この項目では色を扱っています。
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黒
black
16進表記#000000
RGB(0, 0, 0)
CMYK(0, 0, 0, 100)
HSV(-°, -%, 0%)
マンセル値N1
備考
出典
この項目では色の黒について記述しています。英語圏の姓のBlackについてはブラックをご覧ください。
黒(くろ)とは色の一つで、無彩色。煤や墨のような色である。光が人間の可視領域における全帯域にわたりむらなく感得されないこと、またはそれに近い状態、ないしそのように人間に感じられる状態である。黒は下のような色である。
日本語の「くろ」や漢字の「玄」は、「玄米」「黒砂糖」というように、翻訳においては、黒、茶色・褐色とblack,brownが整合しないがある。
また、「黒」は有を現し、「有罪」や「陽性」などを意味することがある。(後述)
目次
1 光としての黒
2 物体色としての黒
3 黒の色料
3.1 カーボンブラック Carbon Black
3.2 油煙 Lump Black
3.3 植物性黒 Vegetable Black
3.4 骨炭 Bone Black
3.5 黒鉛 Graphite
4 黒に関する項目
4.1 闇の色としての黒
4.2 中立色としての黒
4.3 「有」のイメージとしての黒
4.4 墨のイメージとしての黒
4.5 ゲームにおける黒
4.6 その外の黒のイメージ
5 黒(ブラック)を含む言葉
5.1 黒
5.2 ブラック
6 近似色
7 関連項目
8 参考文献
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Black (webcolor)
16進表記#000000
色を光として見るとき、黒は、光がほとんどまったくない状態を意味する。例えばRGBにおいては、3色ともない状態である。 従って、本来ブラウン管は黒として発色することはできないため、TV映像では他の色とのコントラストの調整によって人の目には強い黒として錯覚させている。ちなみに、ウェブブラウザでBlackと指定したときは、#000000として定義される。
物体の黒は、すべての波長の光を吸収する色である。絵具の三原色の3色を混ぜる(減法混色)と黒になる。ただし、全ての波長を完全吸収する物質(黒体と呼ばれる)は存在しない。黒光りという言葉があるが、黒の色材(絵具や塗料)に光沢を付与すれば実現できる。「黒光り」という語は塗装面の平滑さなどから来る艶、表面反射を意味していると言える。
カーボンブラックは、広義には炭素からなる黒色顔料の総称として使われ、後述のランプブラックやボーンブラックを含む。黒色顔料の名称としてカーボンブラックと呼ぶ場合、チャンネルブラックやファーネスブラックなどの極微細カーボンブラックを指す。チャンネルブラックは著しい漆黒度と着色力を持ち、粒子の直径は僅か10nmである。ファーネスブラックは、表面が不活性で、通常カーボンブラックとして取引されているもののほとんどはファーネスブラックである。
ランプブラックは油を不完全燃焼させて得た「煤」である。使用の歴史は数千年前に遡る。生産効率は悪いが足色に美しい青みが出る特異な色合いの顔料である。
植物性黒は植物原料を炭化させたもので、使用材料によって「葡萄蔓黒・葡萄蔓炭、バインブラック(Vine Black)」、「桃核黒・桃核炭、ピーチブラック(Peach Black)」などと命名されるが慣用名になっており、例えば「ピーチブラック」を冠する製品は存在するものの広く一般に入手可能な製品に桃核黒・桃核炭を使用した製品は存在しない。一部製品のラベルには植物性黒の使用が記されているが、顔料は既に払底しており実情と異なる。真正の桃核黒・桃核炭を望むならば、例えば火鉢や鞴などの簡便な道具を用いて自作するほかない。このときなるべく高温で焼成すると植物性黒らしい青味の強い黒色顔料を作ることが可能である。ただし当然ながら火には注意しなければならない。植物性黒のColour Index Generic Nameは、Pigment Black 8。
獣骨を焼成し製造した黒色顔料。主成分は燐酸カルシウムで発色成分である炭素は10%前後に過ぎない。この値は原料骨によって左右される。象牙は有機物含有量が高いために、象牙黒炭素を多く含有する着色力が強い黒色顔料を作ることができる。油絵具などに見られる「アイボリーブラック」のアイボリー(象牙)は名前ばかりで実際には牛などの骨による骨炭が使用されている。しかし2007年新たに発売された国産ブランド油絵具「油一」の「アイボリーブラック」には真正の象牙による骨炭が贅沢に使用されていおり、一部で話題となった。
黒鉛は平面状の分子がきちんと層状に積み重なったもので、炭素の原子が蜂の巣状(六角形が二次元的に繰り返された)に共役結合した平面分子である。現在グラファイトは顔料の形で購入可能であり、鉛筆から手作りした鉛筆の粉とは性質が異なる。