2008年中華民国総統選挙
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候補者


主な政党からの候補者


番号政党名総統・副総統候補者略歴
1民主進歩党総統謝長廷

民進党主席(2000年〜2002年)

高雄市長(1998年〜2005年)

行政院長(2005年〜2006年)

副総統蘇貞昌

屏東県長(1989年〜1993年)

台北県長(1997年〜2004年)

行政院長(2006年〜2007年)

2中国国民党総統馬英九

国民党主席(2005年〜2007年)

台北市長(1998年〜2006年)

副総統蕭萬長

行政院長(1997年〜2000年)

国民党副主席(2000年〜2005年)

謝候補への投票者は投票用紙に?を、馬候補への投票者は投票表紙に?を記入する記名式投票である。


その他の立候補予定者

立候補にあたっては、2004年の総統選挙あるいは2008年の立法委員選挙で5%を超える票を得た政党(上記の2政党のほか、親民党が該当[1])が総統・副総統候補を推薦できるほか、その他の小政党・無所属の者も一定数の署名があれば候補者になれる。これに基づき、客家党の林金英と宋楚瑜(親民党の宋楚瑜とは同姓同名の別人)、大道慈悲済世党の王崇任と趙連出、無所属の蕭陽義と張振徳が立候補を目指したが期日までに規定の署名が集まらず、民主進歩党と中国国民党の2党の候補者による直接対決となった。

このほか、署名による立候補届出の動きを行わなかったものの、立候補の意向を示したことがある人物として、黄越綏、柯賜海、蔡勝文、陳源奇、洪熙寧、張俊宏がいた。


主な政党における予備選挙


民主進歩党

国民党馬英九主席の出馬表明を受けて、民進党の中央常務委員会は2007年2月14日、総統選挙の告示を3月1日に行うことを決定した。当初の予備選挙のスケジュールは、

3月5日9日:立候補受付

5月6日:党員投票

5月7日28日:世論調査

5月30日:候補者決定

というものであった。

党内で最初に出馬を表明したのは、元行政院長謝長廷で、2月16日に早々と出馬表明を行った。さらに、2月22日には民進党主席の游錫?が、25日には行政院長の蘇貞昌が相次いで出馬宣言を行った。3月6日になって呂秀蓮副総統が出馬を表明すると共に、予備選挙への受付を行った。既に出馬を表明していた3人はそれぞれ8日に受付を行い、民進党の「四天王(四大天王)」と呼ばれる4人で選挙戦を争う構図となった。

台湾社による討論会(呂は不参加)や、党主催による3回のテレビ討論会を経て、5月6日に党員投票が行われた。投票率は56.11%だった。

順位名前得票得票率
1謝長廷62,85144.66%
2蘇貞昌46,99733.40%
3游錫?22,21315.78%
4呂秀蓮8,6686.16%

党員投票の結果、謝長廷が他の候補を大きく引き離し、次点の蘇貞昌との差が1万6,000票近くもあったことから、また事前の各種世論調査でも謝長廷のリードが伝えられていたこともあり、蘇貞昌と游錫?はその日のうちに予備選挙からの撤退を表明。呂秀蓮は、当初こそ選挙戦を続けると表明していたが、翌日に予備選挙撤退と謝長廷の支持を表明した。3人の候補者が予備選挙の辞退を宣言したことにより、世論調査を行わずに予備選挙を終了することとなった。5月30日、正式に謝長廷が民進党の候補者として決定された。

謝長廷が副総統候補として誰を指名するかについて、蘇貞昌や葉菊蘭元行政院副院長の名前が挙がっていたが、8月15日に蘇貞昌を副総統候補に指名した。


中国国民党

2005年7月に行われた党主席選挙で、馬英九王金平立法院長に20万票以上の大差をつけるなど、以前から馬英九が国民党の候補者に選ばれる空気が出来上がりつつあった。しかし、2006年後半から取りざたされた台北市長時代の特別支出費に関する横領疑惑で状況が一変する。2007年2月に馬英九が起訴されると、2月13日に中央常務委員会を開き、起訴された段階で党員としての権利が停止され一審で有罪となれば除名されるという「排黒条款」について、党章に抵触するとして無効とする見解を示した。しかし、このことがかえって馬英九を総統選挙の候補者にするためのものだという批判を呼んだ。

国民党の予備選挙には、馬英九のほかに高雄師範大学の雷僑雲教授が出馬を表明したが、雷僑雲は予備選挙への登録に必要な署名を集めることができなかった。また、出馬が有力視されていた王金平も立候補の表明を行わなかった。このため、予備選挙への登録を行えたのは馬英九ただ一人という状況になり、国民党は5月2日、中央常務委員会において馬英九を総統選挙の候補者とすることを正式に決定した。

総統選挙には副総統候補とペアで立候補することになるが、馬英九はこの人選に苦労することになる。当初、副総統候補を王金平と考えていたが、互いの意見が一致せず、両者の話し合いは5月31日に決裂する。6月23日、副総統候補として蕭萬長元行政院長が最終的に選ばれた。


立法委員選挙

詳細は第七回中華民国立法委員選挙を参照

総統選挙の前哨戦として2008年1月に立法委員選挙が行われた結果、中国国民党が立法院の定数の3分の2を超す81議席を獲得し大勝した。これにより、国民党は単独で総統を罷免できる権限を手に入れた。さらに親民党や無所属議員等と協力すれば、憲法改正も可能となる。

一方の民主進歩党は27議席しか獲得できず、惨敗した。民進党と同じ泛緑連盟に属する台湾団結連盟にいたっては、候補者が全員落選して議席を獲得できなかった。


争点

中国との統一共同市場の設立を行うべきか否か。馬候補は行うべきだとしているが謝候補は認めるべきではないとしている。李登輝は国の独立を守るためにも認めるべきではないとして3月20日に謝候補への投票を表明した。

中国で取得した学歴や資格を台湾でも認めるか否か。馬候補は認めるとしているが謝候補は失業者が増えるとして認めるべきではないとしている。


謝長廷候補の主張した政治姿勢


政治路線


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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