青函トンネルや瀬戸大橋が開通したこの年、JR各社が全面協力し、東京六大学の鉄道研究会学生がダイヤを読み取って札幌や博多から数チームに分かれた芸能人・文化人(渡辺正行、小堺一機、海老一染之助・染太郎、山本晋也、林家こぶ平ほか)が全国各地の中継駅を回って東京・河田町のフジテレビまで戻って来られるように日程を組んだ。ビデオリサーチの視聴率集計方法とは違う、キャプテンシステムを使って調査した「おもしろ視聴率」というのもあった。
放送開始直前まで中継していた大洋×巨人戦の試合が伸びたため、本編内でも一部中継を行なった。
各系列局が探した『おもしろ人間』を3分間のVTRにまとめて紹介するコーナーが番組内分散して設けられた。福岡・テレビ西日本が紹介したおもしろ人間は複数いたが、その一人にテレビ西日本でケーブルさばきのアルバイトをしていた当時大学生の松村邦洋がいた。彼は17日夕方の『スーパータイムDX』にて福岡・小呂島からの中継で登場。中継の最後で海にダイブした。また、同じく中継のため小呂島へ行った片岡鶴太郎との出会いが芸能界に入るキッカケとなった。
また、『スーパータイムDX』では黒岩祐治記者(当時『FNNスーパータイム』週末キャスター)が東京上空から中継レポーターを務めた。
CGキャラクターのネーミングを募集し、『ノケゾリーナ』という名前に決まった。名付け親は当時小学生の栃木県在住の女の子。
笑福亭鶴瓶が本番中3回ほど居眠りをし、タモリや関根勤、所ジョージから総ツッコミに合った。
当時、全国で地方博が開かれ、中継駅に行った芸能人が「北海道・食の祭典」や「よかトピア」などのコンパニオンガールからおみやげを受け取ったりするシーンが何度となくあった。
深夜コーナー『真夜中の眠けさましコンテスト・最終回』でコーナー司会の島田紳助が持っていたスプーンで女性の水着の中に入れ、さらに恥骨を叩いた。これにはこの年の司会の一人である鶴瓶や番組スタッフに怒られた逸話が残っている(このことは、2006年の第20回『26時間テレビ』内の『ヘキサゴンIIクイズパレード!!26時間テレビスペシャル!』で語られた)。
この年のフジテレビ新人アナ披露は青嶋達也(静岡県)・有賀さつき(東京都)・河野景子(宮崎県)・八木亜希子(神奈川県)の男性1人、女性3人の合計4人で行なわれた。
出演者
総合司会
タモリ
笑福亭鶴瓶
ゲスト
明石家さんま
片岡鶴太郎
ビートたけし
山本晋也
所ジョージ
渡辺正行
島田紳助
高田純次
オスマン・サンコン
具志堅用高
渡嘉敷勝男
萬田久子
関根勤
和田アキ子
小堺一機
海老一染之助
海老一染太郎
林家こぶ平
福井敏雄
アナウンサー
黒岩祐治
青嶋達也
有賀さつき
河野景子
八木亜希子
他
1989年 FNSスーパースペシャル 一億人のテレビ夢列島'89
FNS系列局で行われた予選を勝ち残った一般人の解答者(1局あたり2人)と系列局のアナウンサーがフジテレビのスタジオで25時間(この年は20時スタートのため)クイズ漬けになった。スタジオから、当時放送されていた番組から、映画やドラマの収録先から、小堺一機と関根勤が東京23区内を中心とした中継先から、解答者の地元で留守を守る個性が豊かすぎる応援団(解答者の家族、親戚、近所の人や仲間)からクイズが出された。
地元からの中継は系列局のアナウンサーが担当していたが、タレントが担当していた局もあった。
小堺一機と関根勤は東京・新宿のスタジオアルタを出発地として『アルタ→タケシタ(竹下)通り』と次の中継先がしりとりになるように25時間回ってクイズを出し続けた。
テレビ新広島は開設されたばかりの広島県立大学の寮から中継。盛り上がる寮生にたじろき、様々なハプニングが発生。容赦なく突っ込むタモリ、さんまコンビの前に矢野寛樹アナウンサーはまともに問題を出すことができなかった。
深夜のお色気コーナー中、要所要所で地元応援団の映像も数秒ずつ映し出された。そこには色気コーナーをニタニタした顔で見てる姿、中継で騒いだためか疲れ切って爆睡する姿などが映し出されていた。
明け方になるとアナウンサー含め解答者も居眠りをする人が現われ、タモリが幾度となく『起きろ!』と喝を入れていた。
早朝ブロックのテレビ静岡の『どれがアカウミガメの赤ちゃんでしょうか?』という問題の正解が「正解は『なし』です」と発表され、CM明けに出演者やMCのさんまも不満があった。
福島テレビは住職夫妻が解答者に選ばれた。地元からのクイズとして出されたのは『飼い犬の好物は?』というもの。おかゆ、ソーセージ、ドッグフードが入った皿をそれぞれ置き、飼い犬に食べてもらってそれを正解とする段取りだった。