2010年問題
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2010年問題(にせんじゅうねんもんだい)とは、医薬品業界において2010年前後に大型医薬品の特許が一斉に切れ、各メーカーの収益に重大な影響をもたらすと懸念されている問題である。
目次

1 概要

2 影響

3 2010年前後に特許切れする主な医薬品

3.1 2008年

3.2 2009年

3.3 2010年

3.4 2011年

3.5 2012年

3.6 2013年


4 関連項目

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概要

医薬品は特許制度によって保護されており、各社が特許申請し、認められた範囲の構造の化合物は、一定期間(通常20年)の間他社が勝手に製造・販売してはならないとされている。しかしこの期間が経過した後は、他社が同じ構造の薬を販売することが許されるようになる。こうした後発医薬品(いわゆるジェネリック医薬)は、臨床試験の巨大なコストの負担がないため、先発品に比べて遥かに安く販売できる。特にアメリカではジェネリックへの転換が速く、特許が切れると途端に売り上げが半減することも珍しくない。

1990年前後は大型医薬品(ブロックバスター)の発売が相次ぎ、これらが医薬品メーカーの収益を支えてきた。しかしこれらの医薬は2010年前後に相次いで特許切れを迎える予定であり、これらが一斉にジェネリックに置き換われば大手製薬企業の収益が激減する可能性が大きい。


影響

他業種に比べた製薬業界の著しい特色として、少ない商品数で巨大な売り上げ・利益を得ている点が挙げられる。従って一つでも大型商品の売り上げが失われれば、巨大メーカーといえども大きな打撃を受けることになる。

特許切れによる利益減少を埋め合わせるためには新薬の開発しかないが、臨床試験の厳格化・新規医薬のターゲットの枯渇などにより、新薬の上市数は減少傾向にあるのが現状である。実際、2010年以降の売り上げを支えるだけの医薬候補品を十分に抱えていると見られる企業はそう多くない。

これらを見越し、各社は今後の成長領域と見込まれる抗体医薬などのバイオ医薬品領域に力を入れ始めている。このためこうした技術を持つバイオベンチャーの大型企業による買収が盛んになっており、また大企業同士の合併・買収がさらに起こる可能性も指摘されている。


2010年前後に特許切れする主な医薬品


2008年

フォサマック - メルク

プログラフ - アステラス製薬

アムロジン/ノルバスク - 大日本住友製薬、ファイザー製薬

オノン - 小野薬品

ラジカット - 田辺三菱製薬


2009年

タケプロン - 武田薬品

ハルナール - アステラス製薬


2010年

コザール - メルク

アリセプト - エーザイ

クラビット - 第一三共

パキシル - グラクソスミスクライン


2011年

リピトール - ファイザー製薬

アクトス - 武田薬品


2012年

シングレア - メルク

バイアグラ - ファイザー製薬

ブロプレス - 武田薬品


2013年

パリエット - エーザイ


関連項目

年問題

この項目「2010年問題」は、薬学に関連した書きかけの項目です。加筆・訂正などをして下さる協力者を求めています(ポータル 医学と医療ウィキプロジェクト 薬学)。

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更新日時:2008年8月29日(金)08:22
取得日時:2008/09/06 12:53


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki