このページの名前に関して「FH_(航空機)」への改名が提案されています。
議論は ノート:F4F (戦闘機) を参照してください。
このタグは2008年9月に貼付されました。
フランクリン・D・ルーズベルトより発艦 46年7月21日
用途:戦闘機
分類:艦上戦闘機
製造者:マクドネル・エアクラフト社
運用者
アメリカ合衆国(海軍、海兵隊)
初飛行:1945年1月26日
生産数:62機
運用開始:1947年8月
運用状況:退役
表示
マクドネルFH (McDonnell FH) はアメリカ海軍の艦上ジェット戦闘機。開発当初はFDであった。愛称はファントム(phantom)であり、マクドネル・エアクラフト社が製造した。1945年1月に初飛行している。世界初の実用ジェット艦上戦闘機であり、1950年代まで使用された。
ジェットエンジンの研究が進展するにつれ、アメリカ海軍はジェット戦闘機の入手を検討するようになった。そのため、第二次世界大戦中の1943年8月30日にマクドネル社へジェット艦上戦闘機の試作発注を行った。マクドネル社は1939年に設立されたばかりの新興メーカーであり、斬新もしくは奇抜なアイデアを持ってはいたものの、決して技術力の高い企業ではなかった。戦争中のため、他の有力メーカーの開発・生産力を削がさせずに、リスクの大きいジェット戦闘機開発を、新参・中小メーカーに配分した意味合いが大きい。
発注時はXFD-1の名称であったが、Dの文字はダグラス社と同じために、1947年6月6日にFH-1に名称変更されている。開発においては、そのアウトラインの策定までに様々な案が検討され、8基のエンジン(直径241mmのもの)を使用する案や6基のエンジンを使用する案も検討されたが、最終的に2基のエンジンを使用する案を採用した。
機体は葉巻型の胴体に、低翼配置・直線翼の主翼を持つ。ジェットエンジンは、ウエスチングハウス・エレクトリック社が開発したターボジェットエンジンを二基使用しており、主翼付け根に装備されている。武装は、機首に12.7mm機銃4門を搭載している。編隊飛行を行うFH-1
試作初号機は、1945年1月に完成したが、ウェスティングハウス社製19XB-2Bジェットエンジンが一基しか届かず、当初は各種地上試験を行うのみであった。しかし、1月26日に一基のエンジンだけを装備して初飛行を行った。1945年3月7日にFD-1として100機の量産機発注を受けている。しかし、戦争が終結したため、発注は60機に減らされた。なお、量産型はJ30-WE-20エンジンを使用し、試作型より大幅に出力が向上している。
飛行試験は順調に続けられ、1946年7月21日には、アメリカのジェット戦闘機として初めて、空母(フランクリン・D・ルーズベルト)での運用に成功している。1947年1月より量産機の製造が開始され、7月よりVF-17A航空部隊に配属が開始されている。また、アメリカ海兵隊のVMF-122やVMF-311航空隊でも使用された。
その後、練習機的な扱いを受け、1950年代の半ばまでに全機退役している。
要目
全長:11.8m
全幅:12.4m
全高:4.3m
自重:3,035kg
実用上昇限度:13,120m
航続距離:1,100km
武装:12.7mm機銃4門
エンジン:ウエスティングハウス J30-WE-20 ターボジェットエンジン(推力 7KN)2基
乗員:1名
表・話・編・歴アメリカ海軍の戦闘機
ボーイングFB - F2B - F3B - F4B - XF5B - XF6B - XF7B - XF8B
カーチス・ライトFC - F2C - F3C - F4C - F6C - F7C - F8C - F8C-2 - F9C - F10C - F11C - F12C - F13C - XF14C - XF15C
ダグラスF3D - F4D - F5D - F6D
グラマンFF - F2F - F3F - F4F - XF5F - F6F - F7F - F8F - F9F - XF10F - F11F - XF12F
マクドネルFH - F2H - F3H - F4H
チャンス・ヴォートFU - F2U - XF3U - F4U - XF5U - F6U - F7U - F8U