BASIC(ベーシック)は手続き型言語の一つ。
BASICとはBeginner's All purpose Symbolic Instruction Codeの略(頭字語)であるとされる。また、BASIC FORTRANの略ともいわれる。英単語の「Basic(基礎)」の意味も持つと考えられる。
目次
1 概要
1.1 主な特徴
1.2 主な予約語と構文
1.2.1 非構造的な構文
1.2.2 実行制御・編集支援命令
2 歴史
2.1 8ビットパソコンの普及とBASIC
2.2 互換性とBASIC
2.2.1 方言の例
2.2.2 メイン・メモリの制限による処理系の実装例
2.2.3 中間コードサイズを小さくしたり処理を速くする主なテクニック
2.3 パソコン用BASICとコンパイラ
2.4 構造化とBASIC
2.4.1 Full BASIC
2.4.2 QuickBASIC
2.4.3 RATBAS
2.4.4 その他
2.5 GUI時代とBASIC
2.6 オブジェクト指向とBASIC
3 主なBASIC
3.1 現在のパソコンのBASIC
3.2 ゲーム機などのBASIC
3.3 過去のパソコンなどのBASIC
4 関連書籍
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FORTRANの文法が基になっており、初心者向けのコンピュータ言語として、1970年代以降のコンピュータ(特にパソコン)で広く使われた。パソコンがCUI環境からGUI環境となった現在でも、Windowsアプリケーションの主力開発言語であるVisual Basicの文法に影を残している。
歴史的な経緯からFORTRAN、C言語と比較されることが多い。
対話型の編集・実行環境がある(コマンドライン型のコンパイラ以外)
古い処理系では行頭に行番号を必要とし、分岐をGOTOに依存する。現在でも互換性のために両者を残している処理系もある
初心者に優しい字句の方針を持つ
予約語の大文字と小文字を区別しない(大文字を基本とする処理系が多く、強制的に大文字に変換される処理系もあった)
算術演算子以外の記号は極力使わない。論理演算子はAND、OR、XOR、NOTである。括弧は演算の優先順位も、関数の引数も、配列もすべて「()」のみを用いる。ブロックも「{}」のような括弧ではなく「FOR文からNEXT文までの間」といった構文により指定する。
等価演算子に数学と同じ表記の「=」が使える。代入構文(LET文およびその省略形)で用いられた場合に代入演算子と解釈される。C言語では代入演算子と区別するため等価演算子に「==」が使われるため,誤って「=」とされるミスが発生するが,BASICではそのような問題は起こらない。
プログラムは命令と関数からなる。
これらの名は予約語とされ、変数名に用いることはできない
変数は基本的に実数型と文字列型である
中でも文字列操作は柔軟にできるようになっている。文字列型は変数名の末尾に「$」をつけて区別することが多い。
処理系によっては実数型に単精度・倍精度・整数を区別できたり、文字列との区別をしないバリアント型を持つものもある
実数型同士に明示的型変換(キャスト)を必要としない
明示的な変数宣言を必要とせず、使用し始めたところで宣言したものと解釈される
変数は自動的に初期化される(実数型は0、文字列型は空文字列)
定数や構造体をサポートしていないことが多い