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起源と系統
Mozilla Application Suite
Netscapeシリーズ
ネットスケープコミュニケーションズ
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レンダリングエンジンにGeckoを採用
Mozillaの開発成果であるHTMLレンダリングエンジンのGeckoを引き継いで採用している。そのため、HTML、XML、CSS、canvas、SVGなどのウェブ標準に対する準拠度が高い。標準技術の採用を主眼としつつも、過去に書かれた多くのページと互換を保つために非標準技術をサポートしている。
タブブラウズ機能
同一ブラウザウィンドウ上に、タブと呼ばれる表示ウィンドウ切り替え機能を搭載することで、複数ページの閲覧や操作性を向上している[3]。また一つのウインドウだけでブラウジングができる「シングルウィンドウモード」という機能や、ポップアップウィンドウの制御を行う機能も実装されており、不要なタブを極力開かないですむような設定を行うこともできる。タブブラウズ機能はユーザーの利便性を損いにくい必要最低限の範囲で実装されているが拡張機能のインストールで挙動を変更したり、より細かい設定を行ったりすることができるようになっている。
マルチプラットフォーム
Windows・Mac OS X・Linuxの三種類のOS環境が正式にサポートされており、同時にリリースされる。他には、Solaris向けのバイナリも公式サイトのFTPサーバで配布されている。また、公式ではないが、BSDやその他のUNIXのバイナリを配布するサイトもある。Mozilla Firefoxが様々なOSに対応している理由としては、XULやXPCOMといったOSに依存しない技術を採用している点が挙げられる。ただし、XULはコンピュータの演算能力を多く必要とするため、同じGeckoエンジンを用いていたとしても、それぞれのOSに最適化されたブラウザCamino (Mac OS X) やEpiphany (Linux) やSylera (Windows) と比較すると軽快さの面で劣る。
ライブブックマーク
標準でフィードに対応している。配信されたデータをブックマーク形式で展開することによりブラウザからそのまま活用することが出来るようになっている。
プライバシー管理
クッキーやページ履歴、入力履歴などの管理を行える。クッキーについては、クッキーの許容、拒絶をページ単位で管理でき、これにより、クッキーによる個人の追跡などを防ぐことが出来る。
セキュリティ
JavaScriptの制御機能やSSL、EV SSL、TLSのサポート機能、証明書管理機能などを備える。
アドオン
1.5系列まで、拡張機能とテーマは別々に管理されていたが、2.0系列からアドオンとして統合された。一方、拡張機能の一つとして管理されていた言語パックが拡張機能、テーマと共にアドオンの一つとして独立した。また、3.0系列からはプラグインもアドオンマネージャから管理できるようになり、アドオンの検索もできるようになった。
拡張機能
拡張機能は、その名が示すようにインストールすることでMozilla Firefoxの機能を拡張するものである。プログラムはXULによって記述され、XPI形式で配布される。Mozilla Firefoxがもつタブブラウズ機能を拡張するものやマウスジェスチャー機能、フィードリーダー機能に関するものなど、多種多様な拡張機能が存在する。これによりユーザは自由に拡張機能をインストールして自分にあった構成でMozilla Firefoxを使用することが可能となる。拡張機能の中には、Mozilla Thunderbirdと共通して使えるものなどMozilla Firefox以外のXULアプリケーションにも対応しているものがある。また、Mozilla Firefoxの普及に伴いGoogleなど主要ポータルサイトは、Microsoft Internet Explorerだけに提供していた拡張ツールバーのMozilla Firefox版を提供するようになった。
テーマ
JAR形式のパッケージで配布されるが、実体はXPIである。自分好みのテーマをインストールすることにより、ブラウザの外観を変更できる。拡張機能と同じように共通で利用できるものも存在するが、Firefox用とThunderbird用などを分けて同じデザインを配布しているものも存在する。
言語パック
ユーザインタフェースの言語を変更することができる。複数の言語パックを導入し、必要に応じて切り替えて使用することも可能である。インストール方法や配布形態などは一般的な拡張機能と変わらないが、言語パックは言語パックとして特別なカテゴリで管理されるようになっている。
更新とインストール
拡張機能・テーマ・言語パックの更新が検出されたときは更新という項目にまとめてピックアップ表示され、その中からユーザーが選択したもののみを手動で更新させるようになっている。これによりどのアドオンが更新されたかを一目で把握できるだけでなく、仕様などの問題から更新したくないものは更新させないことが出来るようになっている。また、再起動を行わないと新規インストール・更新が完了しないものに関してはインストールという項目でピックアップ表示され、この項目からセッションを保持した状態での再起動操作を実行できるシステムも実装されている。
検索プラグイン
ナビゲーションツールバー上の検索バーから直接ウェブサイトを検索できる機能。初期状態ではGoogleやYahoo!、Amazonなどの検索プラグインが登録されている。また、さまざまな検索プラグインがWeb上で公開されており、導入することで数多くのWeb検索機能を利用することが出来る。バージョン2からは従来のSherlock形式に加え、OpenSearch形式のXMLフォーマットに対応した検索プラグインも提供されている。
スマートキーワード
ロケーションバーから直接ウェブサイトを検索できる機能。GoogleやYahoo!、Wikipedia などの検索窓を登録しておけば、それらで瞬時に検索することが可能である。また、この機能については簡単な記述で設定の変更が可能であり内部ウェブサーバに検索エンジンを使っている場合なら簡単にその検索エンジン向けに対応することが可能である(ただし、2.0以降の初期設定では何も登録されていないため、ユーザーが手動で追加の作業を行う必要がある)。