日本航空日本航空のDC-10-40型機日本アジア航空のDC-10-40型機ノースウェスト航空のDC-10-30型機
日本航空が1976年から-40型を導入し、南回りヨーロッパ線やアンカレジ経由ニューヨーク線、東南アジア路線の他、センターギアをはずして国内幹線に使用した。また、そのサイズから皇族、政府関係者の外遊の際の特別機・続行機(トラブル発生時の時の代行機として2機体制をとっていた)としてもよく利用された。
日本航空の子会社のJALウェイズや日本アジア航空でも一時期使用されたが、2005年10月31日をもって全機退役した。当初退役は2006年3月31日の予定だったが、日中航空交渉が不調に終わったことによって余剰機材が発生した為に早められた。この退役により日本の航空会社の保有機から3発エンジン旅客機が完全に姿を消した。なお、日本航空のDC-10の一部はアエロフロート・ロシア航空へ売却され、貨物機として現在でも日本へ飛来している。
運航機機体記号型式製造番号最終塗装登録年月日退役年月日備考
1号機JA8530DC-10-40D46920/212旧JAL塗装1976/111997/1240Fへ改造(現:無塗装N140WE)
2号機JA8531DC-10-40D46923/216旧JAL塗装1976/042004/07
3号機JA8532DC-10-4046660/220旧JAL塗装1976/042005/03現:アリゾナ州 ⇒グッドイヤー空港で無塗装ストア(N660VV )
4号機JA8533DC-10-4046661/224旧JAL塗装1976/051998/0440Fへ改造(現:アエロフロート・ロシア航空 VP-BDG)
5号機JA8534DC-10-4046913/206新JAL塗装1976/112004/11
6号機JA8535DC-10-4046662/230旧JAL塗装1976/082005/04現:アリゾナ州 ⇒Pinal Airparkで無塗装ストア(N662VV )
7号機JA8536DC-10-40D46966/262旧JAL塗装1978/111999/0240Fへ改造(現:アエロフロート・ロシア航空 VP-BDH)
8号機JA8537DC-10-4046967/265新JAL塗装1979/012004/09
9号機JA8538DC-10-4046974/274旧JAL塗装1979/042005/09KDC10へ改造(現:オメガタンカー VP-BDH)
10号機JA8539DC-10-4047822/304旧JALウェイズ塗装1980/012003/11現:カリフォルニア州モハベ空港で無塗装ストア(N822V)
11号機JA8540DC-10-40D47823/306旧JAL塗装1980/012000/0140Fへ改造(現:アエロフロート・ロシア航空 VP-BDE)
12号機JA8541DC-10-4047824/308新JAL塗装1980/032005/11JALラストフライト機
13号機JA8542DC-10-4047825/310新JAL塗装1980/042005/12
14号機JA8543DC-10-4047826/313新JAL塗装1980/052005/11
15号機JA8544DC-10-4047852/340新JALウェイズ塗装1980/122004/04KDC10へ改造(現:グローバルエアタンカーサービス N852V)
16号機JA8545DC-10-4047853/343旧JAL塗装1980/122005/08
17号機JA8546DC-10-40D47855/349旧JAL塗装1981/032001/0340Fへ改造(現:アエロフロート・ロシア航空 VP-BDE)
18号機JA8547DC-10-4047856/366旧JALウェイズ塗装1981/122003/06現:カリフォルニア州モハベ空港で無塗装ストア・部品取り機材(N856V)
19号機JA8548DC-10-40D47857/367旧JAL塗装1982/012003/07現:カリフォルニア州モハベ空港で無塗装ストア・部品取り機材(N857V)
20号機JA8549DC-10-40D48301/381旧JAL塗装1983/032003/09DC10-40最終ロールアウト機・現:カリフォルニア州モハベ空港で無塗装ストア・部品取り機材(N858V)
日本エアシステムも国際線進出の際の主力機として1988年より-30型を導入し、シンガポールやホノルル、ソウル線などに使用した他、一時期は国内幹線(東京―福岡、東京―札幌)でも運航し、子会社のハーレクィンエアが国際線チャーターに使用したが、2000年3月をもって全機退役した。製造時期の事情により機体性能はER型と同等であった。なお2号機のJA8551は路線就航のめどが立たなかったことから1年弱の間大韓航空にリースされた。日本エアシステムのDC10-30は、アメリカ合衆国のノースウエスト航空に売却された。
運航機機体記号型式製造番号最終塗装登録年月日退役年月日備考
1号機JA8550DC-10-30(ER)48315/436ハーレクインエア塗装1988/042000/03ノースウエスト航空へ売却(N243NW)、現:オムニエアインターナショナルN522AX
2号機JA8551DC-10-30(ER)48316/437旧JAS塗装1988/072000/03引き渡し直後から1989/06まで大韓航空にリース(HL7329)、JASピーターパンフライト塗装機・ノースウエスト航空へ売却(N244NW)、現:オムニエアインターナショナルN531AX
ミネベアの子会社のミネベア航空もボーイング707に変わる主力貨物・従業員輸送機材として元サベナ・ベルギー航空(機体記号:OO-SLB,製造番号:47907/157)の貨客混載型の-30CF型(機体記号:N10MB)を1995年から運行していたが、2002年の同社の清算に伴い運行を終了した。