフェースを指す。略語としてI/Oポート(アイオー〜)を用いる。
また、一部のCPUやPCIバスなどでは、メインメモリとは別に存在するメモリ空間としてI/O空間があり、このメモリ空間のことをI/Oポートと呼ぶ場合もある。
目次
1 入出力端子
2 外部接続コネクタ
3 I/O カード
3.1 I/Oカード
3.2 マルチI/Oカード
3.3 スーパーI/Oカード
3.4 オンボード化
3.5 レガシーデバイスの衰退
4 I/O空間
5 脚注
6 関連項目
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コンピュータシステムにおけるディジタルインタフェースで、1本の端子に0か1(具体的には0Vか5Vなどの電圧)を選択して出力することができる回路、および1本の端子の電圧に応じて0か1を判別しその状態を読み取ることができる回路のことをI/Oポートと呼ぶ。 入力専用や出力専用の回路もあるが、多くの場合入力と出力の両方が行える回路構成になっており、レジスタの設定により入力か出力を切り替えて使うことができる。 CPUの周辺装置として存在し、その先にLEDやスイッチを接続して、LED表示やリレーのON/OFF、ボタンの入力などに用いられる。8本単位で構成される場面が多く、パラレルI/Oとも呼ばれる。
CPUファミリとして存在していたペリフェラルLSIの具体的な製品の例を以下に示す。
i8255(Programmable Peripheral Interface, PPI)
ポートA,B,Cの8ビットのI/Oポートを3組持ち、ポートCは1ビット単位で入力/出力の切り替えができる。電源投入時のポートの状態は入力で、内部プルアップ抵抗は無い。
Z84C20(Z80PIO)
Z80ファミリのパラレルI/Oインタフェースで8ビットのI/Oポートを2つ持つ。
MC6821
シェイクハンド機能を備えた8ビットのI/Oポートを2組備え、プリンタインターフェイスとして使用出来る。
現在これらのペリフェラルは単体で使われる場面は少なく、チップセットやマイクロコントローラに内蔵されて使われている。
マイクロコントローラ内蔵の回路の場合、汎用入出力ポートやGPIO(General Purpose I/O)とも呼ばれる。入力/出力の切り替え以外に、プルアップ有/無、プルアップ/プルダウン、出力ドライバの強弱なども設定できるGPIOがある。
計測や制御分野のボード製品ではディジタルI/OやDIO(Digital I/O)とも呼ばれる。
用途の面からコネクタ形状やピン配置が規格化されたコンピュータの外部接続端子を指す。
以下に、一般的なパーソナルコンピュータ(PC/AT互換機)の外部機器接続端子(主要な入出力端子)の、一般的名称・対応する標準規格の例を挙げる。
9ピンシリアルポート - RS-232 ANSI/TIA/EIA-574-90
25ピンパラレルポート(プリンターポート) - IEEE Std 1284.1-1997
USB(Universal Serial Bus) USB Inprementation forum USB規格
4/6ピン高速シリアルポート(i.LINKまたはFireWire) - IEEE Std 1394-1995
PS/2ポート
VGAポート - VESA Advanced Feature Connector (VAFC) Standard V1.0, R1.1 1995
DVIポート - VESA Flat Panel Display Interface Standard, FPDI-1, V1.0, R2.0 1995
パーソナルコンピュータのPC/AT互換機を構成する増設ボードの一種で、シリアルポートやプリンタポートなどの機能をもったもの。 現在のPCを構成するパーツとしてのI/Oは、長い時間の間に幾つかの転換期を迎えた。
特定のインターフェースを拡張する目的として、インターフェース機能とボードが1対1で対応するものである。シリアルインターフェース、パラレルインターフェース、フロッピーディスクコントローラ、IDEハードディスクコントローラ、GPIBインターフェースカード等があった。単機能の拡張カードは後述する時代の変遷の影響を大きく受ける事はなく、カードのインターフェース方式が時代に沿ったものが作られ、販売されている。
かつてのマザーボードは、CPUソケットとメモリソケット、ISAバスバックプレーンのみを搭載していた。その為周辺機器を接続するためのカードが販売されていた。多くはISAバス用で、シリアルインターフェース、パラレルインターフェース、フロッピーディスクコントローラ、IDEハードディスクコントローラを搭載していた。この頃は、前述の単機能カードを複数取り付けるか、あるいは1枚で済むマルチI/Oカードの搭載が必須であった。
VLバスが登場すると、それに呼応するようにI/OカードもVLバスに対応した。主にハードディスクアクセスにおけるパフォーマンスが向上し、スーパーI/Oカードと呼ばれた。しかし、VLバスは33MHz駆動時に2本用意するのが限界で、この当時ハードディスクアクセスにエラーが多発した。過渡期であり、スーパーI/Oカード相当の機能をマザーボードに配するメーカーもあった(いわゆるオールインワンである)。